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野火 (新潮文庫) 文庫 – 1954/5/12

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商品の説明

受賞歴

第3回(1951年) 讀賣文学賞小説賞受賞

内容紹介

敗北が決定的となったフィリッピン戦線で結核に冒され、わずか数本の芋を渡されて本隊を追放された田村一等兵。野火の燃えひろがる原野を彷徨う田村は、極度の飢えに襲われ、自分の血を吸った蛭まで食べたあげく、友軍の屍体に目を向ける……。平凡な一人の中年男の異常な戦争体験をもとにして、彼がなぜ人肉嗜食に踏み切れなかったかをたどる戦争文学の代表的名作である。

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登録情報

  • 文庫: 182ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (1954/5/12)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4101065039
  • ISBN-13: 978-4101065038
  • 発売日: 1954/5/12
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5 60件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: Kindle版 Amazonで購入
塚本晋也が監督した映画版がとても衝撃的で、原作を読み返したくなりKindleで購入しました。

私は30代で、はじめて本作を読んだのは大学時代でした。当時は、人肉食の問題や戦後のトラウマを扱った後半部のインパクトが強かったのですが、いま読み返してみると、主人公の田村一等兵が「不要物」として軍隊を追放される前半部が印象に残ります。

本作は戦争文学に分類されますが、そもそも既に戦争の体を成していない状況から始まります。「戦争」と言いながら、敵との戦いや争いはほとんど描かれません。作戦は存在せず、組織の命令系統は完全に崩壊していて、極度に腹を空かした男たちが食糧を求めている「だけ」です。

肺病を患った田村は、中隊からも病院からも見捨てられて、熱帯の広大な原野にひとり放たれます。六本の芋を手にして、彼はあてもなくさまよいます(と、書くのは不正確で、彼には死という明確な「あて」があります)。

「名状し難いものが私を駆っていた。行く手に死と惨禍のほか何もないのは、既に明らかであったが、熱帯の野の人知れぬ一隅で死に絶えるまでも、最後の息を引き取るその瞬間まで、私自身の孤独と絶望を見究めようという、暗い好奇心かも知れなかった。」(前半部より)

戦争を描くというよりも、共同体に棄てられた人間の
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形式: 文庫
本書は、生還率3%と太平洋戦争中最も苛酷な戦場となったレイテ島において、
実際にあったと言われる兵士同士の人肉食いがテーマとなっている。
こういう事態が起こった背景には、補給を殆ど無視した軍の無謀な作戦によって
多くの兵士が飢餓状態に陥ってしまったという事実がある事を一応指摘しておきたい。
本書で描かれた兵士同士の人肉食いを通して、
極限状態に置かれた人間が、どこまで人間としての尊厳を保つ事が出来るのか?
そもそも人間性とは何かについて考えさせられる。
そして「人間はどんな異常の状況でも受け容れることが出来るものである」
という本文中の言葉から、人間性を超えた生命力の凄まじさを感じた。
文学作品としても再度棒線を引きながら熟読してみたい程、
文学的完成度の高い傑作だと思う。
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形式: Kindle版
若い頃から読まねばならない本と認識していたのに、今回、手にするまでに長い期間が経過してしまったのが、『野火』(大岡昇平著、新潮文庫)である。

この本の凄まじさは、この箇所を読めば明らかとなる。「私はなんの反省もなく食べている。しかもそれは私が一番自分に禁じていた、動物の肉である。肉はうまかった。その固さを、自分ながら弱くなったのに驚く歯でしがみながら、何かが私に加わり、同時に別の何かが失われて行くようであった。私の左右の半身は、飽満して合わさった。私の質問する眼に対し、(戦友の)永松は横を向いて答えた。『猿の肉さ』『猿?』『こないだ、あっちの森で射った奴を、干しといたんだ』」。

「日が暮れ、焚火の火の赤さが増した。(戦友の)安田と永松はそれぞれ雑嚢から、猿の干肉を出し、火の上に載せた。安田は一枚、永松は二枚出した。そのうち一枚は私の分であった」。

「私は銃声のした方へ駈けて行った。林が疎らに、河原が見渡せるところへ出た。一個の人影がその日向を駈けていた。髪を乱した、裸足の人間であった。緑色の軍服を着た日本兵であった。それは永松ではなかった。銃声がまた響いた。弾は外れたらしく、人影はなおも駈け続けた。振返りながらどんどん駈けて、やがて弾が届かない自信を得たか、歩行に返った。そして十分延ばした背中をゆっくり運んで、一つの
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形式: 文庫
大岡昇平が、自らの戦争体験を基に極限状態に追い詰められた人間を描いた、戦争文学の代表作。終戦間もない1951年に発表されている。
舞台は第二次大戦末期のフィリピンのレイテ島。主人公は、結核を患って所属部隊を追われ、ジャングルを彷徨うが、途中で出会った敗残兵は空爆、飢餓、病気で次々と倒れていく。そして、食料欲しさに現地人の女を撃ち殺し、遂に、再会した戦友から与えられた「猿の肉」を食べることになる。。。
記憶喪失の状態で復員した主人公が、精神病院で次第に識別と記憶を取り戻していき、医師から療法のひとつとして勧められて綴った戦地での体験は壮絶なものであった。
そして、レイテでの体験を書き終えた主人公は、家族と普通の生活を送ることを拒否し、「朝夕配られて来る新聞紙の報道は、私の最も欲しないこと、つまり戦争をさせようとしているらしい。(中略)戦争を知らない人間は、半分は子供である。」と語る。
ロラン・バルトは、「文章はいったん書かれれば、作者自身との連関を断たれた自律的なもの(テクスト)となり、多様な読まれ方を許すようになる」と説いたが、私は本作品のメッセージを、極限状態に置かれた人間の生に執着する逞しさとして捉えることはしない。
先の戦争が生んだ悲劇・惨劇は、南方や沖縄での地上戦、広島・長崎への原爆投下、終戦間際の特攻隊、戦後のシベリア抑留
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