「品切れ重版未定です」
出版社は、絶版商品をたいていはそう表現します。
というのも、いつか、何かでその本を再び印刷して世の中に出すかもしれないから。
しかしながら、そんなことはまずもってほとんどなく、こう言われた商品はじわじわと市場在庫がなくなるとともに姿を消してしまいます。
ゆえに、このタイトルにもなっている「重版未定」という言葉は本当に重くて、特にたくさんの在庫を抱えることもできず、吹けば飛びそうな資本しか持たない中小出版社にとっては、自社本の死刑宣告に等しいとも言えます。
ですから、まだ刊行して日が浅い本に対してこれを言わねばならないときには「ああ、売れなかったなあ」としみじみと思うのであります。
…そんな零細版元の編集者の日常を書いているだけの漫画です。
絵がさしてうまい訳でもなく、奇抜な事件が起きる訳でもなく、ただ淡々と過ごす編集者の日常に、本というメディアならではの面倒くさい流通システムのことや業界状況などがことこまかに解説されていて、それが同業界の人には「ああ、あるある」と思わせるし、何も知らない人でも楽しめるのではないでしょうか。
少なくとも、同じく零細版元に勤める身としては「あああるある。あるある。あるある…ありすぎるなあ、この人自分かな」と思えるような代物でした。
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重版未定 コミック – 2016/11/26
史上初!? 弱小出版社に勤務する編集者が主人公、リアルすぎる出版業界マンガ。ウェブの人気連載、待望の単行本化。
出版とは何か? 編集者とは何か? 編集業務から営業、書店、取次まで、赤裸々に描かれた出版界の内部事情。業界用語には詳細な注付き。
出版に興味のある方・出版界に就職を希望する学生・出版関係者、必読の1冊。
単行本化にあたり用語注などを全面的に加筆修正し、ウェブ版では読めない描き下ろし漫画・コラムなど50ページ分を追加収録。
◎目次:
第1話 入稿
第2話 校了
第3話 企画会議
第4話 見本出来
第5話 客注
第6話 客注 その2
第7話 取次
第8話 書店営業
第9話 イベント
第10話 遅出
第11話 原稿取り
第12話 原稿取り その2
第13話 入稿 その2
第14話 決算
第15話 辞表
おまけ 社員旅行
あとがき
出版とは何か? 編集者とは何か? 編集業務から営業、書店、取次まで、赤裸々に描かれた出版界の内部事情。業界用語には詳細な注付き。
出版に興味のある方・出版界に就職を希望する学生・出版関係者、必読の1冊。
単行本化にあたり用語注などを全面的に加筆修正し、ウェブ版では読めない描き下ろし漫画・コラムなど50ページ分を追加収録。
◎目次:
第1話 入稿
第2話 校了
第3話 企画会議
第4話 見本出来
第5話 客注
第6話 客注 その2
第7話 取次
第8話 書店営業
第9話 イベント
第10話 遅出
第11話 原稿取り
第12話 原稿取り その2
第13話 入稿 その2
第14話 決算
第15話 辞表
おまけ 社員旅行
あとがき
- 本の長さ232ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2016/11/26
- ISBN-104309277888
- ISBN-13978-4309277882
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商品の説明
著者について
川崎昌平(かわさき・しょうへい)
1981年、埼玉県生まれ。作家、編集者。2007年、「ネットカフェ難民」で流行語大賞受賞。著書に『ネットカフェ難民』『自殺しないための99の方法』『小幸福論』『はじめての批評』他。
1981年、埼玉県生まれ。作家、編集者。2007年、「ネットカフェ難民」で流行語大賞受賞。著書に『ネットカフェ難民』『自殺しないための99の方法』『小幸福論』『はじめての批評』他。
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2017年11月13日に日本でレビュー済み
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14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2016年12月12日に日本でレビュー済み
ドラマの舞台となるのは、大手出版社の花形編集部ばかりで、中小出版社の編集部の実態など
取り上げられることもない。ましてや営業部が何をしてるのかなんて(出版業界の人間以外)誰も知らない。
漂流社の営業マンバケツ氏が、数年前に営業した店にならまだ版元品切れのあの本があるはず、と分かるのは
別にバケツ氏の記憶力が凄いわけでなく、大手と違って置いてもらっている書店がそもそも少ないから、自社の本が
置いてある棚を把握できちゃう。
この辺も「中小出版社あるある」で非常にリアルである。
取り上げられることもない。ましてや営業部が何をしてるのかなんて(出版業界の人間以外)誰も知らない。
漂流社の営業マンバケツ氏が、数年前に営業した店にならまだ版元品切れのあの本があるはず、と分かるのは
別にバケツ氏の記憶力が凄いわけでなく、大手と違って置いてもらっている書店がそもそも少ないから、自社の本が
置いてある棚を把握できちゃう。
この辺も「中小出版社あるある」で非常にリアルである。
2016年12月12日に日本でレビュー済み
ああ、泣ける。
そもそもドラマとかアニメとかに出てくる編集者というのは超大手企業に勤める花形編集者ばかりで、私のような弱小出版社のビジネス・実用書出版社が認知されることはまずないのだが、本書はまさにそうした、普段日に当たらないへっぽこ編集者の日常をリアリティとユーモアをまぶしながら描いたものである。
絵は下手だが、絵心があり、なんとなく読んでいると切なくなる。
ちょっと古臭いところもあるが、おおむね共感できる。
ちなみにネットで無料で読める。
そもそもドラマとかアニメとかに出てくる編集者というのは超大手企業に勤める花形編集者ばかりで、私のような弱小出版社のビジネス・実用書出版社が認知されることはまずないのだが、本書はまさにそうした、普段日に当たらないへっぽこ編集者の日常をリアリティとユーモアをまぶしながら描いたものである。
絵は下手だが、絵心があり、なんとなく読んでいると切なくなる。
ちょっと古臭いところもあるが、おおむね共感できる。
ちなみにネットで無料で読める。





