『重力〈02〉』は所蔵しているが、『重力〈01〉』は手元にない。ただ以前読んではいて、特に「連続インタヴュー 雑誌、同人誌の構想と現実」のなかの古井由吉のパートが強く印象に残っている。平凡社がバックの季刊雑誌『文体』について語ったものだが、随分原稿料を高く奮発したんだなあというのが記憶にある。
ところでこの『重力』は2冊で終わってしまったが、この1冊目が手にしにくいようだ。中古価も高い。そう思っていたら昨日池袋で映画『コスモス』を観るついでに立ち寄ったジュンク堂に、ちょっと「天」とか「小口」とかの変色があったものの本書があった。一瞬購入しようかと思ったが、結局やめた。本書をなんとしても入手したいと思う方に本文が眼にとまったら、もちろんその時まだ店頭に本書があったら、という場合につきだが、幸いである。
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