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邪魔(下) (講談社文庫) 文庫 – 2004/3/15
もうどこにも、逃れる場所はない。2002年版「このミステリーがすごい!」第2位、第4回大藪春彦賞受賞。九野薫、36歳。本庁勤務を経て、現在警部補として所轄勤務。7年前に最愛の妻を事故でなくして以来、義母を心の支えとしている。不眠。同僚花村の素行調査を担当し、逆恨みされる。放火事件では、経理課長及川に疑念を抱く。わずかな契機で変貌していく人間たちを絶妙の筆致で描きあげる犯罪小説の白眉。(講談社文庫)
- 本の長さ390ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2004/3/15
- 寸法10.8 x 1.6 x 14.8 cm
- ISBN-104062739682
- ISBN-13978-4062739689
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
九野薫、36歳。本庁勤務を経て、現在警部補として、所轄勤務。7年前に最愛の妻を事故でなくして以来、義母を心の支えとしている。不眠。同僚・花村の素行調査を担当し、逆恨みされる。放火事件では、経理課長・及川に疑念を抱く。わずかな契機で変貌していく人間たちを絶妙の筆致で描きあげる犯罪小説の白眉。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
奥田/英朗
1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライター、構成作家を経て1997年『ウランバーナの森』(講談社文庫)でデビュー。第2作目の『最悪』が話題となりロングセラーに。『邪魔』で第4回大薮春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライター、構成作家を経て1997年『ウランバーナの森』(講談社文庫)でデビュー。第2作目の『最悪』が話題となりロングセラーに。『邪魔』で第4回大薮春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2004/3/15)
- 発売日 : 2004/3/15
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 390ページ
- ISBN-10 : 4062739682
- ISBN-13 : 978-4062739689
- 寸法 : 10.8 x 1.6 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 125,037位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 2,420位講談社文庫
- - 2,564位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- - 4,219位日本文学
- カスタマーレビュー:
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著者について
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1959年、岐阜県生まれ。プランナー、コピーライターなどを経て作家活動に入る。2002年『邪魔』で大藪春彦賞、04年『空中ブランコ』で直木賞、07年『家日和』で柴田錬三郎賞、09年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を受賞。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 無理 (ISBN-13: 978-4163285801 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.9
星5つ中の3.9
103 件のグローバル評価
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トップレビュー
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殿堂入りベスト50レビュアー
Amazonで購入
下巻を読み終え読後感の悪さが否めない。確かに物語に出てくる登場人物達は皆、個性的であり、それぞれの行動が下巻に入ってスピード感を増します。ただ、展開が読めないため非常に引き込まれていきます。ネタバレしてはいけないので詳細は記載しませんが、ここまでただの平凡な、いや、ちょっと上巻では気弱な専業主婦がこうも、変貌するのか!と驚きの連続です。ほんの夫の起こした事件が夫婦という微妙なバランス、まるでドミノのように倒れていく。ただ、ドミノ倒しなら驚きはないが、こうまでして主人公、恭子が守りたかった物はなんだったのだろうか。また、九野刑事には、まさかの事実がラストで分かり衝撃的!面白さで言えば、確かに面白い。ただ、誰かこの登場人物達に幸せを望めないまでも、平凡が実に幸せかを、また平凡であることの難しさをこれほど、訴えてくる作品はないでしょう。ただ読後感は何だか哀しい。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2006年10月27日に日本でレビュー済み
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犯罪小説というよりも、「放火犯は・・・夫?」と疑惑を抱いた主婦の、苦悩と変容を描いた物語。
市井の人間の「普通の幸せ」が、あまりにもあっさりと壊れていく様子は、つい「もしうちの夫が・・・」と妄想してしまう。「誰にでも起きうる」「人ごとではない」と思われて恐ろしい。彼女の心の動きは本当にリアルだと思う。読むのがしんどくなるくらい。
もう一人の主人公の話も同時進行するのだけれど、こっちは不必要とまでは言わないけど、まあ、添え物。こちらにも比重をおいて読めれば「犯罪小説」「大藪晴彦賞受賞」というのもわかる。
長い物語だけど、飽きることなく読みやすく、時間つぶしには最適。ただし、読後感は爽快!とは言いがたし。筆力のある作家の、リアルな話だからこそ、疲れる。・・・おもしろくはあるんだけど。
市井の人間の「普通の幸せ」が、あまりにもあっさりと壊れていく様子は、つい「もしうちの夫が・・・」と妄想してしまう。「誰にでも起きうる」「人ごとではない」と思われて恐ろしい。彼女の心の動きは本当にリアルだと思う。読むのがしんどくなるくらい。
もう一人の主人公の話も同時進行するのだけれど、こっちは不必要とまでは言わないけど、まあ、添え物。こちらにも比重をおいて読めれば「犯罪小説」「大藪晴彦賞受賞」というのもわかる。
長い物語だけど、飽きることなく読みやすく、時間つぶしには最適。ただし、読後感は爽快!とは言いがたし。筆力のある作家の、リアルな話だからこそ、疲れる。・・・おもしろくはあるんだけど。
2019年7月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
(下)は、展開が、早く ラストも なんか 中途半端な感じする。
VINEメンバー
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(上巻のレビューの続き)
■スーパーにパート勤務する平凡な四人家族の主婦・及川恭子
■恭子の夫が被害にあった放火事件を担当する刑事・九野薫
■オヤジ狩りを九野薫にしてしまった不良高校生・渡辺裕輔
以上が主な登場人物である。九野薫が中心となるストーリー展開ではあるが、私は及川恭子こそがこの作品の主人公だと思う。ホームドラマの主役にしか思えなかった彼女が、日常の中の小さな出来事を経るうちに変貌していく様が見事である。また、事件としては単純な、及川恭子の夫が被害にあった放火事件が簡単に解決しない様を通して、人間社会の複雑さも見事に描き出している。テクニックに走らないオーソドックスな手法で書き上げられた、すばらしいエンタテインメント作品である。
■スーパーにパート勤務する平凡な四人家族の主婦・及川恭子
■恭子の夫が被害にあった放火事件を担当する刑事・九野薫
■オヤジ狩りを九野薫にしてしまった不良高校生・渡辺裕輔
以上が主な登場人物である。九野薫が中心となるストーリー展開ではあるが、私は及川恭子こそがこの作品の主人公だと思う。ホームドラマの主役にしか思えなかった彼女が、日常の中の小さな出来事を経るうちに変貌していく様が見事である。また、事件としては単純な、及川恭子の夫が被害にあった放火事件が簡単に解決しない様を通して、人間社会の複雑さも見事に描き出している。テクニックに走らないオーソドックスな手法で書き上げられた、すばらしいエンタテインメント作品である。
2018年1月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
女房が読みたいというので購入。女房好みの推理がとても面白かったそうです。