どこにでもいる平凡な主婦。夫が放火事件の被害者になり入院した。まだ下巻を読んでいないのでわからないが、とても読みやすい。
夫が被害者のはずが、警察がやってくる。次から次へと登場人物が増えて、点が線に結びつく。ただ、主婦の恭子は、だんだんと夫の事が分からなくなってくる。果たして夫は、実は犯人なのだろうか?疑心暗鬼になってくる。まだ下巻を読んでないので、全くわからないし、上巻は謎だらけ。ただ、この作品、面白いと思っているのは、どれだけの家族がパートナーの事を本当に知っているだろうか?どれだけ分かりあっているつもりでいても家族の事の全て分かっているなんてあるだろうか?わかってると思っていても小さなほころびから疑心暗鬼になる事ってあるかもしれない。とてもリアルだと感じた。下巻が楽しみ!
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邪魔(上) (講談社文庫) 文庫 – 2004/3/15
及川恭子、34歳。サラリーマンの夫、子供2人と東京郊外の建売り住宅に住む。スーパーのパート歴1年。平凡だが幸福な生活が、夫の勤務先の放火事件を機に足元から揺らぎ始める。恭子の心に夫への疑惑が兆し、不信は波紋のように広がる。日常に潜む悪夢、やりきれない思いを疾走するドラマに織りこんだ傑作。(講談社文庫)
この小さな幸せは、誰にも壊させない。
2002年版「このミステリーがすごい!」第2位
第4回大藪春彦賞受賞
及川恭子、34歳。サラリーマンの夫、子供2人と東京郊外の建売り住宅に住む。スーパーのパート歴1年。平凡だが幸福な生活が、夫の勤務先の放火事件を機に足元から揺らぎ始める。恭子の心に夫への疑惑が兆し、不信は波紋のように広がる。日常に潜む悪夢、やりきれない思いを疾走するドラマに織りこんだ傑作。
この小さな幸せは、誰にも壊させない。
2002年版「このミステリーがすごい!」第2位
第4回大藪春彦賞受賞
及川恭子、34歳。サラリーマンの夫、子供2人と東京郊外の建売り住宅に住む。スーパーのパート歴1年。平凡だが幸福な生活が、夫の勤務先の放火事件を機に足元から揺らぎ始める。恭子の心に夫への疑惑が兆し、不信は波紋のように広がる。日常に潜む悪夢、やりきれない思いを疾走するドラマに織りこんだ傑作。
- 本の長さ414ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2004/3/15
- 寸法10.8 x 1.6 x 14.8 cm
- ISBN-104062739674
- ISBN-13978-4062739672
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
及川恭子、34歳。サラリーマンの夫、子供二人と東京郊外の建売り住宅に住む。スーパーのパート歴一年。平凡だが幸福な生活が、夫の勤務先の放火事件を機に足元から揺らぎ始める。恭子の心に夫への疑惑が兆し、不信は波紋のように広がる。日常に潜む悪夢、やりきれない思いを疾走するドラマに織りこんだ傑作。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
奥田/英朗
1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライター、構成作家を経て1997年『ウランバーナの森』(講談社文庫)でデビュー。第2作目の『最悪』が話題となりロングセラーに。『邪魔』で第4回大薮春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライター、構成作家を経て1997年『ウランバーナの森』(講談社文庫)でデビュー。第2作目の『最悪』が話題となりロングセラーに。『邪魔』で第4回大薮春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2004/3/15)
- 発売日 : 2004/3/15
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 414ページ
- ISBN-10 : 4062739674
- ISBN-13 : 978-4062739672
- 寸法 : 10.8 x 1.6 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 281,350位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 4,768位講談社文庫
- - 6,150位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- - 9,279位日本文学
- カスタマーレビュー:
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著者について
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1959年、岐阜県生まれ。プランナー、コピーライターなどを経て作家活動に入る。2002年『邪魔』で大藪春彦賞、04年『空中ブランコ』で直木賞、07年『家日和』で柴田錬三郎賞、09年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を受賞。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 無理 (ISBN-13: 978-4163285801 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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殿堂入りベスト50レビュアー
Amazonで購入
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2010年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
筆者が得意とするリアルな心理描写で描かれたミステリー。
ミステリーといっても大きな謎があるわけではない。
平凡な主婦、不良の若者、トラウマをかかえた刑事の
三人を主人公を軸に警察組織の汚染や共産主義の活動グループや
ヤクザなどを絡め最後まで一気に読ませる。
しかし、主人公達は結局救われるわけではない。
正直後味の悪さが残った。
読者自身の精神状態が上向きの時はいいかもしれないが、
やや落ち込んでいるときの気分転換の読書には全く不向きだ。
それにしても奥田氏はこのようなダークな小説から
コメディ、微笑ましい短編など本当に作風に幅の広い小説家だ。
ミステリーといっても大きな謎があるわけではない。
平凡な主婦、不良の若者、トラウマをかかえた刑事の
三人を主人公を軸に警察組織の汚染や共産主義の活動グループや
ヤクザなどを絡め最後まで一気に読ませる。
しかし、主人公達は結局救われるわけではない。
正直後味の悪さが残った。
読者自身の精神状態が上向きの時はいいかもしれないが、
やや落ち込んでいるときの気分転換の読書には全く不向きだ。
それにしても奥田氏はこのようなダークな小説から
コメディ、微笑ましい短編など本当に作風に幅の広い小説家だ。
2016年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人はなくて七癖と言うけれど、犯罪に結びつくようなこずるい癖は持ち合わせない方がよい。当たり前の話だ。
生真面目さだけだと利用されて終わり、あまり考えたくはないがそんな世の中なのかもしれない。
一人一人は軌道修正しようとしてもがき苦しみ結果として人を傷つけ破滅に向かっていく事もあるだろう。
「邪魔」のようなシナリオだと残された(置いてきぼりにされた)子供が不憫でならない。
又、受け入れ難い現実もあるのだろう。忘れたい事もあるだろう。
もし続きがあるのなら2人の子供をこの刑事の優しいまなざしで見守れ素直に成長してほしい。
そしていつか主人公の主婦(子供の母)と暮らせる日がくればいい。
生真面目さだけだと利用されて終わり、あまり考えたくはないがそんな世の中なのかもしれない。
一人一人は軌道修正しようとしてもがき苦しみ結果として人を傷つけ破滅に向かっていく事もあるだろう。
「邪魔」のようなシナリオだと残された(置いてきぼりにされた)子供が不憫でならない。
又、受け入れ難い現実もあるのだろう。忘れたい事もあるだろう。
もし続きがあるのなら2人の子供をこの刑事の優しいまなざしで見守れ素直に成長してほしい。
そしていつか主人公の主婦(子供の母)と暮らせる日がくればいい。
2005年8月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
嗜好として,もともとミステリーはあまり読んできませんでした.奥田英朗は好きで,氏の作品をもっと読みたいと思い,ダメもとで購入.私のミステリー嫌いを克服させてくれたのは本書です.
『最悪』と比較してのレビューが多く,ほとんどの方が『最悪』に軍配を揚げているようですが,私は本書のほうが好きです.
といっても,理由は,本当に個人的な好みの問題で,小説としての出来でいえば,確かに『最悪』のほうが良質なのかもしれません.
どこにでもある風景の中に湧き出てくる“邪魔”.ほんの些細なことから,人から恨みをかってしまったり,今までは自分とは無縁と信じていた犯罪に巻き込まれたり….
「ありえるなぁ」と思わせるのが,『奥田ミステリー』の凄さでしょう.ハラハラドキドキ感とともに,切なさも感じられる本書.おもしろかったです.
『最悪』と比較してのレビューが多く,ほとんどの方が『最悪』に軍配を揚げているようですが,私は本書のほうが好きです.
といっても,理由は,本当に個人的な好みの問題で,小説としての出来でいえば,確かに『最悪』のほうが良質なのかもしれません.
どこにでもある風景の中に湧き出てくる“邪魔”.ほんの些細なことから,人から恨みをかってしまったり,今までは自分とは無縁と信じていた犯罪に巻き込まれたり….
「ありえるなぁ」と思わせるのが,『奥田ミステリー』の凄さでしょう.ハラハラドキドキ感とともに,切なさも感じられる本書.おもしろかったです.
VINEメンバー
Amazonで購入
私が評価を☆5つとしたこの著者の作品『最悪』と同じく、本書も主な登場人物の日常の描写から始まる。そして、その登場人物たちの日常に起こった小さな出来事が、やがてある大きな事件に絡んでいく。日常との連続性に説得力がある、この過程の描写が非常に見事で、作品中の出来事が日常と乖離した非現実的なものとしては描かれておらず現実感が増す。また、日常の些細な出来事を通して、登場人物のキャラクターも見事に描き出されているので、作品の中にぐいぐいと引き込まれていく。「ミステリー」として分類される作品でもあるが、謎解きを楽しむ性格のものではない。人間描写とストーリー展開がすばらしい、極上のエンタテインメントである。
(下巻のレビューに続く)
(下巻のレビューに続く)