天才発掘師・西原無量は、戸川海運会長の孫・理人の依頼で、香川県丸亀市本島に向かった。山に眠る遺跡を発掘調査してほしいという。現場には無量の他に犬飼、鳥海、猿渡という3人の発掘者も呼ばれていた。ギャラは破格、発掘方法も独特。各々自由に発掘プランを考え、遺構や遺物を発見するたびポイントが加算、ボーナスがもらえるらしい。しかし無量の元に鬼ヶ島の鬼を名乗る人物から嘆願書が届いて―。大人気遺跡発掘ミステリ!
●桑原 水菜:千葉県生まれ、東京都在住。中央大学文学部史学科卒業。「風駆ける日」で1989年下期コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞後、90年『炎の蜃気楼』でデビュー。同シリーズは累計630万部を超える大ヒットとなる。他の著書に、今作を含む「西原無量」シリーズ、『カサンドラ』、「赤の神紋」シリーズ、「シュバルツ・ヘルツ」シリーズなど多数。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
桑原/水菜
千葉県生まれ。中央大学文学部史学科卒業。「風駆ける日」で1989年下期コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞後、90年『炎の蜃気楼』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)