500ページをこえる著書なので読み終えるのに相当な時間を要したが、章ごとに大きな議題はまとめられているので分かりやすい。他の著書に比べてそれぞれの議題に対する具体例が豊富でページ数が多いのも納得がいく。
基本的にはフリードマンのよくある主張通りで通貨主義と新自由主義の論調である。
もちろん全てが正しく全ての政策が現代に合致し、正の効果を出すかと言われれば疑問もあるものがあるので批判的に見る必要(ネットや逆の論調をとっている書籍などで補完)は必要だろう。
当時の米国の政策の良点、悪点が具体的に分かるのも魅力的である。
現代でも十分な価値を持つ書籍であり、現在の米国政府、日本政府の政策と照らし合わせながら読むと自分の思考を深める一助となると感じました。
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選択の自由―自立社会への挑戦 (日経ビジネス人文庫) 文庫 – 2002/6/1
- 本の長さ692ページ
- 言語日本語
- 出版社日本経済新聞出版
- 発売日2002/6/1
- ISBN-104532191300
- ISBN-13978-4532191306
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
フリードマンが本書で説く「急進的自由主義」は1980年代、レーガン米大統領やサッチャー英首相によって現実の政策になり、経済再活性化の基礎を築いた。この文庫版は長い低迷経済のなかにある日本にとって、ベストタイミングで帰って来たベストセラーだ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
フリードマン,ミルトン
シカゴ大学名誉教授、スタンフォード大学フーヴァー研究所上級研究員。1912年、ニューヨーク生まれ。76年ノーベル経済学賞受賞
フレードマン,ローズ
カルフォルニア州育ち。シカゴ大学大学院で経済学を学ぶ。アメリカ経済学会でリーディングス・シリーズの編集委員を務める。1938年にミルトン・フリードマンと結婚
西山/千明
立教大学名誉教授、スタンフォード大学フーヴァー研究所上級研究員。1924年生まれ。シカゴ大学大学院よりPh.D.を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
シカゴ大学名誉教授、スタンフォード大学フーヴァー研究所上級研究員。1912年、ニューヨーク生まれ。76年ノーベル経済学賞受賞
フレードマン,ローズ
カルフォルニア州育ち。シカゴ大学大学院で経済学を学ぶ。アメリカ経済学会でリーディングス・シリーズの編集委員を務める。1938年にミルトン・フリードマンと結婚
西山/千明
立教大学名誉教授、スタンフォード大学フーヴァー研究所上級研究員。1924年生まれ。シカゴ大学大学院よりPh.D.を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 日本経済新聞出版 (2002/6/1)
- 発売日 : 2002/6/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 692ページ
- ISBN-10 : 4532191300
- ISBN-13 : 978-4532191306
- Amazon 売れ筋ランキング: - 584,367位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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2008年1月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アメリカのレーガノミックス 、イギリスのサッチャリズム 、ニュージーランドのロジャーノミクス に影響を与えたとされるM.フリードマン のベストセラー。
小泉政権以後の日本の改革にも強い影響を与えているらしい。初版は1980年。市場の失敗を論ずる本が多いなか、政府の失敗を説く本書は貴重に思われた。
本書の主張としては、
1.主にアメリカ政府を例にとり、これまでの政策が如何に国民に社会的、経済的損失をもたらしてきたか。
2.国民の「国なら間違いない」という宗教染みた信仰が、如何に政府と官を膨張させてきたか。
3.国民のためと称する規制が、崇高な理念と裏腹に、如何に特定利益集団の保護に利用されてきたか。
といったところだろうか。そして、ほぼ本書に示されている通りに日本の改革が進行していると感じる。
感想としては、政府に対する批判とともに、国民に対しても自立を求めている点が好感が持てた。
「税金は払いたくないが、サービスは増やせ」など無理な要求はするなと。そのような要求が政治家を借金による財政支出増大に走らせ、政府を肥大させていく結果になると。
本書とドラッカーの「断絶の時代」を読むとともに、今の世の中の動きを合わせて考えると、やはり政府(and官)の規模は縮小していくと同時に、
個人の責任と自立が一層求められる時代になるのかな。
もっとも日本の場合、本書のような崇高な理念に推されたわけでなく、財政難によって否応なく・・・・という感じですが。
そして、個人が好むか否かに関係なく規制緩和とグローバリゼーションも一層進んでいく。
600ページ超ありますが、ドラッカーの「断絶の時代」とともに、賛否は別としても、読んでおくべき本と思います。
小泉政権以後の日本の改革にも強い影響を与えているらしい。初版は1980年。市場の失敗を論ずる本が多いなか、政府の失敗を説く本書は貴重に思われた。
本書の主張としては、
1.主にアメリカ政府を例にとり、これまでの政策が如何に国民に社会的、経済的損失をもたらしてきたか。
2.国民の「国なら間違いない」という宗教染みた信仰が、如何に政府と官を膨張させてきたか。
3.国民のためと称する規制が、崇高な理念と裏腹に、如何に特定利益集団の保護に利用されてきたか。
といったところだろうか。そして、ほぼ本書に示されている通りに日本の改革が進行していると感じる。
感想としては、政府に対する批判とともに、国民に対しても自立を求めている点が好感が持てた。
「税金は払いたくないが、サービスは増やせ」など無理な要求はするなと。そのような要求が政治家を借金による財政支出増大に走らせ、政府を肥大させていく結果になると。
本書とドラッカーの「断絶の時代」を読むとともに、今の世の中の動きを合わせて考えると、やはり政府(and官)の規模は縮小していくと同時に、
個人の責任と自立が一層求められる時代になるのかな。
もっとも日本の場合、本書のような崇高な理念に推されたわけでなく、財政難によって否応なく・・・・という感じですが。
そして、個人が好むか否かに関係なく規制緩和とグローバリゼーションも一層進んでいく。
600ページ超ありますが、ドラッカーの「断絶の時代」とともに、賛否は別としても、読んでおくべき本と思います。
2002年11月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本が唯一受賞してないノーベル経済学賞を,最も多く輩出している大学であり,そのドンが彼である。ケインズにどうしても納得行かない人に一読を。反ケインズの巨匠である。最強のマネタリストだある。
VINEメンバー
Amazonで購入
この本の主張はふたつ。ひとつは徹底した市場原理至上主義(新自由主義)、もうひとつは政府による通貨管理の重要性(マネタリズム)であり、サッチャリズム、レーガノミクスの種本とも言われている。そして、現自民党政権が目指しているのもほぼこの本の主張に沿ったことである(本当にどこまで肥大した公共事業や天下りの撲滅を目指すのかは疑問だが)。そういう意味では、今後の日本の動向を知るためにも必読の一冊と言える。
一読すると、無駄な公共事業の全廃と民間への権限委譲を主張する著者の意見は尤もであると感じよう。しかしよく考える必要がある。明治時代の日本に関する分析が完全な誤りであるのはご愛嬌として、「選択の自由」を享受するための情報の対称性は本当に確保されているのか? この点を問題にしているのがかのスティグリッツである。確かにより多くの専門的情報を持つ強者が一人勝ちしてしまうのがこの情報化社会のひとつの特徴であり、この情報の非対称性が克服されない限り、市場原理はうまく機能しないのだ。この本はその致命的欠点については全く触れられていない。
さらに、食品や医療に関してその安全性を市場原理に任せるという立論には道義的にも問題があろう。例えば抗がん剤と高血圧の薬では安全の基準が全く異なることは明白だし、倫理性を市場原理に任せるのは暴論というものであろう。
一読すると、無駄な公共事業の全廃と民間への権限委譲を主張する著者の意見は尤もであると感じよう。しかしよく考える必要がある。明治時代の日本に関する分析が完全な誤りであるのはご愛嬌として、「選択の自由」を享受するための情報の対称性は本当に確保されているのか? この点を問題にしているのがかのスティグリッツである。確かにより多くの専門的情報を持つ強者が一人勝ちしてしまうのがこの情報化社会のひとつの特徴であり、この情報の非対称性が克服されない限り、市場原理はうまく機能しないのだ。この本はその致命的欠点については全く触れられていない。
さらに、食品や医療に関してその安全性を市場原理に任せるという立論には道義的にも問題があろう。例えば抗がん剤と高血圧の薬では安全の基準が全く異なることは明白だし、倫理性を市場原理に任せるのは暴論というものであろう。








