普段はこの手の難しそうな本は読まない人間なのですが、新聞に紹介記事があったのでポチっと購入。
まったくの素人の私でも、学問の本とは思えないほど読みやすくて、びっくりしました!
学術的な説明はほとんど無く、色々な事例や実験結果から、人間が物事をどう捉え、判断しているかを分かりやすく解説してくれてます。
拝読して、非常に勉強になったのですが、自分も実は日々気がつかないうちに都合の良い選択に誘導されてるのかも?とちょっと怖くなりました。
ちなみにこのレビューは自分で書こうと判断して書いています。(たぶん…)
選択と誘導の認知科学 (認知科学のススメ) (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2019/4/5
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本の長さ192ページ
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言語日本語
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出版社新曜社
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発売日2019/4/5
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ISBN-104788516187
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ISBN-13978-4788516182
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
その選択をした理由…アナタははっきり言えますか?洗剤の銘柄選びから、政治的立場の決定まで人の選択を導く情報処理メカニズムを解明し、選択を誘導する方法やその未来まで見通す展望の入門書。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
山田/歩
滋賀県立大学人間文化学部生活デザイン学科助教。2000年早稲田大学教育学部卒業、02年大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程修了、04年学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程退学、04年学習院大学文学部助手、12年東京大学大学院情報学環特任助教、13年博士(心理学)取得、13年帝塚山大学経営学部講師を経て14年より現職。専門は実験社会心理学、行動経済学、行動デザイン、コミュニケーションデザイン。「人を動かす」をテーマに、選択行動の認知メカニズムを解き明かす実証研究から、実際に生活者に働きかけて動かすコミュニケーションデザインまで取り組んでいる。平成23年度日本心理学会優秀論文賞、行動経済学会第8回大会奨励賞、第2回石州和紙デザインコンペ中国経済産業局長賞、第31回全日本DM大賞金賞グランプリなどを受賞
内村/直之
科学ジャーナリスト。1952年東京都生まれ。81年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程満期退学。物性理論(半導体二次元電子系の理論)専攻。同年、朝日新聞入社。同社福井、浦和支局を経て、東京・大阪科学部、西部本社社会部、『科学朝日』、『朝日パソコン』、『メディカル朝日』などで科学記者、編集者として勤務した後、2012年4月からフリーランスの科学ジャーナリスト。12年から17年まで慶応義塾大学で「ライティング技法ワークショップ」、13年から法政大学で「社会と科学」の講義を担当、14年から北海道大学CoSTEPで客員教授としてライティングなどを指導している
植田/一博
東京大学大学院総合文化研究科教授。当初経済学部に入学しますが、その後理系に転じ、1988年東京大学教養学部基礎科学科第二卒。93年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)取得。東京大学大学院総合文化研究科助手、助教授、准教授を経て2010年情報学環教授、2015年総合文化研究科教授。創造性研究、熟達化研究、日本伝統芸能の技の分析、行動経済学、アニマシー知覚研究、錯覚研究などに従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
滋賀県立大学人間文化学部生活デザイン学科助教。2000年早稲田大学教育学部卒業、02年大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程修了、04年学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程退学、04年学習院大学文学部助手、12年東京大学大学院情報学環特任助教、13年博士(心理学)取得、13年帝塚山大学経営学部講師を経て14年より現職。専門は実験社会心理学、行動経済学、行動デザイン、コミュニケーションデザイン。「人を動かす」をテーマに、選択行動の認知メカニズムを解き明かす実証研究から、実際に生活者に働きかけて動かすコミュニケーションデザインまで取り組んでいる。平成23年度日本心理学会優秀論文賞、行動経済学会第8回大会奨励賞、第2回石州和紙デザインコンペ中国経済産業局長賞、第31回全日本DM大賞金賞グランプリなどを受賞
内村/直之
科学ジャーナリスト。1952年東京都生まれ。81年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程満期退学。物性理論(半導体二次元電子系の理論)専攻。同年、朝日新聞入社。同社福井、浦和支局を経て、東京・大阪科学部、西部本社社会部、『科学朝日』、『朝日パソコン』、『メディカル朝日』などで科学記者、編集者として勤務した後、2012年4月からフリーランスの科学ジャーナリスト。12年から17年まで慶応義塾大学で「ライティング技法ワークショップ」、13年から法政大学で「社会と科学」の講義を担当、14年から北海道大学CoSTEPで客員教授としてライティングなどを指導している
植田/一博
東京大学大学院総合文化研究科教授。当初経済学部に入学しますが、その後理系に転じ、1988年東京大学教養学部基礎科学科第二卒。93年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)取得。東京大学大学院総合文化研究科助手、助教授、准教授を経て2010年情報学環教授、2015年総合文化研究科教授。創造性研究、熟達化研究、日本伝統芸能の技の分析、行動経済学、アニマシー知覚研究、錯覚研究などに従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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2019年6月13日に日本でレビュー済み
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1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2019年6月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
生きていく中で、様々は場面、状況で選択をしながら先へ進んできました。その中には自らの意志で選んできたものばかではないという事、その事にきずかされた驚きと感動でした。選択を誘導する、考えた事もありませんでした。
ベスト1000レビュアー
多くの場合、我々は自分の意志で「選ぶ」という行為をしているように見える。
しかし、なぜ自分はそんな選択をしたのかと思うような時もある。
人間は情報処理過程で癖をもっており、選択にもバイアスがかかっている。
そのバイアスを逆手にとっている例もある。
一つは、ファーストフード店は滞在時間のコントロールを椅子を硬くすることでこっそりしている。
他にはよく見る道端の花壇。
これは景観をよくする目的もあるが、主な目的は迷惑駐輪をなくすこと。
他にも人間にかかるバイアスの研究事例が紹介されていて面白い。
しかし、なぜ自分はそんな選択をしたのかと思うような時もある。
人間は情報処理過程で癖をもっており、選択にもバイアスがかかっている。
そのバイアスを逆手にとっている例もある。
一つは、ファーストフード店は滞在時間のコントロールを椅子を硬くすることでこっそりしている。
他にはよく見る道端の花壇。
これは景観をよくする目的もあるが、主な目的は迷惑駐輪をなくすこと。
他にも人間にかかるバイアスの研究事例が紹介されていて面白い。
2019年5月27日に日本でレビュー済み
選択を誘導する方法として、「ファストフードの椅子」に始まって、「ナッジ」や「サブリミナル効果」、「ミシュランガイドブック」などが登場します。いずれも、法哲学、行動経済学、マーケティングなどの分野で知られたトピックですが、この本ではこうした異分野のトピックを分野横断的に取り上げながら、それぞれの手法とメカニズムが心理学的にどのように異なるのか整理し、統一的な視点から全体的な見通しをつけてくれます。読売新聞の書評(2019年5月26日)にも取り上げられていましたが、「面白い」だけで終わりがちなテーマについて、学術的レベルを保ちつつ、一般読者向けにこれ以上なく分かりやすく書かれたものではないでしょうか。