読み物として、とても興味深いです。
しかし、厳密にはサビアンシンボルの位置とその象意の表れとされる場所には、開きがあります。取り上げられている町は、地理的にひとかたまりの場所であり、それはサビアンの位置からすると、場合によっては10度ぐらいの開きがあります。
(サビアンシンボルは1度ずつに異なった意味があります。)
さらに、この本のもととなる論理がそのまま当てはまるとすると、サビアンの象意は、皇居から見て放射状に展開していないといけないのですが、実際にその象意が現われているのは一箇所でしかありません。なぜその影響はそのポイントでととどまり、その先に展開しないのでしょうか。そういったことは究明されていません。
ただし、人間が集団的に見せる行動のパターンというのはあると思いますから、
そういった深層心理的な何かがこの話の裏にはあるのかもしれません。
サビアンの表れとか、実証とか考えないで、楽しく読む本だと思います。
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