読了:2016年98冊(10月9冊)★3.3
2014/1/25 おおたとしまさ (著)
おおた氏の本は以前に『男子校という選択 (日経プレミアシリーズ)』を読んだことがある。おおた氏は数々の教育に関する本を上梓している。
その中でも今回は進学塾について。やはり紙幅を費やすのは東京近辺の進学塾事情だ…(これは『男子校という選択』と同じく、やはり数・質ともに全国の中で東京が抜きんでている)。
本書では、様々な進学率の良い進学塾を紹介している。特に、中学受験を意識している関東圏の意識高い系の親御さんが読むのに良いだろう。
ちなみに、私は中学受験には否定寄りである。社会人になる前にどこかで目標のためにしんどさを耐えて努力する経験は必要だとは思うが、それは高校受験や大学受験でいいんじゃないかな、、と個人的には思うが。
また、本書で紹介されている進学塾のコメントに、「合格が目標ではなく、ゴールは人間的に成長~」という言葉を多く見るが、実際、親からしてみれば進学塾の商品力とは合格できるか否かではないか?そんなきれいごと言わなくても、「合格させます!」と頑張ってくれる方が親としては安心だとは思うが、、いかがなものか?
───私は常々、大学進学実績で学校を選ぶことはバカげていると訴えている。いい大学に生きたいのであれば、自分の学習スタイルに合う塾に通えばいいだけの話である。いい大学への合格を目指すのであれば、学校など通わず、脇目もふらず、毎日塾に通っていれば最も効率がいいだろう。そんなことをしても何の意味もないことは言うまでもないが。(p.50)
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進学塾という選択 日経プレミアシリーズ 新書 – 2014/1/25
この国では塾がエリートを育てている!――「名門」とされる進学校は多くあるが、そこに入学するためほとんどの人は塾通いを経験する。日本の学歴社会における塾の役割を考え、個別の特徴や選び方などを紹介する1冊。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社日本経済新聞出版
- 発売日2014/1/25
- ISBN-104532262321
- ISBN-13978-4532262327
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
東大理3合格者の約半数は同じ塾出身である。―「名門」とされる学校は数多くあるが、学力最上位層が通う進学塾は実はごく少数に限られている。学校には果たせず、塾が果たしている役割とは何か。進学塾は必要悪なのか。中学受験進学塾や名門一貫校生御用達塾の実態から、地方別有力塾、塾と教育の今後まで、塾の全てがわかる。
著者について
育児・教育ジャーナリスト。1973年東京生まれ。麻布中学・高校卒業。東京外国語大学中退。上智大学卒業。リクルートで雑誌編集に携わる。2005年独立後、数々の育児・教育誌のデスクや監修を歴任。中高の教員免許、私立小学校での教員経験、心理カウンセラーの資格もある。
主な著書に『男子校という選択』『女子校という選択』『中学受験という選択』(いずれも日経プレミアシリーズ)など著書多数。
※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。
主な著書に『男子校という選択』『女子校という選択』『中学受験という選択』(いずれも日経プレミアシリーズ)など著書多数。
※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
おおた/としまさ
育児・教育ジャーナリスト。1973年東京都生まれ。麻布中学・高校卒業。東京外国語大学中退。上智大学卒業。リクルートで雑誌編集に携わる。2005年独立後、数々の育児・教育誌のデスクや監修を歴任。中高の教員免許、私立小学校での教員経験、心理カウンセラーの資格もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
育児・教育ジャーナリスト。1973年東京都生まれ。麻布中学・高校卒業。東京外国語大学中退。上智大学卒業。リクルートで雑誌編集に携わる。2005年独立後、数々の育児・教育誌のデスクや監修を歴任。中高の教員免許、私立小学校での教員経験、心理カウンセラーの資格もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 日本経済新聞出版 (2014/1/25)
- 発売日 : 2014/1/25
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4532262321
- ISBN-13 : 978-4532262327
- Amazon 売れ筋ランキング: - 680,061位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 250位日経プレミア
- - 702位学生の勉強法
- - 7,135位中学教科書・参考書 (本)
- カスタマーレビュー:
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著者について
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育児・教育ジャーナリスト。1973年東京生まれ。麻布中学・高校卒業。東京外国語大学英米語学科中退。上智大学英語学科卒業。株式会社リクルートで雑誌編集に携わる。心理カウンセラーとしての活動経験、中高の教員免許、私立小学校での教員経験もある。
長男誕生後、「こどもが"パパ〜!"っていつでも抱きついてくれる期間なんてほんの数年。今、子どもと一緒にいられなかったら一生後悔する」と、2005年に独立後、育児誌、教育誌、妊婦誌、旅行誌などのデスク・監修を務め、現在は育児・教育・夫婦のパートナーシップなどに関する書籍やコラム執筆、講演活動を行う。ラジオレギュラー出演など、各種メディアへの寄稿、コメント掲載、出演も多数。
●オフィシャルサイト:http://toshimasaota.jp
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年11月30日に日本でレビュー済み
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5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2015年2月28日に日本でレビュー済み
塾講師を生業としている者にとって、自分が属する業界の存在意義を説いてくれることはあり
がたいが、こそばゆい気もした。美化されすぎているように感じたからだ。
氏は塾を「教育機関」ととらえているらしいが、私は「専門的な習い事の場」だと考えている。た
とえば、学校で泳ぎ方や絵の描き方を指導され、もっとうまくなりたいから「スイミングスクール」
や「絵画教室」に通うように、学校で習った算数や国語をさらに究めるために「進学塾」に通うの
である。すなわち、学校は生徒という「人間の成長」を軸に教科指導するのに対し、塾は「専門
技術」に特化して教えるため、人間教育などしない(最低限のマナーは教える)。だから、両者を
同じ「教育」という名で呼ぶことに抵抗がある。
ちなみに、私が塾で教えていて気になるのは、生徒たちの大半が学校や学校の教師を悪く言
うことだ。中には、学校なんて行っても仕方ないと語る子さえいる。しかし、その子たちを塾が代
わりに「教育」できるかと言ったら無理だろう。塾はあくまでも「専門技術」を指導する機関なので
あり、塾講師とは「教育者」より「職人」に近い。
がたいが、こそばゆい気もした。美化されすぎているように感じたからだ。
氏は塾を「教育機関」ととらえているらしいが、私は「専門的な習い事の場」だと考えている。た
とえば、学校で泳ぎ方や絵の描き方を指導され、もっとうまくなりたいから「スイミングスクール」
や「絵画教室」に通うように、学校で習った算数や国語をさらに究めるために「進学塾」に通うの
である。すなわち、学校は生徒という「人間の成長」を軸に教科指導するのに対し、塾は「専門
技術」に特化して教えるため、人間教育などしない(最低限のマナーは教える)。だから、両者を
同じ「教育」という名で呼ぶことに抵抗がある。
ちなみに、私が塾で教えていて気になるのは、生徒たちの大半が学校や学校の教師を悪く言
うことだ。中には、学校なんて行っても仕方ないと語る子さえいる。しかし、その子たちを塾が代
わりに「教育」できるかと言ったら無理だろう。塾はあくまでも「専門技術」を指導する機関なので
あり、塾講師とは「教育者」より「職人」に近い。
VINEメンバー
「男子校という選択」、「中学受験という選択」を読んでいました。
なかなか興味深い内容で、受験の参考にさせていただきました。
中味も充実していました。
受験が終わり、しばらく、そういう本の存在を忘れていたのですが、書店で、この「進学塾という選択」を
みたら、同じ著者の方、おもわず買ってしまいました。
データもでているし、この著者の本は、現実に受験とむかいあっている親としては
文章や内容が身近に感じられます。
今回は、各塾や予備校について詳しく書かれています。
大学受験までを考えている親御さんにおすすめです。
なかなか興味深い内容で、受験の参考にさせていただきました。
中味も充実していました。
受験が終わり、しばらく、そういう本の存在を忘れていたのですが、書店で、この「進学塾という選択」を
みたら、同じ著者の方、おもわず買ってしまいました。
データもでているし、この著者の本は、現実に受験とむかいあっている親としては
文章や内容が身近に感じられます。
今回は、各塾や予備校について詳しく書かれています。
大学受験までを考えている親御さんにおすすめです。
2014年2月27日に日本でレビュー済み
これから中学~大学受験を迎えるお子さんをお持ちの方にはオススメです。
昔自分が受験した頃と比較してみるのもいいかもしれません。
私が初めて受験をしたのは今から30年くらい前ですが、その頃は熱血先生が竹刀を持って授業をしていた時代でした。
小学校の先生の中にはタバコを吸いながらという方もいました。比較的受験熱の熱い場所でしたが、中学受験は公立小学校で2割もいませんでしたね。
まあ、その頃から比べると今は隔世の感がありますが、本書の言わんとする学校は校風というものを醸成し、大学や高校の受験のテクニックは進学塾・予備校の役割というのは、昔とあまり変わっていないと思います。また、そのようにあって欲しいと思います。
一人の子供が多くの塾に並列して通えるわけではありませんので、本書のように各大手塾・予備校の特徴を簡潔にまとめてもらえると非常に助かりますね。子供や親の教育方針にあった塾が見つかると思います。
また、日本にあるほとんどの塾は個人・中小規模で、地域に密着した面倒見の良い塾がたくさんあるということも、あまり塾選びに迷わなくても良いというメッセージになるのではないでしょうか。
読んでいて自分も通ってみたくなりました(笑)
昔自分が受験した頃と比較してみるのもいいかもしれません。
私が初めて受験をしたのは今から30年くらい前ですが、その頃は熱血先生が竹刀を持って授業をしていた時代でした。
小学校の先生の中にはタバコを吸いながらという方もいました。比較的受験熱の熱い場所でしたが、中学受験は公立小学校で2割もいませんでしたね。
まあ、その頃から比べると今は隔世の感がありますが、本書の言わんとする学校は校風というものを醸成し、大学や高校の受験のテクニックは進学塾・予備校の役割というのは、昔とあまり変わっていないと思います。また、そのようにあって欲しいと思います。
一人の子供が多くの塾に並列して通えるわけではありませんので、本書のように各大手塾・予備校の特徴を簡潔にまとめてもらえると非常に助かりますね。子供や親の教育方針にあった塾が見つかると思います。
また、日本にあるほとんどの塾は個人・中小規模で、地域に密着した面倒見の良い塾がたくさんあるということも、あまり塾選びに迷わなくても良いというメッセージになるのではないでしょうか。
読んでいて自分も通ってみたくなりました(笑)
2014年10月1日に日本でレビュー済み
進学塾通い・中学受験を経て今は中高一貫生となった息子に薦められて読んだ。教育問題は誰もが経験しているだけに、自分が学校にかよっていた時代の「常識」を軸に考えて、見当外れなことを言っている人も多い。時代が変われば中身は相当変わってくる。サクリと読める本だが、教育の現在を知る手がかりになる。
筆者は受験などをフィールドとする教育ジャーナリスト。2000年代から中高一貫校ブームにあり、開成、麻布、灘など名門校の教育が注目されているが「学校は教育・塾は受験」とすみ分けているからこそ教育に多様性が生まれているという指摘が面白い。開成はじめ名門校では受験指導をしておらず、生徒は自分に合った塾を利用することで受験を乗り切っているという。
読んだのは少し前だが、塾と予備校の連携で浪人生は激減し「予備校の塾化」が進んでいるという指摘があった。その後、代ゼミの大リストラが発表されたが、当然のことだったなと合点がいった。
筆者は受験などをフィールドとする教育ジャーナリスト。2000年代から中高一貫校ブームにあり、開成、麻布、灘など名門校の教育が注目されているが「学校は教育・塾は受験」とすみ分けているからこそ教育に多様性が生まれているという指摘が面白い。開成はじめ名門校では受験指導をしておらず、生徒は自分に合った塾を利用することで受験を乗り切っているという。
読んだのは少し前だが、塾と予備校の連携で浪人生は激減し「予備校の塾化」が進んでいるという指摘があった。その後、代ゼミの大リストラが発表されたが、当然のことだったなと合点がいった。


