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  • 透明な迷宮(新潮文庫)
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透明な迷宮(新潮文庫) Kindle版

5つ星のうち3.7 149個の評価

深夜のブタペストで監禁された初対面の男女。見世物として「愛し合う」ことを強いられた彼らは、その後、悲劇の記憶を「真の愛」で上書きしようと懸命に互いを求め合う。その意外な顛末は……。表題作「透明な迷宮」のほか、事故で恋人を失い、九死に一生を得た劇作家の奇妙な時間体験を描いた「Re:依田氏からの依頼」など、孤独な現代人の悲喜劇を官能的な筆致で結晶化した傑作短編集。
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登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B0714KPDL3
  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2017/1/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2017/1/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 749 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 本の長さ ‏ : ‎ 216ページ
  • Amazon 売れ筋ランキング: Kindleストア - 202,250位 (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち3.7 149個の評価

著者について

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平野 啓一郎
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1975年愛知県蒲郡市生。北九州市出身。京都大学法学部卒。

1999年在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により第120回芥川賞を受賞。40万部のベストセラーとなる。

以後、一作毎に変化する多彩なスタイルで、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。2004年には、文化庁の「文化交流使」として一年間、パリに滞在した。

美術、音楽にも造詣が深く、日本経済新聞の「アートレビュー」欄を担当(2009年~2016年)するなど、幅広いジャンルで批評を執筆。2014年には、国立西洋美術館のゲスト・キュレーターとして「非日常からの呼び声 平野啓一郎が選ぶ西洋美術の名品」展を開催した。同年、フランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。

また、各ジャンルのアーティストとのコラボレーションも積極的に行っている。

著書に、小説『葬送』、『滴り落ちる時計たちの波紋』、『決壊』、『ドーン』、『空白を満たしなさい』、『透明な迷宮』、『マチネの終わりに』、『ある男』等、エッセイ・対談集に『私とは何か 「個人」から「分人」へ』、『「生命力」の行方~変わりゆく世界と分人主義』、『考える葦』、『「カッコいい」とは何か』等がある。

2019年に映画化された『マチネの終わりに』は、現在、累計58万部超のロングセラーとなっている。

2021年5月26日、長編小説『本心』(文藝春秋社)刊行。

photo: @ogata_photo

[受賞歴]

『日蝕』(1999年 芥川龍之介賞)

『決壊』(2009年 芸術選奨文部大臣新人賞受賞)

『ドーン』(2009年 Bunkamuraドゥマゴ文学賞)

『マチネの終わりに』(2017年 渡辺淳一文学賞)

『ある男』(2019年 読売文学賞)

[審査員・選考委員履歴]

三島由紀夫賞(2008年~2019年)

写真の町東川賞(2008年~2017年)

木村伊兵衛賞(2018年~)

芥川龍之介賞(2020年~)

カスタマーレビュー

星5つ中3.7つ
149グローバルレーティング

上位レビュー、対象国: 日本

  • 2022年8月12日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 単行本Amazonで購入
    大好きな作家の本なので愛蔵本になりました。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2023年1月25日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫Amazonで購入
    内容はとても気に入っております。ただ、表紙の破れがありました。
  • 2023年5月20日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫Amazonで購入
    収録されている作品とページ数は
    「消えたミツバチ」・・30ページ
    「ハワイに探しに来た男」・・10ページ
    「透明な迷宮」・・52ページ
    「family affair」・・52ページ
    「火色の琥珀」・・32ページ
    「Re.依田氏からの依頼」・・85ページ
    の5編。
     作品ごとに結構印象が違うのは、作者が意識的に短編小説で色々な試みを行っているようにも感じます。
     表題作の「透明な迷宮」は、特殊な経験をした二人の男女が、そのたった一つのエピソードのために、相手を愛しているのか、そうではなく、相手の人格を全体として愛するのではないか?といった問題提起を行っている物語です。
     平野啓一郎の考える「分人主義」にも通じるテーマでもあり、この分人主義的恋愛観については、平野啓一郎の『私とは何か』(講談社現代新書)の第4章に詳しく紹介されていますので、そちらもお勧めします。

     「火色の琥珀」は、三島由紀夫の「仮面の告白」を彷彿させる独白もので、非常に興味深い作品です。
     この物語における「私」は、「火」に対して性的興奮を覚える。
     タバコの火を自分の腕に押し付ける喜びを知り、恍惚感に浸る。
     一番好きな火はアルコールランプの火。
     上品で艶めいた優美な曲線が先端ですっと儚くなるように調整された火に恋愛感情を抱く。
     そんな「私」の告白です。

     その他の短編もどこか不思議な読後感があり、それぞれに味のある作品がそろっています。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2022年3月23日に日本でレビュー済み
    フォーマット: Kindle版 (電子書籍)Amazonで購入
    まだ読んでいません。感想文は文章力のある人にまかせます。この装丁が好きです。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2024年12月28日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫
    三島由紀夫作品によく似た作品があります
    よく言えばオマージュですが、
    反対はぱくりです。
    文体も古風で私は好きですが、
    いかんせん難しい漢字を使い過ぎるので、
    この方の作品をスラスラ読むには
    この方の作品を何冊か読破して
    この方の漢字癖を理解する必要がある
    はじめて読みましたが
    短編でよかったです
  • 2023年9月13日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 単行本Amazonで購入
    「透明な迷宮」と「Re.依田氏からの依頼」が特に面白かった。
  • 2021年7月19日に日本でレビュー済み
    フォーマット: Kindle版 (電子書籍)Amazonで購入
    面白かったです。一気に読みました。透明な迷宮は心が見透かされるほど懐かしく感じて恥ずかしくなりました。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2015年7月19日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 単行本Amazonで購入
    初期作品のファンとしては、「?」という部分もあるが、物語の世界にどっぷりと浸かって楽しむにはいい。
    短編なので、ゆっくり読んでもすぐに読み終わる。
    でも、『葬送』や『決壊』のような作品を期待したい。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート

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