メディア掲載レビューほか
ファースト・フル・アルバム。美しくピュアなソプラノ・ヴォイスと豊かな表現力を持った秀逸な歌い手で、本作はチェロやハープを多用した繊細かつナチュラルなサウンドと彼女の声が見事に溶け合い、独自のファンタジックな世界を築き上げている。傑作。★
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
無防備で無垢で清らかで、だけど、どこか残酷で。とにかく声の存在感にやられるファースト・アルバム。プロデュースは鈴木惣一朗、ベーシストに青柳拓次、ギターとペダル・スティールに高田漣という“2004年現在、日本でもっとも洗練されたポップ・ミュージシャンたち”が顔を揃えたサウンドはきわめて高品質なのだが、どうしても“声の凄さ”に耳を奪われてしまうのだ。彼女がかつて在籍していた東京少年合唱隊の友人たちとともに一発録音されたア・カペラ・ナンバー「レクイエム」には、本気で鳥肌が立った。すごいよ、この人。 (森朋之) --- 2004年09月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)