本書は主に40代以降で資産計画が未定の方を対象に書かれた本です。次の方はあまり本書を読む必要はないかと思います。
・現在十分な資産があり、老後の生活についてあまり心配のない人
・会社を退職するまで、および退職後の人生設計がきちんとできている人
本書の記述によれば男女共に約3割の人が退職後の生活準備金が0円ということです。退職後の準備金が0円とまではいかなくても、余裕のある老後を過ごすには心許ない蓄えしかない人は多いと思います。すると上記の2項目に該当する人はごくわずかで、多くの方にとって本書の内容は役立つと思います。
そのような方は本書のやり方に従い、多少無理をしてでも老後の生活資金をひねり出す必要があります。
私個人としては40代以降の資産計画よりも50代以降の生き方の記述の方が興味深かったです。
現在日本人の平均寿命は男女共に80歳を超えています。現在40~50代の人は90歳程度まで生きる可能性も十分有ります。仮に65歳で定年を迎えるとその後20~30年間生きることになります。
その余生をいかに楽しく充実したものにさせるかが大切です。余生を自分のためだけでなく他人のためにも使うとより有意義になります。本書ではそれが自分のエクスパティーズ(専門性)を磨くことで可能になると書いています。在職中から、定年後を見据えた技術を磨けば定年後もその技術で社会貢献が可能になります。
50代からでも自分の得意分野を伸ばして第二の人生を明るく生きるための人生設計を描くことが大切ということです。
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