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農業がわかると、社会のしくみが見えてくる 高校生からの食と農の経済学入門 単行本 – 2010/9/29
生源寺眞一
(著)
- ISBN-104259518372
- ISBN-13978-4259518370
- 出版社家の光協会
- 発売日2010/9/29
- 言語日本語
- 本の長さ224ページ
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
なるほど、そうだったのか!世界の食料、日本の農業、毎日の食生活。3つの複雑な関係をていねいに読み解き、食と農への理解を深めるユニークな「授業」。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
生源寺/眞一
東京大学大学院農学生命科学研究科教授。専門は農業経済学。1951年愛知県生まれ。農事試験場研究員、北海道農業試験場研究員を経て、1987年東京大学農学部助教授。1996年より現職。2007年からは研究科長(学部長)。現在、日本学術会議会員、生協総合研究所理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
東京大学大学院農学生命科学研究科教授。専門は農業経済学。1951年愛知県生まれ。農事試験場研究員、北海道農業試験場研究員を経て、1987年東京大学農学部助教授。1996年より現職。2007年からは研究科長(学部長)。現在、日本学術会議会員、生協総合研究所理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 家の光協会 (2010/9/29)
- 発売日 : 2010/9/29
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 224ページ
- ISBN-10 : 4259518372
- ISBN-13 : 978-4259518370
- Amazon 売れ筋ランキング: - 308,145位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 11,855位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
5つ星のうち3.4
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年4月5日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
メディアなどではITや工業などが前面に押し出している昨今、学生はもちろん大人でも農業というものを今一度考えるきっかけにしてくる本である。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2014年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
農水省の食料・農業・農村白書のエッセンスだと思う。
対象読者層のティーンエイジャーが、この本から農政の真の課題を炙りだすことができるかどうか疑問なので星3つ。
対象読者層のティーンエイジャーが、この本から農政の真の課題を炙りだすことができるかどうか疑問なので星3つ。
2012年6月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近話題のTPP。
そのことを考えるにあたって、食料自給率や日本の農業のことを少しは勉強しとこうと思って本書を読み始めました。
著者は、東大の農学部の教授。
東大で教えている講義のクオリティを下げずに高い水準の内容で本を書いたといっています。
しかし、それでも高校生から20台前半の人を対象に、わかりやすく書かれています。
このバランス絶妙ですね。
こういうのを見ると、本当に頭のいい人というのは、難しいことを並べる人じゃなくて、豊富な知識を裏づけとして、わかりやすくシンプルに仕組みを説明できる人なんだなということを痛感します。
大きな見出しは以下のとおりです。
1限目「食糧危機は本当にやってくるのか?」
2限目「先進国=工業国、途上国=農業国は本当か?」
3限目「食料自給率で食糧事情は本当にわかるのか?」
4限目「土地に恵まれない日本の農業は本当に弱いのか?」
5限目「食料は安価な外国産に任せていて本当によいのか?」
農業という一点だけでなく、そこから広がって社会の仕組みも見えてくる、まさにタイトルに偽りなしの一冊だと思います。
最後に・・・
本書から、ところどころ、農業に対する、深い敬意と愛が伝わってきます。
好きこそ物の上手なれといいますが、一流の条件は、やはりそれなのかもしれません
そのことを考えるにあたって、食料自給率や日本の農業のことを少しは勉強しとこうと思って本書を読み始めました。
著者は、東大の農学部の教授。
東大で教えている講義のクオリティを下げずに高い水準の内容で本を書いたといっています。
しかし、それでも高校生から20台前半の人を対象に、わかりやすく書かれています。
このバランス絶妙ですね。
こういうのを見ると、本当に頭のいい人というのは、難しいことを並べる人じゃなくて、豊富な知識を裏づけとして、わかりやすくシンプルに仕組みを説明できる人なんだなということを痛感します。
大きな見出しは以下のとおりです。
1限目「食糧危機は本当にやってくるのか?」
2限目「先進国=工業国、途上国=農業国は本当か?」
3限目「食料自給率で食糧事情は本当にわかるのか?」
4限目「土地に恵まれない日本の農業は本当に弱いのか?」
5限目「食料は安価な外国産に任せていて本当によいのか?」
農業という一点だけでなく、そこから広がって社会の仕組みも見えてくる、まさにタイトルに偽りなしの一冊だと思います。
最後に・・・
本書から、ところどころ、農業に対する、深い敬意と愛が伝わってきます。
好きこそ物の上手なれといいますが、一流の条件は、やはりそれなのかもしれません
2017年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
項目ごとの答えがわかりづらい
全体的に大まかで、そうか、日本の農業は弱いんだ!という風に誘導させている感がある。日本の農業は弱くない。
食料自給率について…台湾、韓国は指標にしていると書いてあるが、他の国は食料自給率はを指標にしていない。
食料自給率を指標にすることは、そもそも間違っているという主張をイギリスがしている。そういった事実が抜けてます。
また、食料自給力という言葉が出てくるが、農林水産省がどうやって調べたか、掘り下げて書くべきだ。その数字が間違っている可能性もあるだろう。
高校生に向けてるのであれば、もっと親切に、ウルグアイラウンド合意の前後関係、コメ、豚肉、バター、小麦に法外な関税をかけていることを書くべきと思います。
全体的に大まかで、そうか、日本の農業は弱いんだ!という風に誘導させている感がある。日本の農業は弱くない。
食料自給率について…台湾、韓国は指標にしていると書いてあるが、他の国は食料自給率はを指標にしていない。
食料自給率を指標にすることは、そもそも間違っているという主張をイギリスがしている。そういった事実が抜けてます。
また、食料自給力という言葉が出てくるが、農林水産省がどうやって調べたか、掘り下げて書くべきだ。その数字が間違っている可能性もあるだろう。
高校生に向けてるのであれば、もっと親切に、ウルグアイラウンド合意の前後関係、コメ、豚肉、バター、小麦に法外な関税をかけていることを書くべきと思います。
2017年3月29日に日本でレビュー済み
【(忙しい人)この本を読むとわかる事】
・食料と食糧の違い
・2008年の食料価格高騰の背景の要因
・貧困問題を食料の面で解決したとしても、貧困層の食生活はよくならない?
・各国の農業事情からウルグアイラウンド(1986年ー1994年で開かれた国際貿易の規定を定める通商会議)で農業が注目された経緯
・発展途上国の農業はなぜ先進国に追いつけないか
・緑の革命が食糧不足に与えた影響
・食料自給率の高さが貧困の具合とは関係ない理由
・労働集約型農業(酪農やハウス栽培など)が土地利用型農業(稲作など)より先に発達した理由
・日本の農業はアメリカなどに比べてなぜ大規模化しないのか
・農業は地域コミュニティの創生に繋がる
などなどです。
【文体や文章】
高校生にも分かるように意図して書いてくれているため、めちゃくちゃ内容がわかりやすいのが特長です!
語りかけるように書いてくれていて親近感が湧き、かつ「ある事象→その理由はいくつある→理由1」みたいなように毎回説明が進むのでとにかく見通しがいいです!
【内容】
・各国の農業事情からウルグアイラウンド(1986年ー1994年で開かれた国際貿易の規定を定める通商会議)で農業が注目された経緯
・労働集約型農業(酪農やハウス栽培など)が土地利用型農業(稲作など)より先に発達した理由
について書こうかなと思います。
・各国の農業事情からウルグアイラウンド(1986年ー1994年で開かれた国際貿易の規定を定める通商会議)で農業が注目された経緯
ウルグアイラウンドでは農業が結構荒れたんですよねー。
その背景がこの本にはかなりわかりやすく書いてありました。
そもそも1980年より前ぐらいはアメリカが農作物の輸出国として巨大な存在感を放っていました。皆さんも大規模農場でのプランテーションなど、そのイメージは難しくないんじゃないでしょうか。
ですが、1980年ごろを節目に、EUが農作物輸出国の仲間入りをしてきます。
その経緯としては、需要に対して供給量が過剰になりすぎて価格が暴落して生産者の生活を脅かす、という事態を避けるために、そもそもEUでは地域内での消費量以上の穀物は生産できていたんですが、それを政府が買い集める形で農業の保護政策を行っていたんです。そうすると、必然的に政府側が所有する作物が多くなり、政府はそれを裁こうとします。そこで、EUが農作物輸出国として参入してくる、という事態になりました。
そうなってくるとアメリカの一人勝ちだった農作物市場がEUの参入により様々な競争を強いられます。
そこで貿易協定だ、というのがウルグアイラウンドでの農業問題だったんですねー。
・労働集約型農業(酪農やハウス栽培など)が土地利用型農業(稲作など)より先に発達した理由
この理由についても自分自身とても新鮮な観点を得ることが出来てよかったです。
これはひとえに「企業の参入障壁の低さ」というのがあったようですねー。
労働集約型農業は年中稼動できるため、正社員という雇用形態、つまり今までの日本的な形態で従業員を雇うことが出来たため、企業としても参入しやすかったという事情があったようです。
一方で土地利用型農業は明確に繁忙期と閑散期が分かれており、その雇用形態と正社員とのかみ合わなさが、企業というビジネス視点で切り込んでくる参入者を阻んでいたためうまく発展しなかったという指摘がありました。非常にこれは面白いものがありましたねー。
この視点で考えると、最近Agritechも注目されていますが、テック人材は基本的に転職なども盛んになってきてかなりフレックスな職場異動が実現しているので、ひょっとするとその辺の事情で土地利用型農業への参入障壁が下がったのもその分野が延び始めた一員なのかもしれないですね。もちろんドローンなどの進歩により農薬の散布や水田に関する情報収集法の進化などがあったのも見逃せないですが。
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色々な本(役に立つという観点や興味深い、など様々な観点から)を紹介しているので、読む本を探していたらぜひご覧ください!
http://highishiki.blog.fc2.com/page-1.html
・食料と食糧の違い
・2008年の食料価格高騰の背景の要因
・貧困問題を食料の面で解決したとしても、貧困層の食生活はよくならない?
・各国の農業事情からウルグアイラウンド(1986年ー1994年で開かれた国際貿易の規定を定める通商会議)で農業が注目された経緯
・発展途上国の農業はなぜ先進国に追いつけないか
・緑の革命が食糧不足に与えた影響
・食料自給率の高さが貧困の具合とは関係ない理由
・労働集約型農業(酪農やハウス栽培など)が土地利用型農業(稲作など)より先に発達した理由
・日本の農業はアメリカなどに比べてなぜ大規模化しないのか
・農業は地域コミュニティの創生に繋がる
などなどです。
【文体や文章】
高校生にも分かるように意図して書いてくれているため、めちゃくちゃ内容がわかりやすいのが特長です!
語りかけるように書いてくれていて親近感が湧き、かつ「ある事象→その理由はいくつある→理由1」みたいなように毎回説明が進むのでとにかく見通しがいいです!
【内容】
・各国の農業事情からウルグアイラウンド(1986年ー1994年で開かれた国際貿易の規定を定める通商会議)で農業が注目された経緯
・労働集約型農業(酪農やハウス栽培など)が土地利用型農業(稲作など)より先に発達した理由
について書こうかなと思います。
・各国の農業事情からウルグアイラウンド(1986年ー1994年で開かれた国際貿易の規定を定める通商会議)で農業が注目された経緯
ウルグアイラウンドでは農業が結構荒れたんですよねー。
その背景がこの本にはかなりわかりやすく書いてありました。
そもそも1980年より前ぐらいはアメリカが農作物の輸出国として巨大な存在感を放っていました。皆さんも大規模農場でのプランテーションなど、そのイメージは難しくないんじゃないでしょうか。
ですが、1980年ごろを節目に、EUが農作物輸出国の仲間入りをしてきます。
その経緯としては、需要に対して供給量が過剰になりすぎて価格が暴落して生産者の生活を脅かす、という事態を避けるために、そもそもEUでは地域内での消費量以上の穀物は生産できていたんですが、それを政府が買い集める形で農業の保護政策を行っていたんです。そうすると、必然的に政府側が所有する作物が多くなり、政府はそれを裁こうとします。そこで、EUが農作物輸出国として参入してくる、という事態になりました。
そうなってくるとアメリカの一人勝ちだった農作物市場がEUの参入により様々な競争を強いられます。
そこで貿易協定だ、というのがウルグアイラウンドでの農業問題だったんですねー。
・労働集約型農業(酪農やハウス栽培など)が土地利用型農業(稲作など)より先に発達した理由
この理由についても自分自身とても新鮮な観点を得ることが出来てよかったです。
これはひとえに「企業の参入障壁の低さ」というのがあったようですねー。
労働集約型農業は年中稼動できるため、正社員という雇用形態、つまり今までの日本的な形態で従業員を雇うことが出来たため、企業としても参入しやすかったという事情があったようです。
一方で土地利用型農業は明確に繁忙期と閑散期が分かれており、その雇用形態と正社員とのかみ合わなさが、企業というビジネス視点で切り込んでくる参入者を阻んでいたためうまく発展しなかったという指摘がありました。非常にこれは面白いものがありましたねー。
この視点で考えると、最近Agritechも注目されていますが、テック人材は基本的に転職なども盛んになってきてかなりフレックスな職場異動が実現しているので、ひょっとするとその辺の事情で土地利用型農業への参入障壁が下がったのもその分野が延び始めた一員なのかもしれないですね。もちろんドローンなどの進歩により農薬の散布や水田に関する情報収集法の進化などがあったのも見逃せないですが。
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色々な本(役に立つという観点や興味深い、など様々な観点から)を紹介しているので、読む本を探していたらぜひご覧ください!
http://highishiki.blog.fc2.com/page-1.html