彼らの楽曲の良さについては既に多くの方がレビューしておられますので、私はパッケージ・ソフトの観点からレビューします。
元々、このLPが発売された時、米国向けと日本・欧州向けでは収録曲数とその内訳に違いがありました。米国盤には日本・欧州盤には入っていない「どうせ恋だから/ONE WAY OR ANOTHER」が入って全12曲、日本・欧州盤には米国盤には入っていない「デニスに夢中/DENIS」「恋のピクチャー/PICTURE THIS」「恋のユニオン・シティ/UNION CITY BLUE」が入って全14曲という構成。その後日本でこの作品がCD化した時も、日本・欧州盤(全14曲)がCD化されました。
今回、紙ジャケ仕様になった際、レコードの裏表紙は12曲の米国盤のものが使われていますので、一見すると曲数が減ったように見えるのですが、封入物として日本・欧州盤レコードの裏表紙部分も復刻されて封入されています。それでも14曲しか入っていない筈なのに、今回全15曲入りとなっているのは、これまで米国向けには入っていて日本・欧州向けからは落ちていた「どうせ恋だから」が新たに追加されたことが理由です。
それから音質ですが、旧盤と比べて、のけぞってしまうほど良くなりました。ともすると後ろに下がり気味だったヴォーカルや、平面的で広がりのない演奏が、見違える(聞き違える)ほどに前面に出て、広く立体的になっています。
そんな訳で、これまでプラ・ケース仕様の低価格盤をお持ちの方にとっては、今回の紙ジャケ仕様を買うことで米国盤と日本・欧州盤の2種類を、落とす曲なく聴くことができることになりました。もしもこのタイトルが愛聴盤なら、是非買い直して下さい。
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