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身体症状に「宇宙の声」を聴く―癒しのプロセスワーク (日本語) 単行本 – 2006/4/20

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

私たちは複数の次元、パラレルワールドに同時に存在しており、病は、叡知に満ちた普遍的次元からのメッセージを知る手がかりとなる。量子論、シャーマニズム、東洋思想の考え方を援用しつつ、深々とした生のリアリティを取り戻す具体的方法を紹介。“心ある道”を生きるための心理学。

抜粋

第1章 沈黙の力

夢見ることがなければ、私たちは何も見出さないだろう(……)。最もエキサイティングな科学は夢見ることを通して生まれてくるのである。
  NASA長官 ダン・ゴールディ

 身体症状は緊張と苦悩に満ちた激しい闘いの場と言える。症状を否定すれば、闘いを抑圧することになる。すると症状はあなたを一晩中脅かすだろう。一方、症状の現実面だけに焦点を当てるなら、とりわけ症状がすぐに治らないとき、あなたは落ち込み、不安になるだろう。本書は、夢や身体感覚と現実的かつ夢の次元に関わる方法でワークすることが、いかに、また、なぜ身体経験を変化させるのか、という点についての説明原理を提示するものである。
 私はそうした原理をできるだけ説得力のあるものとして、皆さんの心と身体の両面で感じてもらうことをめざしている。は身体の素粒子的領域と相互作用する、というのが私の基本的主張である。二一世紀という新しいの始まりに内面的問題を探求しようという人は、科学がいまだに成し遂げていないことを成し遂げなければならないと思う。臨床医学は進歩を続けているが、それに頼ってばかりではだめだ。自分の身体の深層で起こっているドリーミングや量子的次元をも探求しなければならないのである。そうした次元であなたは「沈黙の力」——身体に内在する、宇宙とつながった知性——と出会うことだろう。
 この探求を進めていくために、つまり身体と心を最も微細なレベルで経験し理解してもらうために、私は本書でさまざまな方法を提案している。また、あなたの個人的な(こころの)旅をサポートすることに加えて、医療の専門家、セラピスト、物理学者、生物学者、近代医学および代替医療の実践家たちに、既存の多様なパラダイムをいかにして統一するかということも提案している。私がめざしているのは、現代科学の創意と伝統的な知恵の統合である。症状について理解し、実際にワークするための新たな方法論の輪郭を描くために、私たちは量子的現象、心理学、生化学はもちろん、シャーマニズムにも踏み込んでいくことだろう。

◎過去と現在の仕事

 拙著『ドリームボディ』および『ドリームボディ・ワーク』では、夢があらゆる身体症状に反映されることを指摘した。『24時間の明晰夢』では、途切れのない明晰な自覚に基づいたシャーマニスティックなライフスタイルを提案した。『プロセス指向のドリームワーク』では、私たちセラピストがフロイトとユング以来「ドリームワーク」と呼んできた作業をアップデートするために、オーストラリアのアボリジニー(先住民)の「ドリームタイム」という概念、および量子論を参考にした。
 そして本書では、以下の点を再考することで物理学や心理学の理論を切り拓いていく。

 ・症状のドリーミングおよび量子的次元
 ・生命の起源、また、反老化の要因としての自覚
 ・量子論が音楽療法になりうること
 ・コミュニティが身体に影響すること
 ・健康を増進し、害のないライフスタイル

 私の発想が生まれてきた要因には二つある。一つは、四〇年にわたってあらゆる種類の意識状態、および考えうるあらゆるタイプの身体問題を抱えた人とワークしてきた経験。もう一つは物理学である。私にとって物理学は、理論であり、経験的な事実であり、そして、私たちの心の働きのメタファーでもある。数学と物理学は、深い変性意識状態や身体のプロセスを記述する象徴的な方法であると私は考える。物理学の新しいアイディアは、実験や理論によってのみ生まれてくるのではない。私たちの意識が自らの内なる宇宙の新たな側面を発見する準備ができているからこそ、新しいアイディアも生まれてくるのだ。拙著『クォンタム・マインド The Quantum Mind』(未訳)で私は、誰でも物理学を経験できることを示した。物理学における数式は、現実の背後にある夢のようなものである。物理学における測定不可能な量子波動場は、誰もが経験できるものであるが、それは、そうした仮想場が、現実世界の現象の地図であるとともに、身体のもつ微細な傾向性(tendencies)の地図でもあるからだ(以下に示すように)。
 現代の科学の主流は、宇宙のゼロポイント・エネルギー〔付録Aの原註6の説明(巻末xiv頁)を参照〕の影響を測定することに焦点を当てている。そして、微細なエネルギーの揺らぎによって宇宙の起源が発生したのかどうか、議論されている。それに対して私は、ごく小さな兆候に注目し、そうしたかすかな兆候がどのように私たちの人生を創造していくかを、「沈黙の力」の観点から捉え返すことを提案したい。『クォンタム・マインド』では、そうした微細な兆候が、量子物理学、心理学、瞑想に見られる�晃��であることを議論した。物理学の数式(量子論の原理)に見出せる自己反射のパターンは、「沈黙の力」が意識、現実、人生における喜び、問題、症状を創造することのメタファーとみなすこともでき。
 本書では、そうした微細で普遍的で測定不可能な傾向性が、私たちの身体の内に「沈黙の力」として感じられるものを創り出していることを示そうと思う。さらに言えば、そうした傾向性は、私たち自身だけでなく、宇宙のもつ自己反射(反映、内省)的な能力とも結びついている。そうした洞察から医学に関する結論が導かれる。すなわち、医療に携わる者にとっての最も基本的な仕事は、病気を治すことではなく、自覚を鍛え上げることなのだ。身体症状は単に解決されるべき問題というだけではない。慢性症状は一種の���、すなわち意識の拡大(深化)を目的とした、一見答えようのない問いなのだ。そうした症状の多くは、私たちが日常的思考を手放し、自覚の力を高めて身体の内なる沈黙の力を知覚することを要求しているのである。
 現在、主流となっている身体に関する生物医学的観点は、私に市内地図を連想させる。地図を見れば、自分の住所や現在地を指し示すポイントを見つけることができる。私たちは、地図上の点として自分自身を位置づけられると考えている。時間と空間のこうした捉え方は確かに真実ではあるが、しかしそれが真実のすべてというわけではない。
 夢の中で経験される自分は、量子論の場合と同じように、位置的には測定不可能である。夢においては、あなたはこの地球という惑星の、ある大陸やある島の、ある国の、ある都市の、ある街角に位置づけられるだけではない。太陽系ないし銀河系の中にのみ位置づけられるわけでもない。そうではなくて、合意的現実〔訳註 Consensus Reality 一般に合意・共有された日常的現実〕における地図上の点として位置づけられると同時に、では、あなたは宇宙全体にあまねく存在しているのだ。自分の身体はこの惑星の特定の地点にのみ位置づけられているという思い込みが、人間関係を阻害したり、症状をつくり出しているとも考えられる。
 新しい医療にとって必要なのは、この宇宙(あるいは並行宇宙群)で起きうることはすべて私たちの身体に影響を与えるということに気づき、それを忘れないことだ——同じように、私たちの感じることや考えること(私たちが物事を経験する仕方)は宇宙全体に影響を与えるのである。私たちが生きている宇宙は、実在的ないわゆる「現実」と、不可視の仮想的な現実とで構成されている。したがって新しい医療は、時空間に位置づけられる身体と取り組む「」なものであると同時に、周囲の世界が私たちの身体に影響を与える仕方に注目する「」なものでなければならない。
 二一世紀の最初のうちは、量子的現実や主観的経験などは想像の産物であり、あてにするべきではない、と私たちの日常的思考は異議を唱えることだろう。こうした日常的思考に対しては、現代医学やニュートン物理学や化学において知られていることはすべて、本書で述べる新しい理論にもきちんと含まれるということを伝え、安心させてほしい。また本書は、量子論を心理学的な方法で支持するものでもある。第二に、夢の中に象徴化された微細な経験や量子論を無視することが、すなわち身体的な不安楽(Dis-ease)の一因であることを示唆したい。言いかえるなら、主観的経験と同様に、実験によって証明しうる医学や物理学も必要だということだ。

エクササイズ……虚時間のエクササイズ

 宇宙の実在的現実および仮想的な量子的現実について知ることは、�い沺Δ海�における私たちの身体症状を「地に足の着いた」方法で改善することにどのように役立つだろうか? 本書はこの問いに対する回答として一つの理論を示し、この理論を個人的に経験するためのいくつかの方法を提案するものである。
 まず体験することから始めてみよう。これから行なう身体に関するエクササイズは、身体が沈黙の力によって動かされていることを感じさせてくれるだろう。その後に、この力が虚時間の領域における宇宙創造の時点に存在していたという理論について論じていく。
 最初に述べておきたいが、沈黙の力は、物理学におけるすべての量子的領域の概念と同じように、直接測定できないために(現実ではその影響が検証できるだけである)、あなたは自分自身の主観的経験と、他者との間で「合意(共有)されていない」現象を感じ取る能力を使い、それを信頼しなければならない。すると、実際にあなたがある方向に向かって動き出す以前に、その方向に向かって思考し、想像し、運動する�晃��を発見することができるだろう。

*身体を意識することから始めます。座っていても、立っていても、寝ていてもかまいませんが、ある程度自由に身体を動かせる体勢をとります。座っている場合は、深く腰かけず椅子の端に座るようにしてください。横になっている場合は、少し身体を起こすようにします。
*しばらくその姿勢でリラックスしましょう。数回、深呼吸します。急がないように。くつろぎ、落ち着いてきたら、先に進みます。
*自由に、自然に呼吸をしながら、身体をなるべく動かさないようにします。その状態で、可能なら、身体はどういう動作をとろうとするか、どの方向に動こうとするかに気づきを向けてください。しかしまだその方向に実際には動かないように。動かずに、ある方向へ、あるいはある仕方で動こうとする身体の傾向性を探求します。じっくりやりましょう。その傾向性は次第に明らかになってくるでしょう。その傾向性と方向性に注意を向けていってください。たとえそれがあなたにとって違和感のあるものであってもです。
*その傾向性に気づいたら、それがあなたの身体をある方向に動かしていくプロセスに従っていきます。浮かび上がるイメージにも注意を払いましょう。時間をかけて。動くにつれて、どんなイメージが浮かんでくるでしょうか?
*意識的に動きながら、心に浮かんでくるイメージを通じて、その動作が何を意味しているのか、なにかしら感じられるまで、その動作とイメージを維持します。あなたの中の傾向性、イメージ、動作は、あなたにとってどんな意味があったでしょうか? その意味に関する自分の直観を信頼してください。発見したことをノートに書きとめておきます。
*意味を書きとめたら、今やっていた動作に戻ります。そして身体にこう訊ねてみてください。「この傾向性を私に気づかせるために、身体はどんな経験、症状、あるいは症状に対する不安を生み出そうとしているだろうか」と。どのような種類の身体症状ないし症状に対する不安が、その傾向性をより劇的に表現するでしょう? そのような症状はもうすでに始まっていますか? そのような身体の状態をあなたは恐れていますか?

 死の不安にずっとおびえていた私のクライアントが、自宅でこのエクササイズを一人で行なった。彼は、自分の身体が「リラックスしたがっており、あごがゆるんでくる気配」に気づいていった。あごがゆるむプロセスにまかせていると、突然あるイメージが浮かんできた。それは頭が身体から落ち、残った身体が自由に呼吸し、風に対して開かれているイメージであった。彼は言った。「意味は明白です。頭、すなわち内なるプログラムを手放し、そして、開かれなさい、ということですね」。彼の報告によれば、自分でも驚いたことに、「頭」すなわち合理的知性が死のプロセスにあることに気づくと、死の不安がなくなったということであった。
 このエクササイズは、動作が実際に始まる以前に身体の中に存在する傾向性に対する感覚をあなたにももたらしたことだろう。あなたが感じたそうした傾向性——身体を動かす微細な力——を、私は「沈黙の力」と呼んでいる。私たちの多くは、この微細な力が恐ろしいイメージや身体の不快感といった誇張された形で現れたときに初めて、それに気づく。
 沈黙の力は身体の背景にある微細な感覚であると同時に、夢の背後にある推進力でもある。それは人生にある意味を付与しながら、ある方向に向かって気づかれることなくあなたを動かしていく。その意味は、人生を振り返ったり、あるいは、その力と接触するときにのみ明らかになる。
 少なくとも、沈黙の力に従わなければ、不快感があなたを襲い、「不|安楽(dis-easy=病気)」になる。微細な沈黙の力の方向に沿って、その力と共に動くとき、あなたの身体はより楽(ease)になるのである。

◎沈黙の力の諸側面

 以下の章では、沈黙の力が身体の微細な動作の傾向だけでなく、
 ・慢性症状
 ・長期にわたる行動パターン、問題、才能
 ・自分を悩ませる気分や人たち
 ・人間関係の問題やコミュニティの問題
の中にも現れることを示していく。
 さまざまな傾向性の中に現れる沈黙の力は、単純に言うと、押し出したり引いたりする力である。またそれは、私たちが生活している場に対する感覚や雰囲気、気分とも符合する。私はこの雰囲気やその傾向性を「意図をもつ場intentional field」と呼んでいる。私たちはふだん、雰囲気の背景にある意図や、無視されがちなかすかな沈黙の力に気づかな。
 そうした微細な経験に焦点を当てることが、医療となることを私は示していきたい。というのも、そうした微細な傾向性は、自分自身だけでなく、世界全体、さらには宇宙全体とも結びついている可能性があるからだ。

◎物理学、禅、沈黙の力

 こうした経験がどのように宇宙と結びついているか、という理論を示唆することから始めたい。さしあたり、あらゆる物質の素粒子的領域で見出される基本的パターン(量子波動関数)が、宇宙全体の最も基本的なパターンの一つであるとする物理学の仮説からスタートしよう。
 量子論の生みの親の一人であるエルヴィン・シュレディンガーは、一九二〇年代にこの波動パターンを最初に発見したとき、それを「物質」であると考えていた。彼はこのパターンの数学的な波動を「物質波」と呼んだ。現在、私たちはこの波動が水の波とは違って、測定できる物質ではないことを知っている。しかしながら、それは目に見える対象や身体の一見明白に思われる物質性よりも根源的なものである。この基本的パターンは数学的に厳密であり、日常的現実(次元)で諸現象が発生する確率を予言する。
 この波動関数は、日常的な現象に関するニュートン物理学とはまったく異なる量子物理学の多くの概念の典型と言える(波動関数については次のコラム参照)。

 量子論は、芸術家が絵を描く前に抱くヴィジョンや夢に似ている。芸術家の中には、絵の完全なイメージが心の中にあらかじめ現れるという人がいる。しかし、キャンバスに実際に描き始めると予測できなかった出来事が発生する。そのため、最終的に絵がどう描かれるかは予測することができない。同じように、量子論は宇宙がどのように振る舞うかに関する一種のヴィジョンと言えるだろう。それは輪郭をおおまかに描くことはできるが、最終的なディテールを描けるわけではない。本書では、量子論が物質的な現象だけではなく、心的経験のヴィジョンでもあることを示していく。
 宇宙物理学者のスティーヴン・ホーキングは宇宙の起源について考察する中で、創造の瞬間を理解するために量子波動パターンを用いている。彼は、時間の始まりにおいて(時間がゼロのときに)「虚時間」が存在したと提唱している。ホーキングがこの「夢」ないしヴィジョンを使用する理由は、量子論以前の古典物理学では、宇宙が始まった直後の最初の「10のマイナス43乗」秒以降に対してしか適用できないからである。それ以前は、量子物理学以外は適用不能である。ホーキングは宇宙のごく初期の瞬間を論ずるに際して、量子波動を「ヴィジョン」あるいは理論として使用している。
 宇宙の始まりに何が起こったのだろうか? ホーキングは、「実在的な」空間や時間や物質が存在する以前の宇宙では、測定不可能な「虚時間」が支配していたのではないかと示唆してい。この考えはそれほど突拍子のないものではない。つい先程、あなたも、実際に動作が生まれる以前に、それが微細な傾向性やパターンとして想像の中に存在していたことを経験したばかりである。宇宙の始まりでは、私たちの知っている物質的な現実が存在する以前に、微細で、極小で、夢に似た状態の経験あるいは傾向性が、ある種の夢的時間ないし想像的な時間(虚時間)の中に存在するのである。
 すでに指摘したように、量子物理学は物質的な宇宙だけでなく、心という宇宙をも記述しているように私には思われる。何万という人々とワークすることによって、私はすべての動作や身体症状が、「実際の」日常的現象に先立つ、極小の、きわめて微細な「想像(界)的な」経験にまでさかのぼれることを見出した。ある意味、症状(そして、人生のすべての出来事)は、微細な身体シグナル、すなわち沈黙の力として感じることのできる虚時間に始まるのである。
 量子論のもう一人の生みの親であるヴェルナー・ハイゼンベルクは、物質的現実の背後にある量子波動関数は、日常的現実に向かう想像(界)的かつ測定不可能な「傾向性」を説明していると述べた。量子物理学者や宇宙物理学者たちの観点から言うと、実際の現象は測定不可能な傾向性によって記述され、そこから生起することになる。アボリジニーの人々にならってシンプルに言うならば、世界は(物理的時間ではなくそれ以前の)「」に始まったのである。「沈黙の力」とは、このドリームタイムの感知可能な諸々の影響力のことである。
 ドリームタイムの沈黙の力はあらゆる事象の背後にある。それはこの世界を理解する鍵の一つである。沈黙の力は、諸現象のに関する概念であり、経験である。この力を使うためには(あるいはそれと共に動き、症状とワークすることを学ぶためには)、静寂の中で自覚に焦点を当てることを学ぶ必要がある。自覚は身体の健康の感覚に対する中核となる要素である。自覚はさまざまな問いに対する答えの鍵となるだろう。

◎禅とドリーミング

 意識の収縮状態における自覚は、私の友人が人生における最も難しい問いに答えた仕方を思い起こさせる。京都に住んでいる私の友人、福島慶道老師(臨済宗東福寺派管長)は、彼が禅の師となったときの話を語ってくれた。あるとき、彼は師から公案を与えられた。公案を聞いて、慶道老師は自分の内面に深く入っていった。未知のプロセスに従っていくと、彼の身体は公案に反応して踊り始めたではないか!
 彼の師は、この「答え」に満足し、その踊りがどこからやって来たのか尋ねた。師は私の友人に、寺を離れ、その踊りが現存する村に住み、その答えについて考えるよう指示した。その村で数年過ごした後、彼は禅の師となった。彼の師が亡くなったとき、慶道老師は師の墓の前でその踊りを舞ったという。
 同じように、人生は私たちに答えようのない問いをたくさん突きつけてくる。それに対して、あなたの身体も踊りを通して答えようとするだろう。自覚に焦点を当てることを学べば、身体症状を含むさまざまな謎に答えるために、前もって予測することのできない動作に身をまかせることができる。
 ある意味で身体症状は、自身の最も深い側面を再体験するために、自覚を用いて「踊る」ことを要求すると言える。あなたの量子波動が宇宙と結びついているなら、あなたの身体の微細な動きは宇宙的リズムの舞いでもあるのだ。

◎本書について

 こうした考え方をより十全に説明し、インナーワーク(内面に向かうワーク)のエクササイズを提案するために、本書は個人の身体症状、身体症状と対人関係との関連、老い、自由な生き方に焦点を当てた四部構成となっている。
「第1部 症状に内在する沈黙の力」では、医療の中心的な仕事が、生命の微細な力に対する自覚をサポートすることであることを示す。量子物理学と心理学、身体に対する医療的アプローチやスピリチュアルなアプローチを学んだ後、生物医学、代替医療、物理学を組み合わせた「レインボー・メディスン(虹の医療)」について述べていく。レインボー・メディスンは、生命の自発的側面を体験することによって、健康の感覚を与えてくれる。またレインボー・メディスンは、たくさんの「色」を有しているが、これに対して逆症療法や代替療法の多くは単色に近い。すなわち、これらは多層のレベルを想定していない。虹色ではなく単色なのだ。「単色の医療」は、アスピリンやビタミン、リラクセーション技法、治療技法などによって個人的な問題に対処していく。しかし「単色の医療」も医療の全体像を構成する重要な一部である。
「第2部 非局在的医療——症状の中の世界」では、量子物理学とインナーワークのエクササイズを使い、あなたの身体が非局在的であること(すなわち、あなたの身体が遍在すること)を示す。症状は、身体の特定の部位に向けられた局在的投薬によって常に治療されるわけではない。なぜなら、あなたが悩まされている身体の問題は、ある意味、あなた自身にだけ関わっているわけではないからである。そうした問題の原因は、人間関係やコミュニティの問題の中、あるいは過去や将来起こりうる問題の中にも見出すことができる。
「第3部 老い——化学、仏教、エントロピー」では、沈黙の力が老化、遺伝的特質、祖先との結びつきに対する新しいアプローチを導くことを示す。また、臨死体験や死の不安が人生に創造性をもたらすことについて述べる。同時的状態としての生と死という新しい見方は、今日の心理学と物理学に見出すことができる。
「第4部 量子の悪魔のライフスタイル——時間から解放された身体」では、人間関係における複数の役割やシャーマン的な態度など、症状に取り組む新しい方法を紹介する。本書は非局在性を再考し、自覚によって多様なレベルを統合する、害のないライフスタイルを提案して締めくくる。ここで本書の考え方が要約されている。
 巻末の付録では科学に関心のある読者のために、波動、量子物理学、並行世界、クォンタム・マインドに関する基本的概念を取り上げた。


登録情報

  • 発売日 : 2006/4/20
  • 単行本 : 392ページ
  • ISBN-10 : 4531081536
  • ISBN-13 : 978-4531081530
  • 出版社 : 日本教文社 (2006/4/20)
  • 言語: : 日本語
  • カスタマーレビュー:
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2006年5月17日に日本でレビュー済み
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2007年1月8日に日本でレビュー済み
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2018年2月4日に日本でレビュー済み
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2013年11月18日に日本でレビュー済み
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ベスト1000レビュアーVINEメンバー
2007年12月23日に日本でレビュー済み
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2006年5月17日に日本でレビュー済み
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2007年1月5日に日本でレビュー済み
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