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蹴りたい背中 (河出文庫) Kindle版
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2007/4/20
- ファイルサイズ3555 KB
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
商品説明
長谷川初実(ハツ)は、陸上部に所属する高校1年生。気の合う者同士でグループを作りお互いに馴染もうとするクラスメートたちに、初実は溶け込むことができないでいた。そんな彼女が、同じくクラスの余り者である、にな川と出会う。彼は、自分が読んでいるファッション雑誌のモデルに、初実が会ったことがあるという話に強い関心を寄せる。にな川の自宅で、初実は中学校時代に奇妙な出会いをした女性がオリチャンという人気モデルであることを知る。にな川はオリチャンにまつわる情報を収集する熱狂的なオリチャンファンであった。
物語の冒頭部分を読んだだけで、読者は期待を裏切らない作品であることを予感するだろう。特に最初の7行がすばらしい。ぜひ声に出して読んでいただきたい。この作家に生来的に備わったシーン接続の巧みさや、魅力的な登場人物の設定に注目させられる作品でもある。高校1年生の女の子の、連帯とも友情とも好意ともつかない感情を、気になる男子の「もの哀しく丸まった、無防備な背中を蹴りたい」思いへと集約させていく感情と行動の描写も見事だ。現在19歳の作者でなければ書くことができない独自の世界が表現されている。 (榎本正樹)
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。内容(「MARC」データベースより)
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
著者について
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
1984年、京都府生まれ。2001年「インストール」で第38回文藝賞を受賞し、デビュー。04年「蹴りたい背中」で芥川賞を史上最年少で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B00FGY4XJY
- 出版社 : 河出書房新社 (2007/4/20)
- 発売日 : 2007/4/20
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 3555 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 111ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 14,812位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について

1984年京都府生まれ。早稲田大学教育学部卒業。2001年『インストール』で第38回文藝賞を受賞しデビュー。2004年『蹴りたい背中』で第130回芥川賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『勝手にふるえてろ』(ISBN-10:4163296409)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ありふれた、少し除け者の高校生を、どこにでも溢れている言葉で書いただけに思える。
19歳が書いた、という点以外は何も取柄がない。
無理に深読みしようとしたが、それも無駄であった。
長谷川、にな川、何やってんだと笑って読みました。長谷川は好んで余り者になったに対し、
にな川は基本的に周囲から弾かれおり2人は同等ではありません。
誇れる疎外者が情けない余計者に執着する動機が今ひとつ分かりませんが、にな川の描写が妙にリアルで気色悪く
笑かせてもらいました。終盤、絹代を2人の観察者として登場させます。彼女の観察が正しいのか作者はあえて答えを出しません。
しかし、もっと惨めになれという思いや背中蹴りは視点人物の本音でしょうね。面白かったです。
※画像・プロフィールは無視してください
正直、背中を「蹴る」という行為の意味なり、感情なりといったものは(芥川賞の選評なども読みましたが、)いまだによく理解できませんが、作者の言葉の使い方の面白さと、リズムと、何より破綻のない構成が素晴らしいと思います。
その後の綿矢さんの作品も何作か読みましたが、「蹴りたい背中」は彼女の作品で私が読んだものの中では、話から発せられる熱が最も熱く、それにもかかわらず、最も小説として「整っている」と思います。これまで読んだ小説の中でも最も好きな作品のひとつです。
ああでもないこうでもないという思考の流れと、そのくせ一旦決めてしまうとストレートな実行に移す速度のコントラスト。一人は怖いのに群れたくない気持ち。
日中はエアコンがないといられないのに、縁側で夕暮れになると涼しくなり始める夏休み後半。そんな時期こそがGrowing painとないまぜになって、清々しい青春を作るんだと思い至りました。
冷えた炭酸飲料のような爽やかさです。
どこにでもいそうな「長谷川」と「にな川」の日常を淡々と描いています。
周囲に馴染めない変わり者同士。
だけど、どこか違う人間。
孤独、執着、満たされないなにか……
意外とどこにでもいそうな二人。誰の中にもありそうな感情が綴られてるように思いました。
若い子にも何か感じられる部分があるかも?
大人になってもたまに読んで自分を見つめ直したくなるような作品です。
読み終えて、物語の全体が平凡、大きな事件が起きるわけでもないからこその気持ちが生まれました。
にな川は普通の人なら当然怒ることをされても、さらっと受け流してしまいます。かといってただ鈍感なやつという訳ではなく、非常に周りが見えてて、やさしい男です。
そんなにな川の背中をなぜか主人公は「蹴りたい」と思います。蹴りたいだけではなくにな川の不幸を願う場面もあります。
これは一種の愛情表現なのでしょうか、
好きというより愛くるしい。愛くるしすぎるがゆえにいじめたい。
なんとなくわかる気がします。
自分が中学生か高校生の時にニュースで知りました。
それから20年あまり。
ようやく読みましたが、自分の高校・大学時代がまさに
この本の主人公が住んでいるような世界だったので
懐かしさを覚えながら読み進めました。
もう10年ほど前に、この本に出会っていたら
もっと胆力を持って当時を過ごせたのかな、と思いながら。
いずれにせよ、手にすることができてよかったです。





