![OVA「超次元ゲイム ネプテューヌ ~ねぷのなつやすみ~」ブルーレイ(完全初回限定生産)<パープルハート・ライラックCOOL 1/7スケールフィギュア同梱> [Blu-ray]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61RhDMbKR+L._AC_UL160_SR160,160_.jpg)
この本はアニメではなくゲームからの派生なので、設定はゲーム初代に準拠しています。
プレイしておく必要はありませんが、妹達は出てこないことに注意しておいてください。
あとAmazonで購入してもポストカードは付いていました。
さて感想は……
ノベライズとしてキャラがちゃんと可愛いし崩壊していない。
ギャグもネプテューヌらしいゲームパロがふんだんに散りばめられ面白い。
そして何より、ダメなノベライズにありがちな「読み進めることが辛い」小説ではありません。最後までするする読めました。
購入してとてもがっかりするということは多分ないでしょう。
ですが、とても良かったかと聞かれれば首を捻ってしまいます。
まず挿絵があまりかわいくないです。ぶっちゃけてしまうと下手だと思います。
そして、ストーリーがあまりに単調過ぎます。
女神達はささっと仲間になるし、ラスボスの正体も丸わかりです。
ネプテューヌなので捻った展開を期待しているわけではないのですが、もう少し何か欲しかったです。
そしてこれは欠点という訳ではありませんが、女子高生という設定は予想以上にデカいです。
ゲームでは、何でもアリのチート女神がゲームの世界の命運を左右する話でしたが、
それが学園の優等生の学園内で完結するようなスケールの小さな話になってしまうわけです。
自分も読む前は「そんなゲームの設定なんていらんわ、女子高生最高や！」とか思っていたのですが、
読後は案外そういう設定こそがネプテューヌの肝なのかもしれない、そんなことを考えさせられました。
まとめると、期待を裏切らないが期待を上回ることもない、そんなノベライズだと思います。
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