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赤×ピンク (角川文庫) 文庫 – 2008/2

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商品の説明

内容紹介

新シリーズ「赤×ピンク」の第1巻。躁鬱の激しいブルマ少女、まゆ14歳(実は21歳)。魅せることに喜びを感じる女王様、ミーコ(実はSMの女王様)。女性にモテる女性恐怖症の空手家、皐月(実は…)。彼女たちが毎夜働くのは、廃校の校舎を改良したファイトクラブ、それぞれが秘めた思いを胸に、たたかい続ける…。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

東京・六本木、廃校になった小学校で夜毎繰り広げられる非合法ガールファイト、集う奇妙な客たち、どこか壊れた、でも真摯で純な女の子たち。体の痛みを心の筋肉に変えて、どこよりも高く跳び、誰よりも速い拳を、何もかも粉砕する一撃を―彷徨のはて、都会の異空間に迷い込んだ3人の女性たち、そのサバイバルと成長と、恋を描いた、最も挑発的でロマンティックな青春小説。

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登録情報

  • 文庫: 254ページ
  • 出版社: 角川書店 (2008/02)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4044281025
  • ISBN-13: 978-4044281021
  • 発売日: 2008/02
  • 商品パッケージの寸法: 14.8 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4 14件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 202,684位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

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トップカスタマーレビュー

投稿者 東の閑人 VINE メンバー 投稿日 2008/11/3
形式: 文庫
ファミ通文庫から2003年2月に出版されたものの5年ぶりの「再版」と言う事になりますが、読んでみて、余りの充実ぶりに驚きました!

舞台は六本木。廃校となった小学校を使い、非合法?のガールファイトを売り物にする怪しい風俗風?の店。鉄製の檻の中で、夜毎繰り広げられる女たちの肉弾戦、あるいはそれに似たパフォーマンス。それを見つめる男たちの視線。酒を飲む客、指名されて相手をする女たち・・・。生きる意味を求め、漂よい、流される女たち・・・?読み出してすぐ、そんな雰囲気が伝わってきます。オイこれはファミ通文庫だったんだろう!!??と聞きたくなる。(笑)ヤバイな〜・・・と思いながらも、主人公たちの感覚的な会話や、濃密な情景描写に引き寄せられる・・・この異様なまでの筆力!5年前の作品だと言うが、「初期の作品」という感じが全くしないのは何故??(汗)

全体は三部からなり、一人語りの主人公は、前の章の脇役が引き継いで行く。都合三人の主人公が登場するが、話も後半に行くほど長くなる。結末は、苦しみ抜いてきた主人公が護るべきものを見つけ、未来に向かって歩き出す場面で終わります。作者はその苦しみの様をまるで自己の体験のように描き出していて、主人公の生々しい叫びに打たれます・・・。そして、最後は、全てを包み込む柔らかな光がさしこむ・・・。

独特の
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形式: 文庫
作者自ら「自身の転向点」と位置づけているらしく、
当初ライトノベルとしての出版ながら、
テーマや感情描写等は一般的な小説に比し全く遜色無い。

確かに舞台選びや、登場人物造形、衣装など
設定面でのキッチュさは否めないが
都会の生活/孤独/閉塞感/生きがいなど
驚くほどストレートに、真摯に、
そしてきついほど生々しく描かれている。

本当にいい作家だ、と感じられる傑作。
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形式: 文庫
ガールズファイト「ガールズブラッド」のファイター達は、社長の趣味で適当な設定を与えられ、それに応じた衣装を身に着けて戦う。
彼女達は少女という年頃を過ぎており、本人たちも自分を「大人」だと認識している。
しかし、これは少女達の物語だ。女性達の心の中の少女達の物語だ。女性の赤と、少女のピンクが交差する。

主人公たちは、それぞれ、家庭に縁がない。居場所がない。帰る場所がない。
自分がない。自分のしたいことも、好きなことも見つからない。
檻の中は、奇妙な安心感を与えてくれる。閉じ込められているが、同時に、守られてもいる。
どこにも行けなくても、何かをできなくても、許してくれるのが、手錠であり、檻となる。
問題は、死にたくなるほどに、愛情が足りていないということ。
檻の外に出て行くことができた少女達の先行きが明るいかどうかはわからないが、少しだけしたたかにしぶとく、彼女達は生きていくことができるのだろうと思った。
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形式: 文庫
……というのが、発売当初オビに書かれていた一文。

正直レビューしづらい作品ですが、自身の抱えているものから抜け出せず、格闘技という手段で戦う少女たちの物語。

彼女たちにとって格闘技は単なる「手段」で、檻のなかで足掻くのにはどうしてもそれが必要だったのかな、と今では思える作品。
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形式: 文庫
桜庭一樹が有名になる以前に、高橋しんの表紙に釣られて購入し、ずっと本棚に置きっぱなしになっていたものをようやく読めました。いつも投げっぱなしというか完成度はべつに高くないと思うのですが、独特の完成と切り取られたシチュエーションの特異さにやはりこの時期から輝くものがあります。ただ当時のライトノベルでこの作風はびっくりされただろうなぁ……。
(このまま続編などがつくれてしまいそうな、というか一部の登場人物については説明してほしいところもあるのですが、ここで終わるのが綺麗なのかも)
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投稿者 キョウ 投稿日 2013/4/8
形式: 文庫 Amazonで購入
こ、こうきたか・・・!こんなふうな文章も書くんだなぁ。砂糖菓子や七竈のあとに読んだせいか、よりコミカルさを際立って感じました。でも、面白い。リズム感もあって、すいすい読めます。かといって、内容が軽いわけでは決してなく、少女から大人になろうとするその過程を、3人の少女のそれぞれの葛藤から見事に描き出しています。桜庭さんらしい文章です。ただ、1人目の話の終わり方は、人によってはすっきりしないかもしれません。
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