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贋作・桜の森の満開の下 単行本 – 1992/1

5つ星のうち 5.0 3件のカスタマーレビュー

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登録情報

  • 単行本: 237ページ
  • 出版社: 新潮社 (1992/01)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4103405082
  • ISBN-13: 978-4103405085
  • 発売日: 1992/01
  • 商品パッケージの寸法: 19.8 x 13.5 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0 3件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 365,281位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

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トップカスタマーレビュー

投稿者 gt 投稿日 2006/8/7
形式: 単行本
「堕落論」などで有名な坂口安吾の「桜の森の満開の下」の「贋作(にせさく)」な訳ですが、

同作者の「耳男と夜長姫」も同様にモチーフとして大幅に取り入れられています。

ここらへんのごった煮感は極めて野田秀樹らしいものであり、作品のみならず作家性をも

丸呑みにしてしまうミクスチャ感覚にただただ感嘆するのみです。

内容はと言えば、遊眠社とは思えないほど分かりやすい。

今見ると、遊眠社というよりは初期の野田地図っぽい方法論で書かれた作品のようにも見えます。

全体的に大仕掛けな舞台なので台本があっても他の劇団が上演するのは難しい代物ですが、

当時の遊眠社の総決算という意味も含め演劇人ならば目を通しておいて損はない戯曲と言えるでしょう。

それにしても、一つ一つのセリフのなんという美しさよ。

超スピードで繰り出されるセリフの応酬が遊眠社の特長の一つですが、

個人的に「小指の思い出」と「贋作・桜の森」の切れ味は頭一つ抜きん出ている印象を持ちます。

それは取りも直さず、台本の段階での完成度の高さあってこそ。

「声に出して読みたい日本語」っていうのはこういうのを言うんじゃないでしょうか。
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投稿者 カスタマー 投稿日 2004/7/31
形式: 単行本
この作品は観てよし、読んでよし、喋ってよしの傑作です。
「櫻の花が咲くのだよ」
「櫻の花と約束したのかへ」
「櫻花が咲くから、それを見てから
出掛けなければならないのだよ」
「どういふわけで」
「櫻の森の下へ行ってみなければならないからだよ」
「だから、なぜ行ってみなければならないのよ」
「花が咲くからだよ」
「花が咲くから、なぜさ」
「花の下は冷たい風がはりつめているからだよ」
「花の下にかへ」
「花の下は涯てがないからだよ」
見渡す限りの満開の桜の森の下で男が手に入れたものは
果たして何だったのか・・・。
ちなみにモチーフになっているのは
坂口安吾の「桜の森の満開の下」と「耳男と夜長姫」が主です。
興味のある方はこちらも合わせてお読みになると
野田アレンジの面白さが楽しめます。
講談社文藝?文庫の「桜の~」にどちらの作品も掲載されていたハズ・・・。
遊眠社時代に上演されたビデオもどこかで販売されていると思います。
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投稿者 林ゆみ子 トップ500レビュアー 投稿日 2016/2/10
形式: 単行本
夢の遊民社のファンで、野田秀樹の戯曲のセリフの言葉あそび(?)が大好きでした。
「野田秀樹の戯曲で卒論を書きたい」と希望出したら
教授会にかけられ物議を醸し、却下されました。(笑)
20年以上前ですが・・・今ならどうかな?おすすめです。
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