オランダならびにイングランドの東西インド会社に代表される貿易独占企業は、ヨーロッパが世界を制覇するうえで立役者となった。政治権力のみならず軍事力をも保持した特異な企業の礎を築いた、尋常ならざる人物たちの強烈な生きざま。
カナダのオタワに生まれ、アルバータ大学に学び、マルチメディア関連の職についたあと、フリーランスの作家に。著書に、Sightseers and Scholars(2002)、Scurv(2004)、A Most Damnable Invention(2005)、Madness, Betrayal and the Lash: The Epic Voyage of Captain George Vancouver(2009)、The Last Viking: The Life of Roald Amundsen(2013)、White Eskimo: Knud Rasmussen's Fearless Journey into the Heart of the Arctic(2015)。
荒木正純:筑波大学名誉教授。著書に『ホモ・テキスチュアリス』、『芥川龍之介と腸詰め』、『「羅生門」と廃仏毀釈』など。訳書にキース・トマス『宗教と魔術の衰退』、スティーヴン・グリーンブラット『驚異と占有』、A.D. カズンズ『シェイクスピア百科図鑑』、ノエル・キングズベリー『樹木讃歌』など。石木利明:大妻女子大学准教授。論文に、「原文の力―Anne of Green Gables 冒頭に学ぶ」、「ハイパーテクストとポストモダニズム」、「ネットスタディ―インターネットによる文学リサーチ」など。
田口孝夫:大妻女子大学教授。著書に、『記号としてのイギリス』、『英語教師のスクラップ・ブック』など。訳書に、P. グッデン『物語 英語の歴史』、A.D. カズンズ『シェイクスピア百科図鑑』、R. バーバー『図説 騎士道物語』、S. キャッシュダン『おとぎ話と魔女』C. ドゥーリエ『トールキンハンドブック』など。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ボウン,スティーヴン・R.
カナダのオタワに生まれ、アルバータ大学に学び、マルチメディア関連の職についたあと、フリーランスの作家となる。これまで多数の雑誌に寄稿するほか、著書多数
荒木/正純
1946年生まれ。東京教育大学大学院博士課程中退。静岡大学、筑波大学、白百合女子大学をへて、現在、筑波大学名誉教授
石木/利明
1958年生まれ。上智大学大学院文学研究科博士前期課程修了。現在、大妻女子大学准教授
田口/孝夫
1947年生まれ。東京教育大学大学院修士課程修了。現在、大妻女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)