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商品の説明

内容紹介

「女子会には二種類あってだな」「ていねいな暮らしオブセッション」「私はオバさんになったが森高はどうだ」……誰もが見て見ぬふりをしてきた女にまつわる諸問題(女子問題、カワイイ問題、ブスとババア問題……etc.)から、恋愛、結婚、家族、老後まで――話題の著者が笑いと毒で切り込む。〝未婚のプロ〟の真骨頂。講談社エッセイ賞受賞作。

内容（「BOOK」データベースより）

「女子会には二種類あってだな」「ていねいな暮らしオブセッション」「私はオバさんになったが森高はどうだ」…誰もが見て見ぬふりをしてきた女にまつわる諸問題(女子問題、カワイイ問題、ブスとババア問題…etc.)から、恋愛、結婚、家族、老後まで―話題の著者が笑いと毒で切り込む。“未婚のプロ”の真骨頂。講談社エッセイ賞受賞作。

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登録情報

文庫: 298ページ
出版社: 幻冬舎 (2016/4/12)
言語: 日本語
ISBN-10: 4344424646
ISBN-13: 978-4344424647
発売日： 2016/4/12
商品パッケージの寸法: 15.2 x 10.2 x 1.3 cm
おすすめ度： 71件のカスタマーレビュー
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トップカスタマーレビュー

TBSラジオでジェーン・スーさんの番組を聴いてます。

投稿者湯二ベスト1000レビュアー2016年8月3日

形式: 文庫

30代後半の男性です。
TBSラジオでジェーン・スーさんの番組を聴いてます。
はきはき物を言う人で、人生相談も結構納得のいく回答が多いので、本ではどんなこと書いているのか気になって読んでみました。
本もラジオのトークと同じように、はきはき書かれてるし、よく自己分析されたエッセイだなと思いました。
どのエッセイも、書き割りは似ています。
・どうして自分はこんなに○○が気になるんだろう。
　↓
・そうだ、こういう理由で気になってるんだ。
　↓
・じゃ、こうして折り合いをつけよう。
みたいな感じです。
あとは、父親との関係のことも書かれてて、なかなか感動する内容でした。

四十代女子の気持ちが少しわかりました。
ほんの少しですが。

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ジェーン・スー、あっぱれ！

投稿者Sakura2016年4月25日

形式: 単行本

喧嘩上等なタイトルなので、どんな本かと思って手に取りましたが、非常にまっとうな、同世代の働く女性の本（ちなみに彼女は日本人です）でした。

さすがに40代のわたしが自分で自分のことを女子ということには抵抗がありますが、「オンナノコゴコロ」は、きっといくつになっても女性の中にはあり続けるものだと思います。

ジェーンさんはなかなか自分の中の「女子性」を認められなかったものの、今ではそれはそれで認めていて、どんな風な出し方をするのもその人次第だけれど、あまりにも女子性を出しすぎるのも見苦しいから自分は出すところをわきまえておきたい、とおっしゃる。

うむ、わたしも自分が女子性を押し出すのは若い頃から「柄じゃない」と思っていたので、今も昔も自分からは「女子です」とは積極的には表明しないですね。
さすがに年も考えますし。

かといって自分の中にあるものを否定することもないので、ひっそりと大切にしておこうかな、と思っています。

それにしても、わたし、この方の小気味よい語り口が、本当に好きです。

「板垣死すとも自由は死せず！加齢すれども女子魂は死せず！」

という、喧嘩上等な感じの書きっぷりもいいですが、早くにお母様を亡くされた後でのお父様との関係や、男社会で精一杯働いてきた女性ならではの生き抜き方・働き方など、かなり繊細な思いも、読むものにしみいるように、とてもわかりやすく、それでいてシンプルに書かれていて、気配りのできる、頭の良い方なんだろうなと思いました。

言葉のセンスは三浦しをんさんに出会った時の、彼女の年下とは思えない（でも、ジェーンさんとほぼ同い年かな）語彙力とやはり軽妙な語り口に圧倒されて「この人天才だ」と思った時の衝撃には負けましたが、久しぶりに「ああ、本当にこの人の文章が好きだな」という人に出会った気がしました。

また、わたしは若い頃、橋本治さん（といって若い人はわかるでしょうか。源氏物語や平家物語を現代語訳した以外にも、社会評論的な本や小説・エッセイも多数書かれています。年は違うものの誕生日が同じなので、勝手に親近感を感じていました）の愛読者で、これでもか、というくらい、時には読んでいて苦しくなるくらいに丁寧に丁寧に説明する本を読んで、「これほどまでに丁寧に言葉でものを伝えることに徹することができるものか」と驚嘆していました。
ジェーンさんは読むものを苦しくさせるほどではない者の、かなり丁寧な書きっぷりです。
ここまで丁寧に伝える文章を書く方に出会えた喜びもありました。

あとがきの中で、ジェーンさんは
「理想と言う名の正論と目前の現実が大幅に乖離している時、理想以外をNGとすれば、必ず自分の首が絞まる。なぜって、夜が明ければ気に入らない現実は必ずやってくるから。
ならば、理想と現実の間に今日の落としどころのようなものを見つけよう。
それが諸々の事象に対する、私の暫定的着地です。」
と書いています。

もちろん、わたしの理想と現実の間にもギャップはあります。
それを埋める「落としどころ」は、わたしの場合は理想にたどり着くための、いまするべき一つ一つの努力と行動をすること。
それしかないですから。

女であることに甘えず、それを武器にもせず、精一杯仕事をして、でも自分の至らなさや足りない部分に気がついては、落ち込むだけではなく、そこを冷静に分析して、乗り越えている。
そんなジェーン・スーと言う人が、とても好きになりました。

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「未婚のプロ」の異名を持つ書き手

投稿者呆け天ベスト1000レビュアー2016年11月30日

形式: 文庫

「女子会」ということばが、明らかに女子ではない年代の女性たちによって使われるようになっている。それほどの違和感もなく聞き流していたが、こういう風に正面から「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」とタイトルをつけられると、たしかになあ、いったいいつまで「女子」なんだ？という気持になります。
ジェーン・スーの主張は明快で、「女は生涯一女子」というもの。
「板垣死すともタトゥーは消えず！私たちは生涯、女子の墨を背負って生きていくのであります。」
奇妙な、独特のノリの文章で、まるまる一冊、読みきらせる力があります。
「とあるゲームの攻略法」と題した一編では、男社会の中で奮闘する女性社員の葛藤が、笑いや怒りを含んで鮮やかに描かれています。
著者は、がんばって成果を出せば認められるはずと信じて会社組織の中でがむしゃらに働くが、一向にうまくいかない。
あるとき有能な女友達から「ゲームを有利に進められるのは、ルールを熟知している人だ」と教えられ、目からウロコがおちる。
そうか、仕事と思ってやってきたのは実はゲームだったのか。
男ゲーマ―の地雷を踏まないように気をつけ始めたら、仕事が楽しくなってきた。女性ゲーマーの数を増やし、徐々に形勢をかえるために、このフィールドに居座るしかない。
なんとも身も蓋もない書き方ですが、言いたいことは分かります。男って、なんてバカなんだ！女子はここに居座って、ゲームのルールそのものをかえるぞ。（ま、ジェーン・スーは、この本でそこまでは言ってませんが）。

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男性として

投稿者prpr2017年3月16日

形式: 文庫

男性としの感想ですが私はとても面白く思いました。その理由として表題からすれば同姓に対する極端な批判的または自虐的内容がない。いわゆる強い女尊男卑がないことがあげられます。単純にジェーン・スーの考え方が好きなのかもしれません。例えば「男なんて～」とか「女はここが～」の様な強い批判的メッセージはありません。すらすら読めるジェーン・スーの日記+α位な内容です。星マイナス1の理由としてしてはたまに長ったらしく感じる所があるからです。

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既婚男性の大袈裟な感想（ただしスーさんのファン）

投稿者パラシュート部隊2014年7月28日

形式: 単行本Amazonで購入

歌謡曲の評論には、近田春夫というパイオニアがいる。
ＴＶ評論という分野にはナンシー関という一人の天才がいた。
芸能本の書評という分野であれば、吉田豪がいる。

ジェーン・スーという存在は、前作「わたプロ」を読んだときにも思ったのだが、「女」というジャンルにおけるそういう存在になり得るのではないだろうか。
着眼点、分析力、ロジック、比喩表現の的確さ････これが２冊目の著書とは！
ラジオパーソナリティや作詞家・プロデューサーとしての仕事ぶりも含めて、才能の塊。天才以外の表現が思い浮かびません。
各雑誌やメディアで引っ張りだこなのも当然。

ただパラパラとめくるだけでも大笑いできるし、大いに共感できる。
１章ごとに誰かと読後の感想を話し合いたい！という気持ちになります。

老若男女問わず、既婚未婚問わず、一人でも多くの人に読んでほしいです。

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タイトルに騙されて買うのはもう辞めます。

投稿者モリゾウ2016年4月27日

形式: Kindle版Amazonで購入

数ページまでは、ウンウンと読んだ。次第に同じフレーズが気になりだした。我慢して1/5ほど読んだがついに断念。
確かに目を引くタイトルは望ましいし、内容をきちんと表現しているならなおさらだ。手に取る気になる大きな要素だだろう。
本のタイトルは出版社が付ける。だからこれからは出版社とタイトルの関係を考えて失敗しないように購入することにした。

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ごもっとも！

投稿者小山川まさや2017年8月6日

形式: 文庫Amazonで購入

スーさんは、毒の中に愛がある！モヤモヤしてた気持ちを代弁してくれます。自分はアラフォーの男ですが、身につまされます。独身で、やりたいことをやりたいようにやってるように見えて、けっこう疲れてるんですよ…でも、この本を読めば元気が出ます！オススメです！

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ちょっと期待はずれ

投稿者Amazon カスタマー2016年3月24日

形式: 単行本

タイトルの話はひとつだけで、あとはコラムの寄せ集め。おもしろい話もあるし表現もうまいけど何かスッキリしないと思ったら、他の方の書かれていた、自虐的と思いきや自慢臭が漂うというコメントで納得がいきました。どこか鼻につく気がしてしまいます。仕事ができてバリバリ働いて結構な収入もある都会の独身女性なら共感できるのかもしれませんが、なーんか違和感。
他人に厳しいコワイ人が早口で頭の良さそうなことをまくし立てている感じがしてしまいました。

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