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[久本福子]の貨幣の謎とパラドックス: 柄谷行人論・原理論編 (単行本)

貨幣の謎とパラドックス: 柄谷行人論・原理論編 (単行本) Kindle版

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商品の説明

内容紹介

<目次>

  はじめに

第一章 貨幣の謎を解く
    1 今昔の差異  
    2 楽は苦のタネ、苦は楽のタネ  
    3 ベースキャンプとしての「資本論」 
    4 貨幣の謎を暴露  
    5 剰余価値発生の謎   
    6 恐慌と資本の相関性   

第二章 秩序とカオスのパラドックス
    1 「知」の闘争   
    2 曖昧さを排除する批評的ポジション  
    3 背理の罠からの脱出   
    4 秩序とカオスのパラドックス  
    5 思考運動の下剋上  
    6 均質空間の発見と時間の階層化   
    7 時空概念の反転   
    8 不可視のテクストを読む   

第三章 数学と貨幣
    1 反復する歴史  
    2 禁欲としての「形式化」 
    3 極北でおこる思考のビックバン 
    4 理性による理性の吟味   
    5「形式化」の果ての解放   
    6 人工知能と人間の可能性   
    7 身体による脱構築
    8 宗教的煩悶と「単独性」  
    9 文化と禁止  
    10 共同体と「不在の〈外部〉」 

第四章 貨幣と資本のパラドックス
    1 中国経済と金融資本   
    2 地域通貨の可能性   
    3 資本主義的パラドックス  
    4 仮想通貨と通貨の信用力   
  5 世界デジタル通貨の可能性
  6 貨幣の基本機能への回帰

   あとがき

<「はじめに」より>
 柄谷行人は、マルクスの価値形態論から、世界を読み解く万能の理論を生み出した。その理論はニーチェ、ソシュール、フロイト、ヘーゲル等の思想、哲学のみならず、幾何学や集合論などの数理論によっても濾過された、いわば裸形の理論である。わたしはその裸形の理論を柄谷行人の原理論と名づけ、この理論が、混沌とした世界を読み解く万能の理論たりうることを直感した。本書はその検証報告書である。
この検証作業を重ねる中で、柄谷理論で現実を読み解くとどうなるかとの問いが芽生え、その応用への試みとして「第四章 貨幣と資本のパラドックス」を書いた。四章が、三章までの目次とやや趣を異にしているのはそのためである。応用対象としたのは、共産党の一党独裁体制下で、特異な資本主義的経済システムを導入している中国と、従来の通貨の概念を一八〇度転換したといわれる、ビットコインを中心にした仮想通貨である。ビットコインを頂点とする仮想通貨は、発行者不在にもかかわらず世界中に流通しているが、貨幣、通貨の本質を考える際の、示唆に富んだ媒体として読むことも可能である。合わせて、柄谷行人が推奨してきた地域通貨の可能性についても考えてみた。広狭両面からの貨幣の検証である。

 <あとがき>
 十数年ぶりに柄谷行人の著作を読んだのであるが、抽象的な思考であるにもかかわらず、非常にリアルであることに正直驚いた。抽象的な思考、抽象的な思想は、抽象的であるがゆえに普遍性を有するということであるが、柄谷の著作群はこの真理を体現したものだと思う。
 資本主義経済の行き詰まりが誰の目にも明らかとなった今日、誰もが即効性のある処方箋を求めがちである。この切実な求めに応じて、日本も含め、世界中で様々な処方箋が数多く書かれてきた。しかし未だ有効な処方箋は書かれていない。対症療法的な処方箋では対応できないほどに、世界を蝕む病巣は深いということでもあるが、病巣が深ければ深いほど、それら病巣の個々具体相からは一旦離れて思考する必要があるのではないだろうか。個々の具体相にからめとられている限りは、対症療法的な処方箋しか書けなくなるのは、ある意味当然である。
 しかし例えば、資本主義の種々諸相を原理的に極め尽くした理論に立ち返って現代を分析するならば、一時的な対症療法ではない、真に有効な世界の見取り図を描くことも可能になるのではないだろうか。いかなる抽象的な理論も、具体に発しないものはないが、具体から抽象された理論は、我々の思考の自由を無限に拡張する。思考の自由とは、眼前の具体に拘束されずに思考しうる自由のことである。
 わたしは久々に柄谷の著作を読み返しながら、彼の著作はこの思考の自由をとことことん極めることにあったということに、今さらのように気づかされた。ただNAM以降の柄谷は、この路線とはやや異なった方向を目指しているようにも思われ、正直なところ違和感を覚えていることは本文にも書いたとおりである。柄谷のこの新しい活動は、資本主義経済の行き詰まりを突破すべく、世界史的なパースペクティブにおいて理論構築を目指したものであり、対症療法的な処方箋とは次元を異にしたものであるとはいえ、この理論と、資本主義の矛盾を超克することを目指した実際的な実践活動とが有効に結び合い、かつ機能しうるのかどうかについてはわたしは懐疑的である。しかしNAM以降の柄谷の解読には、NAM以前の柄谷の解読は必須だと思う。本書は、その有効な手がかりとなるはずである。

著者について

[著者略歴] 久本福子(ひさもと・よしこ)
1944年兵庫県尼崎市生まれ。大阪市立大学文学部国文科卒。主な職歴は、東京書籍関西支社編集部、純真女子短期大学国文科助教授、エディター・ショップ開設、葦書房代表。著書に『中上健次論』(ノア編集工房)、『女と男の時空VI』(藤原書店)『柄谷行人論』(エディタ−・ショップ)、『文化ファシズム』(エディタ−・ショップ)、『福島原発事故と巨大地震の正体』(葦書房)。

登録情報

  • フォーマット: Kindle版
  • ファイルサイズ: 733 KB
  • 紙の本の長さ: 261 ページ
  • 出版社: 葦書房 (2017/11/14)
  • 販売: Amazon Services International, Inc.
  • 言語: 日本語
  • ASIN: B077GYMCK4
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能): 有効
  • X-Ray:
  • Word Wise: 有効にされていません
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5 2件のカスタマーレビュー
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2018年1月9日
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2018年3月3日
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