現代日本で貧困に苦しむ若者が増えている。
要は社会構造の変化に政策や制度が追い付けず、収入が少ないのに支出が増えて生活が成り立たない悪循環に陥っているのである。
親世代の収入源が教育に手を回すことが出来ず、家庭内不和や離婚を引き起こし子供にまで貧困の害が及んでいる。
さらに大学に通うのに得た奨学金が事実上の借金であり、さらに大学時代からブラックバイトに従事せねばならないという過酷な環境に置かれる。
社会に出て学生時代の投資に見合うような高い報酬を貰える様な仕事に誰もが就ける時代ではない。
借金が返済できなくなり人生が詰む若者が激増した。
本来なら奨学金の貸付ではなく給付や住居の保証等の若者重視の政策が取られるべきなのだが、どうも政治を担当している60代以上の方々とは世代間の断絶があり、状況をよく理解されていないようである。
欧米でそういった若者重視の政策を実行できている国は出生率も改善できているのに対し、住居費の負担が重く親との同居をしなければならない割合が高い日本・イタリア・スペインなどは少子化が進んでいるそうだ。
もっと若い世代にお金を回すように社会の仕組みを変えないと日本の未来は暗いだろう。
現実としてそうなってきている。
ブラック企業や精神を病んだ若者たちは国の政策や制度が生み出したものでもあると言えるのだ。
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貧困世代 社会の監獄に閉じ込められた若者たち (講談社現代新書) Kindle版
昨年『下流老人』が20万部超えのベストセラーとなった著者の新書第2弾!今回は若者の貧困に着目し、「一億総貧困社会」をさらに深く読み解く。これまで、若者は弱者だとは認められず、社会福祉の対象者として扱われなかった。本書では、所持金13円で野宿していた栄養失調状態の20代男性、生活保護を受けて生きる30代女性、脱法ハウスで暮らさざるを得なくなった20代男性などの事例から、若者の貧困を分析する。
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2016/3/20
- ファイルサイズ7514 KB
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
学生はブラックバイトでこき使われて学ぶ時間がない。社会人は非正規雇用や奨学金返還に苦しみ、実家を出られない。栄養失調、脱法ハウス、生活保護…彼らは追いつめられている。 --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
著者について
藤田 孝典
1982年生まれ。埼玉県在住の社会福祉士。ルーテル学院大学大学院総合人間学研究科博士前期課程修了。NPO法人ほっとプラス代表理事。聖学院大学客員准教授(公的扶助論、相談援助技術論など)。反貧困ネットワーク埼玉代表。ブラック企業対策プロジェクト共同代表。厚生労働省社会保障審議会特別部会委員(2013年度)。著書に、『ひとりも殺させない』(堀之内出版)、『下流老人 一億総老後崩壊の衝撃』(朝日新聞出版)などがある。
2015年6月に出版された朝日新書『下流老人』は20万部を突破するベストセラーとなり、「下流老人」は同年のユーキャン新語・流行語大賞のノミネート50語に選ばれた。 --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
1982年生まれ。埼玉県在住の社会福祉士。ルーテル学院大学大学院総合人間学研究科博士前期課程修了。NPO法人ほっとプラス代表理事。聖学院大学客員准教授(公的扶助論、相談援助技術論など)。反貧困ネットワーク埼玉代表。ブラック企業対策プロジェクト共同代表。厚生労働省社会保障審議会特別部会委員(2013年度)。著書に、『ひとりも殺させない』(堀之内出版)、『下流老人 一億総老後崩壊の衝撃』(朝日新聞出版)などがある。
2015年6月に出版された朝日新書『下流老人』は20万部を突破するベストセラーとなり、「下流老人」は同年のユーキャン新語・流行語大賞のノミネート50語に選ばれた。 --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
藤田/孝典
1982年生まれ。社会福祉士。ルーテル学院大学大学院総合人間学研究科博士前期課程修了。NPO法人ほっとプラス代表理事。聖学院大学人間福祉学部客員准教授。反貧困ネットワーク埼玉代表。ブラック企業対策プロジェクト共同代表。厚生労働省社会保障審議会特別部会委員(2013年度)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
1982年生まれ。社会福祉士。ルーテル学院大学大学院総合人間学研究科博士前期課程修了。NPO法人ほっとプラス代表理事。聖学院大学人間福祉学部客員准教授。反貧困ネットワーク埼玉代表。ブラック企業対策プロジェクト共同代表。厚生労働省社会保障審議会特別部会委員(2013年度)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B01D06QLK8
- 出版社 : 講談社 (2016/3/20)
- 発売日 : 2016/3/20
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 7514 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 191ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 201,951位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 1,448位講談社現代新書
- - 7,387位社会学 (Kindleストア)
- - 15,785位社会学概論
- カスタマーレビュー:
著者について
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1982年生まれ。埼玉県越谷市在住。社会福祉士。ルーテル学院大学大学院総合人間学研究科博士前期課程修了。首都圏で生活困窮者支援を行うソーシャルワーカー。生活保護や生活困窮者支援の在り方に関する活動と提言を行う。NPO法人ほっとプラス代表理事。聖学院大学客員准教授(公的扶助論)。反貧困ネットワーク埼玉代表。ブラック企業対策プロジェクト共同代表。厚生労働省社会保障審議会特別部会委員(2013年度)。著書に『ひとりでがんばらない』(クレヨンハウス2022)『コロナ貧困』(毎日新聞出版2021)『続・下流老人 一億総疲弊社会の到来』(朝日新聞出版2016)『貧困世代 社会の監獄に閉じ込められた若者たち』(講談社現代新書2016)『下流老人 一億総老後崩壊の衝撃』(朝日新聞出版2015)、『ひとりも殺させない』(堀之内出版2013)、共著に『知りたい!ソーシャルワーカーの仕事』(岩波書店2015)など多数。
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2021年8月4日に日本でレビュー済み
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まずもってこの国の正体を知らなければなりません。この国では貧困層予備軍は資産が五千万円以下の人のことだそうです。国内に貧乏人が増えた理由は、国内の製造業が衰退しているのに知的財産産業や最先端産業に手を出さず、インフラ維持と部品産業や観光・農林水産業が主産業になったため全体的な生活水準が低下したからです。グローバル企業は好調でも、もうけは他国で地産地消なので国内経済に力を貸しません。現在はコロナに守られています。コロナが静まると政府支援が止まり、貧富の差が急加速し、今度は労働者よりもお年寄りから子供へ貧困が蔓延するはずです。非正規労働者どころか将来は年収二百万円程度の家庭を政府が生活モデルにしています。私たちは稼がなければなりません。内需拡大ではありません。すでにこの国は衰退途上国でアメリカは日本を植民地であったフィリピンのように思っています。だからこそ、その考えを逆手にとって能力のある日本人はアメリカで働いて富を国内へ還元、国内はデジタル化や英語の推進とアメリカモデルの知的財産産業と最先端産業に参入しアジア拠点になるしかありません。国内の一般人の仕事がインフラ維持以外に介護・食料・運送・ビルメンテなど限定しています。男女問わず、まず食品スーパーで修行し調理師免許取得です。家庭事情や学問の経歴は関係なく若ければ若いほどです。理由は、専門学校より経費が掛からない、通信講座は教育訓練給付で還付、将来的に専門調理師という手もある、だからです。その過程で登録販売者の前に、自動車運転免許、第一種衛生管理者、簿記三級です。そして、調理師。そのあとに登録販売者です。これで現在の仕事に不満か何かあって再就職でもなんとかなる資格のはずです。当然、その先に向かうのは医療介護施設です。その前に消防設備士の乙6・7や危険物の乙4を取っておけばと思います。そして、介護の初任者資格で介護施設での雇用や病院での仕事にめどがつくと思われます。すでにこの国には国内に余ったお金はありません。マスコミは云々いっても増税の記事を見れば一目瞭然です。すでにアメリカがインターネットや個人情報を使って間接的にこの国を植民地化奴隷化しています。収入が少ないのは大部分がアメリカへ流れているからです。トヨタやソニーがいくら海外で稼いでもその利益は全く国内で流通していません。だから私たちは貧困なのです。アジアにおけるアメリカ、つまり最先端技術事業や高付加価値知的財産事業で海外から稼ぐことがない限り嘘八百の国でルンペン生活を送ることになるだけです。登録販売者でドラッグストアで雇用されても最終的に持病があっても家庭が忙しくても頑張っているのになぜ賃金が安いのか収入が増えないのかという疑問がつきまといます。中古ですが本当に良かった、鮨専門調理師を目指して将来必ず資格取得したいです。お上ではないけれど殿上人が勢ぞろいです。だからこそ、調理師免許を取って将来的に鮨専門調理師免許を取りたいです。この国は、ここ最近技術や商品模型を国内で作って製造をアジア各国に委託してきました。その結果として国内の雇用はガタガタになりました。自動車分野もEVに移行することでそうなることが決定されています。しかし、中高齢になって食品スーパーで三年以上働いて、給料は激安の200万円程度ですがやっとその芽が出てきました。その芽を花咲かせたいです。登録販売者や第一種衛生管理者や消防設備士乙6や簿記や自動車免許の資格は絶対的に必要です。しかし、それ以上のものは必要ありません。ただ、親の介護の関係があるのでキャリカレの在宅介護インストラクターの知識ぐらいは必要と思います。そこから先は実力勝負なので立身出世に失敗して自宅でニートする暇があるのなら第二第三の人生は専門調理師を目指すべきです。そう思います。その答えを含めてレビューしました。この国には未来があります。
2018年10月6日に日本でレビュー済み
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栄養失調で駆け込んでくる人とか、所持金13円の人とか、ブラックバイトで命の危険を感じた人とか、例が極端。極貧層はどんな時代にもいるし、それを「若者の現実」と書かれても説得力がない。解決策として富裕層への課税、労働組合の強化、返済義務のない奨学金制度などが挙げられているが、新規性がないという印象。
しっかりした統計をとり、その上で若者全体としての傾向はどうなのか、他国と比べるとそれはどうなのか。そういう視点が必要ではないか。
しっかりした統計をとり、その上で若者全体としての傾向はどうなのか、他国と比べるとそれはどうなのか。そういう視点が必要ではないか。
2021年2月16日に日本でレビュー済み
>> 栄養失調で駆け込んでくる人とか、所持金13円の人とか、ブラックバイトで命の危険を感じた人とか、例が極端。極貧層はどんな時代にもいるし、それを「若者の現実」と書かれても説得力がない。解決策として富裕層への課税、労働組合の強化、返済義務のない奨学金制度などが挙げられているが、新規性がないという印象。
しっかりした統計をとり、その上で若者全体としての傾向はどうなのか、他国と比べるとそれはどうなのか。そういう視点が必要ではないか。
このレビューはおかしい。
物を調べる際にむしろ極端なものから時代性や普遍性を発見していくことは常識だ。昔からあるから今あってもいいわけではない。社会福祉などは基本的にはゼロを目指して進んでいくべきものだ。豊かな人間が所詮自分が楽したいからと、昔からあるから問題なし考えなくてもいいというのはふざけている。何故、戦争があったわけでもないこの時代に栄養失調に陥る若者がいるのか?そこには間違いなく時代性がある。1950年代、傷病兵やぱんぱんが街中に溢れていたのと同じだ。傷病兵やぱんぱんは極端だからどうでもいいのか?いいや違う。むしろ彼らにこそその時代の問題が濃縮されていた。太陽の塔が万博の象徴であること、我々にとって太陽系の中心が暗い部分ではなく僅か小さな太陽であることと同じで、物事の性質は極端なものにこそ潜んでいるのだ。ビッグデータが流行ろうが、世の中の全てを把握して全く正しく演算することなど出来ないのだから。何をもって極端だと批判しているのか。何かちゃんとした反論があるならお聞きしたい。
しっかりした統計をとり、その上で若者全体としての傾向はどうなのか、他国と比べるとそれはどうなのか。そういう視点が必要ではないか。
このレビューはおかしい。
物を調べる際にむしろ極端なものから時代性や普遍性を発見していくことは常識だ。昔からあるから今あってもいいわけではない。社会福祉などは基本的にはゼロを目指して進んでいくべきものだ。豊かな人間が所詮自分が楽したいからと、昔からあるから問題なし考えなくてもいいというのはふざけている。何故、戦争があったわけでもないこの時代に栄養失調に陥る若者がいるのか?そこには間違いなく時代性がある。1950年代、傷病兵やぱんぱんが街中に溢れていたのと同じだ。傷病兵やぱんぱんは極端だからどうでもいいのか?いいや違う。むしろ彼らにこそその時代の問題が濃縮されていた。太陽の塔が万博の象徴であること、我々にとって太陽系の中心が暗い部分ではなく僅か小さな太陽であることと同じで、物事の性質は極端なものにこそ潜んでいるのだ。ビッグデータが流行ろうが、世の中の全てを把握して全く正しく演算することなど出来ないのだから。何をもって極端だと批判しているのか。何かちゃんとした反論があるならお聞きしたい。
2016年4月20日に日本でレビュー済み
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現在、熊本地震で多くの人たちが避難所生活を余儀なくされています。できるだけ早くみなし仮設など、安心できる住環境への移行が健康維持のためにも重要だと考えています。
本書も若者の「貧困」に関して、「住環境の整備」が極めて重要だと指摘しています。確かに昔は社宅があり、あるいは住居手当がありました。しかしそれは正規雇用されたものに対する福祉であり、現代のように若者の非正規雇用者が増えた現状では適用されません。結果的に若者は少ない賃金の大半を住居費にと奨学金の返済に充てざるをえず貧困が進んでいくという図式も示されています。社会が終身雇用制や年功序列制をやめて、自助努力を旗印に新自由主義を推し進めた結果、確かにこの国はおかしくなってしまいました。せめて著者の言うとおり、若者への住居対策が必要だと思います。付け加えれば今回の震災の避難者も同じことです。安心して暮らせる住環境がなければ人々の生活は破たんします。この震災を機に、若者からお年寄りまで幅広く生活できる住居ないしは住居手当の整備を望まずにはおられません。
本書も若者の「貧困」に関して、「住環境の整備」が極めて重要だと指摘しています。確かに昔は社宅があり、あるいは住居手当がありました。しかしそれは正規雇用されたものに対する福祉であり、現代のように若者の非正規雇用者が増えた現状では適用されません。結果的に若者は少ない賃金の大半を住居費にと奨学金の返済に充てざるをえず貧困が進んでいくという図式も示されています。社会が終身雇用制や年功序列制をやめて、自助努力を旗印に新自由主義を推し進めた結果、確かにこの国はおかしくなってしまいました。せめて著者の言うとおり、若者への住居対策が必要だと思います。付け加えれば今回の震災の避難者も同じことです。安心して暮らせる住環境がなければ人々の生活は破たんします。この震災を機に、若者からお年寄りまで幅広く生活できる住居ないしは住居手当の整備を望まずにはおられません。
2017年1月14日に日本でレビュー済み
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著者自身が、実際に困窮している人たちの手助けをされていて、その実態に基づいて書かれた本です。著者が多くの困窮した人を目の当たりにしてきたがために、貧困に苦しむ若者について真剣に考え、将来のことを真剣に提言したとてもいい本です。欲を言えば、他の本の引用が多く、繰り返しも多いので、もう少し要領よくまとめられたかもしれないと感じましたが(ですので4.5ぐらいの評価にしたいところですが)、それでも貧困にあえぐ人たちが多い現代社会を考える上で、必読書だと思いますから、四捨五入して5をつけました。





