上杉謙信はどうして、十数回も「越山」をしたのか?
その真相とともに、塩送りの逸話など人物像に迫ったコラムもあり、
有名なわりに実像が掴めなかった謙信像が浮かび上がってくる。
また謙信だけでなく小田氏治や太田資正など東国の武将にスポットがあたり、
1節1節ごとに読み応えがある。
謙信ファンはもとより東国の戦国史を知りたい人におすすめしたい。
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謙信越山 (JBpressBOOKS) 単行本(ソフトカバー) – 2021/2/25
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冲方丁氏絶賛!!「歴史のWHYに挑む波乱万丈の東国史に感服! このまま映画化されてほしい程とにかく面白い! 」
Amazon(戦国・安土桃山時代)第1位 ※2021年2月24〜25日
義の男か?それとも実益の策士か?上杉謙信「最大の謎」が今、明かされる!
群雄割拠の戦国時代、常に戦に勝利し、戦国最強と謳われる武将・上杉謙信。
彼は越後から関東へ「十数回」の遠征を繰り返した。この遠征は「越山(えつざん)」とも呼ばれ、険しい山々を越えたことから、この呼び名が定着した。
越山は謙信が31歳から15年ほど続けられ、49歳の時、最後となる越山計画の出陣前に倒れ、そのまま帰らぬ人となった。
謙信はなぜ、エネルギーの多くを越山に費やしたのだろうか。
越山の真相とともに、武田信玄、北条氏康ら同時代を駆け抜けた武将らの活躍も網羅した、関東戦国史の幕が開く。
目次
【第一章】越相大戦以前の関東
第1節 敵か味方か、はじめての越山
第2節 簗田晴助という男──古河公方の外戚を賭けて
第3節 里見義堯という男(前編)──簒奪者の登場
第4節 里見義堯という男(後編)──天文国府台合戦
《番外編・壱》 妻帯説の検証
第5節 小田氏治という男(前編)──関東総進撃
第6節 小田氏治という男(後編)──弘治海老ヶ島合戦
第7節 上杉憲政という男(前編)──関東管領職の重み
第8節 上杉憲政という男(後編)──「河越夜戦」の実相
第9節 北条氏康という男──逃れがたき運命
《番外編・弐》 関東管領の正当性
【第二章】上杉政虎の誕生
第10節 長尾景虎の上洛
第11節 足利義輝が見た「大名行列」
第12節 「上杉七免許」の効果
第13節 越相大戦の勃発
第14節 関東管領の名代職に就任する
《番外編・参》謙信女性説は本当か
【第三章】関東管領職の試練
第15節 簗田晴助の念願
第16節 上杉政虎と成田長泰の衝突
第17節 武田信玄の越山妨害
第18節 上杉謙信の宣伝戦と正戦思想
第19節 決戦川中島(前編)──信玄が命名した“車懸り"
第20節 決戦川中島(中編)──局地戦と決戦
第21節 決戦川中島(後編)──龍虎一騎討ちの有無
《番外編・肆》越山は乱取り目的だったのか<? br>
【第四章】近衛前久が残した「東国鉾楯」
第22節 太田資正という男(前編)──謙信越山の首謀者
第23節 太田資正という男(後編)──松山合戦の勝利
第24節 横瀬成繁という男──公方の逃亡を阻止せよ
第25節 佐野昌綱救出作戦
第26節 「謙信越山」の理由
《番外編・伍》 「敵に塩を送る」の史実性
Amazon(戦国・安土桃山時代)第1位 ※2021年2月24〜25日
義の男か?それとも実益の策士か?上杉謙信「最大の謎」が今、明かされる!
群雄割拠の戦国時代、常に戦に勝利し、戦国最強と謳われる武将・上杉謙信。
彼は越後から関東へ「十数回」の遠征を繰り返した。この遠征は「越山(えつざん)」とも呼ばれ、険しい山々を越えたことから、この呼び名が定着した。
越山は謙信が31歳から15年ほど続けられ、49歳の時、最後となる越山計画の出陣前に倒れ、そのまま帰らぬ人となった。
謙信はなぜ、エネルギーの多くを越山に費やしたのだろうか。
越山の真相とともに、武田信玄、北条氏康ら同時代を駆け抜けた武将らの活躍も網羅した、関東戦国史の幕が開く。
目次
【第一章】越相大戦以前の関東
第1節 敵か味方か、はじめての越山
第2節 簗田晴助という男──古河公方の外戚を賭けて
第3節 里見義堯という男(前編)──簒奪者の登場
第4節 里見義堯という男(後編)──天文国府台合戦
《番外編・壱》 妻帯説の検証
第5節 小田氏治という男(前編)──関東総進撃
第6節 小田氏治という男(後編)──弘治海老ヶ島合戦
第7節 上杉憲政という男(前編)──関東管領職の重み
第8節 上杉憲政という男(後編)──「河越夜戦」の実相
第9節 北条氏康という男──逃れがたき運命
《番外編・弐》 関東管領の正当性
【第二章】上杉政虎の誕生
第10節 長尾景虎の上洛
第11節 足利義輝が見た「大名行列」
第12節 「上杉七免許」の効果
第13節 越相大戦の勃発
第14節 関東管領の名代職に就任する
《番外編・参》謙信女性説は本当か
【第三章】関東管領職の試練
第15節 簗田晴助の念願
第16節 上杉政虎と成田長泰の衝突
第17節 武田信玄の越山妨害
第18節 上杉謙信の宣伝戦と正戦思想
第19節 決戦川中島(前編)──信玄が命名した“車懸り"
第20節 決戦川中島(中編)──局地戦と決戦
第21節 決戦川中島(後編)──龍虎一騎討ちの有無
《番外編・肆》越山は乱取り目的だったのか<? br>
【第四章】近衛前久が残した「東国鉾楯」
第22節 太田資正という男(前編)──謙信越山の首謀者
第23節 太田資正という男(後編)──松山合戦の勝利
第24節 横瀬成繁という男──公方の逃亡を阻止せよ
第25節 佐野昌綱救出作戦
第26節 「謙信越山」の理由
《番外編・伍》 「敵に塩を送る」の史実性
- 本の長さ295ページ
- 言語日本語
- 出版社ワニブックス
- 発売日2021/2/25
- ISBN-104847070143
- ISBN-13978-4847070143
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出版社より
越後・春日山城から越山すること十数回、謙信の真意はいかに?

伝説の「川中島合戦」、謙信と信玄の一騎討ちは本当にあったのか?

関東最大勢力・小田原城の北条氏と謙信、諸豪を巻き込んだ波乱の関東戦国史

上杉憲政、太田資正、小田氏治、里見義堯、佐野昌綱…東国武将の活躍に刮目!

天下取りではない、謙信が京に上洛した真の目的とは?

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登録情報
- 出版社 : ワニブックス (2021/2/25)
- 発売日 : 2021/2/25
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 295ページ
- ISBN-10 : 4847070143
- ISBN-13 : 978-4847070143
- Amazon 売れ筋ランキング: - 112,958位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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ないしまさひこ。歴史家。昭和49年(1974)生まれ。高松市出身、相模原市在住。平将門、上杉謙信など人物の言動および思想のほか、武士の軍事史と少年愛を研究。著書に『平将門と天慶の乱』『戦国の陣形』(講談社現代新書)、『謙信越山』(JBpress)など。共著に『天下分け目の関ヶ原合戦はなかった』(河出書房新社)ほか。テレビ出演、書籍監修、講演でも活動中。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
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2021年3月8日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2021年3月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私はこの【謙信越山】を読み、上杉謙信という戦国大名は、私利私欲無く、生涯を「義」の為に戦い抜いた義の武将だと思いました。
度々、関東に進出し、関東最大勢力の
「小田原・北条氏」としのぎを削った点や、かの有名な武田信玄との一騎討ちで知られる川中島の戦いの章、
【第三章】関東管領職の試練 などが興味深かったですし、読み応えありました。
全編読んで、上杉謙信の人物像が分かりましたし、大変、勉強になりました。
関東戦国史や戦国時代に興味がある方に是非、おすすめしたい一冊です!
度々、関東に進出し、関東最大勢力の
「小田原・北条氏」としのぎを削った点や、かの有名な武田信玄との一騎討ちで知られる川中島の戦いの章、
【第三章】関東管領職の試練 などが興味深かったですし、読み応えありました。
全編読んで、上杉謙信の人物像が分かりましたし、大変、勉強になりました。
関東戦国史や戦国時代に興味がある方に是非、おすすめしたい一冊です!
2022年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
カタカナが多用されるのが気になって集中できなかった。
サプライズだとか、キングギドラだとか、アンチ〇〇だとか、パワーキャラだとかの言葉がいっぱい使われる。あえて軽いタッチの読み物にしているのだと思うが、私にはまったく合わなかった。
本屋で立ち読みができたら買わなかったが、上杉謙信を調べているところなので、単純にタイトルと宣伝文句で買ってしまった。
またこの筆者は自分で仮定を置いて、その次の文章でその仮定が真実であることを前提とした断定文を持ってくる癖があり、とてもフィクション性の強い本であると感じた。
ただし、通説に対して独自の視点から切り込もうとする姿勢は肯定できる。例えば山内上杉憲政は関東管領ではない時期があった、あるいはそもそも関東管領は不在も同然であったという視点は面白い。関東管領は関東公方の家宰の職名だが、鎌倉にせよ古河にせよ堀越にせよ、関東公方が無力であったときにその家宰はいかなる力があるのか?確かにと思わせるものがある。
サプライズだとか、キングギドラだとか、アンチ〇〇だとか、パワーキャラだとかの言葉がいっぱい使われる。あえて軽いタッチの読み物にしているのだと思うが、私にはまったく合わなかった。
本屋で立ち読みができたら買わなかったが、上杉謙信を調べているところなので、単純にタイトルと宣伝文句で買ってしまった。
またこの筆者は自分で仮定を置いて、その次の文章でその仮定が真実であることを前提とした断定文を持ってくる癖があり、とてもフィクション性の強い本であると感じた。
ただし、通説に対して独自の視点から切り込もうとする姿勢は肯定できる。例えば山内上杉憲政は関東管領ではない時期があった、あるいはそもそも関東管領は不在も同然であったという視点は面白い。関東管領は関東公方の家宰の職名だが、鎌倉にせよ古河にせよ堀越にせよ、関東公方が無力であったときにその家宰はいかなる力があるのか?確かにと思わせるものがある。
2022年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本、買う前から、自分にブレーキをかけようとした。
しかし、歴史鑑定とかにまで出て、売り込む作者に負けて購入。
タイトルは、研究書につけるには相応しくない。
固有名詞+名詞、誰もが小説だ、あるいはそれに近い内容だ、そう勘違いする。謙信の越山のある一場面、名場面を想像するではないか。
内容は、「上杉謙信の越山」または、「上杉謙信が越山を繰り返した真相とは」みたいなもの。
マニアの茶飲み話だね。
八切止夫のことをバカにできるのかな、あなた?
わたくし、光栄の、信長の野望、では謙信を使っていたので、読みました、楽しかったけど、求めているものとは違った。中途半端な終わり方だよね。
しかし、歴史鑑定とかにまで出て、売り込む作者に負けて購入。
タイトルは、研究書につけるには相応しくない。
固有名詞+名詞、誰もが小説だ、あるいはそれに近い内容だ、そう勘違いする。謙信の越山のある一場面、名場面を想像するではないか。
内容は、「上杉謙信の越山」または、「上杉謙信が越山を繰り返した真相とは」みたいなもの。
マニアの茶飲み話だね。
八切止夫のことをバカにできるのかな、あなた?
わたくし、光栄の、信長の野望、では謙信を使っていたので、読みました、楽しかったけど、求めているものとは違った。中途半端な終わり方だよね。
2021年5月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦国の義将 上杉謙信
生涯にわたって十数回の越後から関東への遠征
領土を得るわけでもないのに、なぜ遠征したのか?
戦国史に関心ある方であれば、この遠征はとても気になります
関東諸将(北条氏、里見氏、佐野氏、小田氏、太田氏など)の事情と目線
関東管領をめぐる期待と思惑
そして上杉謙信の考え方を想像し真正面より遠征をとらえています
正当性、PRという面で評価すると納得度も高く一気に読み終えました
ご関心ある方は是非一度お試しください
生涯にわたって十数回の越後から関東への遠征
領土を得るわけでもないのに、なぜ遠征したのか?
戦国史に関心ある方であれば、この遠征はとても気になります
関東諸将(北条氏、里見氏、佐野氏、小田氏、太田氏など)の事情と目線
関東管領をめぐる期待と思惑
そして上杉謙信の考え方を想像し真正面より遠征をとらえています
正当性、PRという面で評価すると納得度も高く一気に読み終えました
ご関心ある方は是非一度お試しください