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謎のチェス指し人形「ターク」 単行本(ソフトカバー) – 2011/12/21
本書は、チェスチャンピオンを打ち負かし、ナポレオンやエカテリーナ女帝をも驚かせたこのロボットのたどった歴史を追う。そして、ロボットの正体が明らかになる!
- 本の長さ282ページ
- 言語日本語
- 出版社エヌティティ出版
- 発売日2011/12/21
- ISBN-104757142846
- ISBN-13978-4757142848
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商品の説明
著者について
1969年生まれ。ジャーナリスト・作家。英『エコノミスト』誌テクノロジー担当ライター。
著書に『世界を変えた6つの飲み物』(インターシフト)などがある。
【訳者】服部桂(はっとり・かつら)
1951年生まれ。元・朝日新聞社科学部記者。
著書に『メディアの予言者』(廣済堂出版)、『人工生命の世界』(オーム社)などが、訳書に『デジタル・マクルーハン』『パソコン創世 第3の神話』(ともにNTT出版)などがある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ジャーナリスト・作家。1969年生まれ。オックスフォード大学卒。英『エコノミスト』誌テクノロジー担当ライター。『ガーディアン』『デイリー・テレグラフ』『ワイアード』など多くの新聞・雑誌に寄稿
服部/桂
1951年生まれ。朝日新聞社で科学部記者、雑誌編集長などを経て、2011年より同社ジャーナリスト学校シニア研究員。1987‐89年、MITメディアラボ客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : エヌティティ出版 (2011/12/21)
- 発売日 : 2011/12/21
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 282ページ
- ISBN-10 : 4757142846
- ISBN-13 : 978-4757142848
- Amazon 売れ筋ランキング: - 477,697位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 367位メカトロ・ロボット工学
- - 1,487位歴史ノンフィクション
- - 1,880位ヨーロッパ史一般の本
- カスタマーレビュー:
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著者について

1951年、東京都出身。早稲田大学理工学部で修士取得後、1978年に朝日新聞に入社。80年代の通信自由化の際、米通信系ベンチャー企業に出向。87年から2年間、米MITメディアラボ客員研究員。科学部を経て、出版局で「ASAHIパソコン」副編集長、「DOORS」編集委員、「PASO」編集長。94年に新聞紙面で初のインターネット連載。その後、企画報道部でデジタル面、科学部でbeを担当。11年から同社ジャーナリスト学校シニア研究員。メディア研究誌「Journalism」編集を担当。16年に朝日新聞社を定年退職後フリーに。関西大学客員教授。早稲田大学、女子美術大学、大阪市立大学で非常勤講師を務める。
著書に「人工現実感の世界」(日刊工業新聞 技術・科学図書文化賞優秀賞)「人工生命の世界」「メディアの予言者」「マクルーハンはメッセージ」「VR原論」など。訳書に「ハッカーは笑う」「人工生命」「デジタル・マクルーハン」「パソコン創世『第3の神話』」「ヴィクトリア朝時代のインターネット」「謎のチェス指し人形ターク」、「チューリング 情報時代のパイオニア」、「テクニウム テクノロジーはどこへ向かうのか?」、「<インターネット>の次に来るもの」。また「日米デジタルテレビ戦争」(共訳)、「『複雑系』を超えて」(監修)などがある。

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カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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通称「ターク(トルコ人)」と呼ばれるこの人形は、多くのチェスの名手を打ち負かし、ナポレオンやベンジャミン・フランクリン、エドガー・アラン・ポーを驚かせた。
もちろん、本当に機械が自立した制御でチェスを指していた訳ではない。トリックがあるのだ。当時の人々も完全に信じていたわけではない。
「ターク」が本当にチェスを指しているのかいないのか、様々な意見が交わされた。しかし、長い間このトリックは誰にも見破られず、人々はこのミステリアスな人形に魅せられていた。
この本では、「ターク」のたどった奇妙な歴史を追うと共に、その正体を明らかにする。
また、この「ターク」の存在は、実際にテクノロジーを加速させた。
例えば,機械がチェスを指せるなら、機械による複雑な動作も可能だろうということで、機織り機などの開発が進んだ。
また、「コンピュータの父」と言われるチャールズ・バベッジは、少年時代に「ターク」を見て、機械が本当にチェスを指せると考え、ついにはコンピュータの先駆けとなる機械式計算機を作った。
また、「ターク」の物語は、現代のテクノロジーについての議論を示唆する点が多くある。
例えば、当時の自動人形(オートマトン)は、技術者が自分の技術を売り出すための見世物として作られた。近年のコンピュータ開発でも、有名なのは「ディープブルー」や「アルファ碁」のように、チェスや囲碁のチャンピオンと対戦することで技術力をアピールしたり開発費を稼いだりする。人間が機械に求めるものは200年以上前と変わらなかったりするのだ。
また、「ターク」が生まれた時代は、産業革命が高まりテクノロジーの進歩の期待感が高まっていた頃だ。これにより、機械が人間を凌駕するのでは?機械が知能を持つのでは?といった不安が人々に芽生えた時代でもあった。AIに期待と不安を覚える我々も同じだ。
さて、現代において、機械が人間に近づいているか否かを判断する代表的なテストは「チューリング・テスト」だ。機械と会話してみて、判定者が機械と人間との確実な区別ができなかった場合、この機械はテストに合格したことになる。
「ディープブルー」と対戦したチェスのチャンピオンは、「ディープブルー」が明らかに人間のような手を指したと語った(本当は人間が指してるんじゃないかと疑った)。こういう意味では、「ディープブルー」はチューリング・テストに合格したわけである。
「ターク」も、ある意味200年以上前にチューリング・テストをパスしているとも言える。
こう考えた時、現代を生きる我々にとって、「ターク」をめぐる物語が示唆するものはとてつもなく深くなる。
AIが人間を頭脳で打ち負かせるかという不変のテーマに於いて、チェスはAI黎明期からプログラマー達の標的にされてきました。
ディープ・ブルーがカスパロフと対局して勝利した1997年からまだ二十数年ですが、今や将棋は勿論、難攻不落と言われた囲碁でも人間がAIに勝つのは不可能になり、その進化は止まるところを知りません。
ところが、そんなAIの進化を目の当たりにしていると思い込んでいる私たちの世代よりもずっと昔、200年も前に、既にチェスで人間を打ち負かせるロボットが存在していたとなったらどうでしょう?
日本では「トルコ人形」とも呼ばれるチェス指し人形「ターク」ですが、ケンペレンという一人のハンガリー人が制作して以降、実に数奇な人生(?)を送っていきます。
ベンジャミン・フランクリンやナポレオン・ボナパルト、チェスを指す人なら誰もが知るフィリドールといった強豪とも対戦した記録が残っています。
「彼」がヨーロッパを転々とし、やがてアメリカに渡り、最後は燃えて消失するまでの不思議な生涯は、チェスを指さない人にとっても興味深い物語なのではないかと思います。
タークがただの奇術の類だったと一蹴するのか、あるいは近い将来訪れると言われるシンギュラリティの片鱗のように捉えるか、この辺りを考察してみるのも面白いと思います。
有人かはたまた無人か、21世紀に生きる我々にとってはその解答自体は自明かもしれない。ただ、何が機械にできて何ができなさそうかの理解が、時代を経るにつれて変化してきていることは面白く思えるだろう。チェスの世界王者を打ち負かすほどに演算能力は増すけど、2足歩行はやっと到達できたくらい・・・こう予測できた当時の人は恐らく居ないだろう。かのアラン・チューリングが望んだほどには、機械は人と区別がつかなくなるほどの進歩はできていない。
人と機械との関わりに興味があらばイチオシ!




