誰そ彼の殺人 (日本語) 単行本 – 2019/5/23
小松 亜由美
(著)
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本の長さ237ページ
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言語日本語
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出版社幻冬舎
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発売日2019/5/23
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ISBN-10434403466X
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ISBN-13978-4344034662
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
仙台の国立大学・杜乃宮大学医学部法医学教室。解剖技官・梨木楓は、上司である若き准教授・今宮貴継とともに日夜、警察から運び込まれる身元や死因が不明の死体を解剖している。彼らが遭遇するのは、温泉旅館で不審死した編集者(「恙なき遺体」)、顔面を破壊され手足が切断された沼の中の死体(「誰そ彼の殺人」)、限界集落の小さな池に遺棄された老人(「蓮池浄土」)、降りしきる雨の中、轢き逃げで道端に放置された女子高校生(「安楽椅子探偵、今宮貴継」)など、どれも悲惨な人間の最期の姿だ。事故か殺人か―。今宮と梨木は、遺体の外傷を観察、内臓の全摘出後、病理検査にかけ、細胞の一つ一つまで検分。犯人でさえ気づいていない証拠にたどり着く…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
小松/亜由美
秋田県大仙市生まれ。東北大学医療技術短期大学部衛生技術学科を卒業し、臨床検査技師免許取得。現在、某大学医学部法医学教室にて解剖技官を務め、これまで多くの異状死体の解剖に携わる。『誰そ彼の殺人』が単行本デビュー作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
秋田県大仙市生まれ。東北大学医療技術短期大学部衛生技術学科を卒業し、臨床検査技師免許取得。現在、某大学医学部法医学教室にて解剖技官を務め、これまで多くの異状死体の解剖に携わる。『誰そ彼の殺人』が単行本デビュー作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2019/5/23)
- 発売日 : 2019/5/23
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 237ページ
- ISBN-10 : 434403466X
- ISBN-13 : 978-4344034662
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 482,864位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 11,006位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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現役の解剖技官の作品とのことで興味深かったのですが、法医学については特に目新しい事もなく、題材は良いのですが文章が稚拙で読んでいてとても気になりました。
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表題作の他、「恙なき遺体」、「蓮池浄土」及び「安楽椅子探偵、今宮貴継」の全4つの短編から構成される解剖技官の楓とその上司今宮を主人公とした連作短編集。物語は楓の一人称で綴られ、さながらワトソン役の様であるが、「法医学教室」にしては文体が甘ったるい。
「法医学」を題材としているので時々難解な専門用語が出て来るのは止むを得ない。「法医学」の仕事は警察に託された遺体の死因を解剖によって事故、自殺、他殺に分類し、その死因を究明する事にあり、「難解な専門用語→死因」のプロセスを勘の良い読者に流麗に告げるのが作者の手腕だと思うのだが、そこに物語が集中していない。TVドラマ「***の法医学教室」の如く各編をミステリ仕立てにしているのはサービスなのか頁数稼ぎなのか不明である。例えば、冒頭の「恙なき遺体」はミステリ作家の集まり(クローズド・サークル)、大麻栽培といったガジェットを纏ってはいるものの、解剖すれば死因は一目瞭然で、前段の子細な描写は必要だったのか。表題作も手首足首の切断殺人、一卵性双生児とガジェットを纏ってはいるものの、指紋認証は既存のトリックという事もあり、冴えない出来。「蓮池浄土」も掌編と言える「安楽椅子探偵、今宮貴継」も無味乾燥な出来。
本作は作者の処女作でミステリ風味というのは作者の趣味らしい。全体に幼い雰囲気が漂っている訳である。特殊な分野(作者も解剖技官の由)を扱っているのだから、難解な専門用語をシャワーの様に浴びせても良いから、そこから解明を導くプロセスを十全に活写して欲しかった。各編が練れておらず、「法医学」とミステリとの融合が拙く、「難解な専門用語→死因」のプロセスが楽しめない駄作だと思った。
「法医学」を題材としているので時々難解な専門用語が出て来るのは止むを得ない。「法医学」の仕事は警察に託された遺体の死因を解剖によって事故、自殺、他殺に分類し、その死因を究明する事にあり、「難解な専門用語→死因」のプロセスを勘の良い読者に流麗に告げるのが作者の手腕だと思うのだが、そこに物語が集中していない。TVドラマ「***の法医学教室」の如く各編をミステリ仕立てにしているのはサービスなのか頁数稼ぎなのか不明である。例えば、冒頭の「恙なき遺体」はミステリ作家の集まり(クローズド・サークル)、大麻栽培といったガジェットを纏ってはいるものの、解剖すれば死因は一目瞭然で、前段の子細な描写は必要だったのか。表題作も手首足首の切断殺人、一卵性双生児とガジェットを纏ってはいるものの、指紋認証は既存のトリックという事もあり、冴えない出来。「蓮池浄土」も掌編と言える「安楽椅子探偵、今宮貴継」も無味乾燥な出来。
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