朝日新聞社の記者として報道する側から新聞と関わってきた著者はのちに新聞を
中心にマスコミ全般について調べ、論評する立場となり、「知る権利」を満たす
迅速性と正確さ、或いは功名心などの挟間で揺らぐ新聞の紙面製作の現場の姿勢に
問いかけています。
ジャーナリズムを、日々のできごとを取材、報道、解説、論評、記録する機能として
とらえ、情報を右から左へ流すだけの作業で紙面を構成し、それはジャーナリズムに
値せず、その品質を満たされていない、と著者は言い切っています。
テレビの「やらせ」問題にも触れ、ドキュメンタリーを含めた報道番組への関心は
事実の正確さより面白さ、衝撃度など視聴者を引き付けるための手法、映像づくりに
向けられていることを懸念しています。
しかしながら、事実を正確にすることに専念して、視聴者が飽きたり、主旨が
飲み込めず単なる情報で終わらせることが求められている訳もなく、実は
製作・発信者には、その理性など精神の揺らぎの中で常に葛藤を抱きながら、
妥協点を見出す努力を続けることこそが求められているのかも知れないと思いました。
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誤報―新聞報道の死角 (岩波新書) 新書 – 1996/5/20
新聞の歴史上,誤報は繰り返され,市民生活を侵し,世論を誤らせる危険はむしろ高まっている.それはなぜか.誤報は根絶できないのか.関東大震災下の「朝鮮人蜂起」から「松本サリン事件」まで,多数の実例をあげ,元新聞記者・紙面審議会委員としての長年の経験から,誤報の原因と過程を分析.防止策,善後策を考える.
- 本の長さ209ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日1996/5/20
- ISBN-104004304466
- ISBN-13978-4004304463
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
新聞の歴史上、誤報は繰り返され、今日、市民生活を侵し、世論を誤らせる危険はむしろ高まっている。それはなぜか。誤報は根絶できないのか。関東大震災下の「朝鮮人蜂起」から「松本サリン事件」まで多数の実例をあげ、元新聞記者・紙面審議会委員としての経験から、誤報の原因と過程を分析。防止策、善後策、さらに「護身術」を考える。
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1996/5/20)
- 発売日 : 1996/5/20
- 言語 : 日本語
- 新書 : 209ページ
- ISBN-10 : 4004304466
- ISBN-13 : 978-4004304463
- Amazon 売れ筋ランキング: - 505,909位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 962位ジャーナリズム (本)
- - 2,118位岩波新書
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年12月10日に日本でレビュー済み
新聞界出の著者が新聞メディアの過去の誤りを真摯に批判的に総ざらいする.分け隔てのなさ(公平さ)が感じられ,メディアに接する大衆の視点で記述されているため,市民側に必要とされるメディアリテラシーを学ぶための入門書として必読の書と思う.
タイトルは「誤報」だがそれに限らず虚報・ねつ造,要するに「間違った」報道(新聞社側がそう認めているかどうかはさておき)をあまねくとりあげている.もちろん有名な朝日の数々の問題も取り上げられている.
重要ではないとの判断からだろうが,一部名前を隠してある新聞社もあり,できればすべてきちんと実名をあげ特定してほしかった.情報ソースとして各社誤報一覧として明示し,過去にきちんと引き継いでいかねばならない.そういう意味で情報源としての網羅性には欠けるが,それは他書に譲ったという風に好意的に解釈する.
タイトルは「誤報」だがそれに限らず虚報・ねつ造,要するに「間違った」報道(新聞社側がそう認めているかどうかはさておき)をあまねくとりあげている.もちろん有名な朝日の数々の問題も取り上げられている.
重要ではないとの判断からだろうが,一部名前を隠してある新聞社もあり,できればすべてきちんと実名をあげ特定してほしかった.情報ソースとして各社誤報一覧として明示し,過去にきちんと引き継いでいかねばならない.そういう意味で情報源としての網羅性には欠けるが,それは他書に譲ったという風に好意的に解釈する.
2013年7月29日に日本でレビュー済み
該本の内容は朝日新聞の記者が珊瑚礁に自身のイニシャルを彫り傷つけて第三者の悪戯としてニュース記事として報道しその後同記者が懲戒されたこと等が載っています。松本サリン事件の際日本の報道機関は警察発表を鵜呑みにし事件現場の近隣に住む河野義行氏を被疑者扱いにした(河野義行氏は理系の大学を出ており薬学に詳しい、河野義行氏の自宅の庭にザリガニの死骸数点、結論恐らく?)、以前厚生省次官殺傷事件が埼玉県内であったが加害者の小泉被告は数十年前の飼犬が殺されたことによる怨恨とその行動動機を裁判で証言し報道各社もそのように報道した、真直、真人間です、厚生官僚の天下り等の生涯賃金と被告の飼犬の値段は同等の価値か?sexpistolsのシドヴィシャスのベースラインを完コピしろ?!



