強弁・詭弁についてのカテゴリー分けと説明、及び論理パズル数問からなり、論理学のテキストではなく読みやすい。 解説の際に数理論理学の入り口まで行くが深入りはしない。自己言及のパラドックスは詳しく取り上げられるがヒルベルトの無限ホテルのような数学的なパラドックスは出てこない。諸々の論法に名前がついているので議論の際相手の論法が何となくおかしい、ではなくより明確に認識できよう。
強弁や詭弁を楽しむという知的ゲームの側面と、「ムダに時間を費やすことはない。相手が強弁・詭弁を弄してきたら、もはや正しい議論は望めないので、惜しまず議論を打ち切ればよい」という自己防御の両面について強調されるが、いずれにしても強弁・詭弁を理解してこそである。
読者の楽しみを残しておくというスタイルで説明を尽くしていないところもあるが、一般向けの入門書としては十分な内容と思う。
詭弁論理学 (中公新書 448) 新書 – 1976/10/25
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ISBN-104121004485
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ISBN-13978-4121004482
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出版社中央公論新社
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発売日1976/10/25
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言語日本語
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本の長さ208ページ
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (1976/10/25)
- 発売日 : 1976/10/25
- 言語 : 日本語
- 新書 : 208ページ
- ISBN-10 : 4121004485
- ISBN-13 : 978-4121004482
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Amazon 売れ筋ランキング:
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ベスト1000レビュアー
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役に立った
2016年4月3日に日本でレビュー済み
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「それが絶対に正しいようには聞こえないけれど、なぜか相手は自信満々に言い切っており、押し切られてしまう」
「話しているうちに、結論に至った。しかしなぜか違和感が残る」
これまでわからなかった「なぜか」の答えを提示してくれる。
個人的には、強弁についてのセクションがとても勉強になった。
上の一文に強弁を取り入れると
「強弁についてのセクションはあなたにも勉強になるに違いない」
でしょうか。
新書なので、もちろん教科書風に網羅はしてはいないが導入書や教養としては十分な内容。
「話しているうちに、結論に至った。しかしなぜか違和感が残る」
これまでわからなかった「なぜか」の答えを提示してくれる。
個人的には、強弁についてのセクションがとても勉強になった。
上の一文に強弁を取り入れると
「強弁についてのセクションはあなたにも勉強になるに違いない」
でしょうか。
新書なので、もちろん教科書風に網羅はしてはいないが導入書や教養としては十分な内容。
2016年2月24日に日本でレビュー済み
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ケーススタディーを含めて、様々な詭弁が記載されている。
願わくば、もう少し体系立てて詭弁について説明して欲しい面もあった。
例えばWikipedhiaでは体系立てて説明しているが、説明が簡素なため、物足りない。
このあたりの整合性が取れており詳しい説明が記載されていると、もっと非常によかったと思う。
#出版時期のこともあり、時系列的に無理な要望であるが。
##・・とはいえ、これ以上の詭弁に関する書籍がないのも寂しい。
願わくば、もう少し体系立てて詭弁について説明して欲しい面もあった。
例えばWikipedhiaでは体系立てて説明しているが、説明が簡素なため、物足りない。
このあたりの整合性が取れており詳しい説明が記載されていると、もっと非常によかったと思う。
#出版時期のこともあり、時系列的に無理な要望であるが。
##・・とはいえ、これ以上の詭弁に関する書籍がないのも寂しい。
VINEメンバー
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なんとなく論理的なようだが、どうもだまされたような気がする。
詭弁という言葉にはそういったニュアンスがつきまとっている。
同じような言葉に強弁がある。こちらはごり押しという感じだ。
理屈はないが、理屈では対処しきれない、弁論としては論理より強いのかもしれない。
本書ではこのような強弁・詭弁の正体を見破るための見方を教えてくれる。
そのための武器が論理学である。いや、論理学というより論理パズル、論理のあそびという知的遊戯を楽しむことで強弁・詭弁に対処するすべを学ぼうというのが本書のスタンスである。論理式などは必要最低限にしか出てこないので論理そのものを楽しむことが出来る。ただ本書を読み終わって結局論理を使って著者に遊ばれたような気がしないでもない。そんな正面からでなく、側面や背面から対処することこそが強弁・詭弁への最高の対処なのかもしれない。
そんな感じなのでこの本を読めば論議に強くなると言うわけではない。こんな役に立つような立たないようなスタンスもまた強弁や詭弁に対処するひとつの処世であろう。本書に通じる雰囲気こそエスプリである。こんなふうに生きることが出来るようになれば世の中は楽しいだろう。
1976年出版とかなり古い本ですが十分楽しめました。
これこそが時代に左右されない不易の書の典型と言っても過言ではないでしょう。
詭弁という言葉にはそういったニュアンスがつきまとっている。
同じような言葉に強弁がある。こちらはごり押しという感じだ。
理屈はないが、理屈では対処しきれない、弁論としては論理より強いのかもしれない。
本書ではこのような強弁・詭弁の正体を見破るための見方を教えてくれる。
そのための武器が論理学である。いや、論理学というより論理パズル、論理のあそびという知的遊戯を楽しむことで強弁・詭弁に対処するすべを学ぼうというのが本書のスタンスである。論理式などは必要最低限にしか出てこないので論理そのものを楽しむことが出来る。ただ本書を読み終わって結局論理を使って著者に遊ばれたような気がしないでもない。そんな正面からでなく、側面や背面から対処することこそが強弁・詭弁への最高の対処なのかもしれない。
そんな感じなのでこの本を読めば論議に強くなると言うわけではない。こんな役に立つような立たないようなスタンスもまた強弁や詭弁に対処するひとつの処世であろう。本書に通じる雰囲気こそエスプリである。こんなふうに生きることが出来るようになれば世の中は楽しいだろう。
1976年出版とかなり古い本ですが十分楽しめました。
これこそが時代に左右されない不易の書の典型と言っても過言ではないでしょう。
2010年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書名から、お堅い感じがするが、実のところエッセイという感じで砕けた内容。詭弁に即答できず後で悔しい思いをしたなんていう日常の話まで書いてあったりして、なんともとっつきにくそうな論理学の先生が、普通の人間で身近に感じる優しい雰囲気の良書。
とはいえ、ただのエッセイとは違い、詭弁と論理についても解説してくれているので、もちろん役に立つ。詭弁と強弁の違いとか「本質」という単語の詭弁的使用方とか、なかなか興味深い。
とりたててお勧めダゼ!というほどではないが、読み物としても面白いので、読んで損はないだろう。
とはいえ、ただのエッセイとは違い、詭弁と論理についても解説してくれているので、もちろん役に立つ。詭弁と強弁の違いとか「本質」という単語の詭弁的使用方とか、なかなか興味深い。
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