さてこの本、とことん記者クラブに対抗して政治家や政府機関の取材が記者クラブしかできないという事に憤慨し一般にも取材させろと体を張って戦ってこられた記録である。
この本読んで私が勘違いしていた事に気付いた。
記者クラブの問題というのは、現在それに加盟しているマスコミ側が既得権として独占し、情報を自分たちだけ手に入れて他の媒体や個人のフリーの記者などには流してやるか〜ということだと思っていたのだが、もっと根本には官僚側からすると、マスコミに色々書かれるのはいやだから、ちょっといい目に合わせて仲間割れさせて、結果自分たちの都合のいいニュースしか流さなくなるマスコミを作ろうという情報操作の方が大きいのだ。
一回民主党が政権を取った時に、記者クラブ以外のフリーの記者などにもオープンに会見します〜という雰囲気があり、実際に公開した官公庁もある。特に小沢さん・亀井さん・岡田さんなどはオープン化を積極的に進めていた。小沢さんがマスコミから叩かれるのは、こんな点(マスコミを公平に扱う←当然のことなのだが)が大きいということ。要は情報を自分たちだけではなくフリーにもオープンにするなんてとんでもない、そんなことするなら(我々に歯向かうなら)怖さを教えてやろう…という具合でネガティブキャンペーン張られたたようなもの。実際の小沢さんはもっといい人なのだ。
政治家と官公庁と官僚と一部マスコミのなあなあでズブズブな関係。持ちつ持たれつで情報を独り占めし、教えてやるんだというような高飛車の態度。日本のマスコミは世界から言わせると、政府の広報と言われている。日本人として恥ずかしいこの状態を何とか普通に戻すには、記者クラブを無くすしかないと思います。
購入オプション
| Kindle 価格: | ¥482 (税込) |
| 獲得ポイント: | 5ポイント (1%) |
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません 。詳細はこちら
Kindle Cloud Readerを使い、ブラウザですぐに読むことができます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
記者会見ゲリラ戦記 (扶桑社新書) Kindle版
政権交代で「名ばかりオープン化」した会見をフリーライターがルポ。貧者の武器・twitterやUstream を駆使し、「会見ダダ漏れ」しながら考えた記者クラブの「報じない権力」とは?
- 言語日本語
- 出版社扶桑社
- 発売日2010/12/1
- ファイルサイズ845 KB
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
政権交代以降、「記者会見オープン化」の現場を歩き始めたフリーランスライターが遭遇した、世にも奇妙な永田町の慣例―「記者クラブ」の皆様には名刺交換を拒まれ、記者章のない国会では門前払いされ、会見に参加できても質問はできない「名ばかりオープン化」の実態―twitterやUstreamを駆使して会見「タダ漏れ」を試みながら考えた記者クラブの「報じない権力」とは?「会見開放」をめぐるゲリラ戦の記録。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
著者について
畠山理仁(はたけやま・みちよし)
1973年愛知県生まれ。早稲田大学在学中の1993年より週刊誌を中心に取材活動開始。
1998年、フリーランスライターとして独立。興味テーマは政治家と選挙。
米国大統領選、ロシア大統領選、台湾総統選など世界の選挙も取材。
大手メディアが取り上げない独立系候補の活動を紹介した
『日本インディーズ候補列伝』(大川豊著・扶桑社刊)では取材・構成を担当した。
twitterでは、 @hatakezo で日々発信中。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
1973年愛知県生まれ。早稲田大学在学中の1993年より週刊誌を中心に取材活動開始。
1998年、フリーランスライターとして独立。興味テーマは政治家と選挙。
米国大統領選、ロシア大統領選、台湾総統選など世界の選挙も取材。
大手メディアが取り上げない独立系候補の活動を紹介した
『日本インディーズ候補列伝』(大川豊著・扶桑社刊)では取材・構成を担当した。
twitterでは、 @hatakezo で日々発信中。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
畠山/理仁
1973年愛知県生まれ。早稲田大学在学中の1993年より週刊誌を中心に取材活動開始。1998年、フリーランスライターとして独立。興味テーマは政治家と選挙。米国大統領選、ロシア大統領選、台湾総統選など世界の選挙も取材。大手メディアが取り上げない独立系候補の活動を紹介した『日本インディーズ候補列伝』(大川豊著・扶桑社刊)では取材・構成を担当した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
1973年愛知県生まれ。早稲田大学在学中の1993年より週刊誌を中心に取材活動開始。1998年、フリーランスライターとして独立。興味テーマは政治家と選挙。米国大統領選、ロシア大統領選、台湾総統選など世界の選挙も取材。大手メディアが取り上げない独立系候補の活動を紹介した『日本インディーズ候補列伝』(大川豊著・扶桑社刊)では取材・構成を担当した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B0087KZGNG
- 出版社 : 扶桑社 (2010/12/1)
- 発売日 : 2010/12/1
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 845 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 288ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 214,859位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 202位扶桑社新書
- - 207位マスメディア (Kindleストア)
- - 44,052位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.8
星5つ中の4.8
13 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2018年5月15日に日本でレビュー済み
違反を報告する
Amazonで購入
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2020年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2010年前後に民主党が政権を持っていた頃の記者会見がオープン化されていった記録として興味深く読んだ。
2020年現在記者クラブ制度は引き続き存在し、メディアと政権の距離の近さゆえ多様な意見が広がらない現状には絶望すら覚える。問題意識を持つ者はネット等に情報を求めていけるが、そうではない多くの国民が偏った情報に影響される現状に危機意識を持つ。
2020年現在記者クラブ制度は引き続き存在し、メディアと政権の距離の近さゆえ多様な意見が広がらない現状には絶望すら覚える。問題意識を持つ者はネット等に情報を求めていけるが、そうではない多くの国民が偏った情報に影響される現状に危機意識を持つ。
2010年12月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世界の常識である「フリープレスの原則」(報道に携わる者は誰でも自由に取材ができる)が、日本では戦後65年間、「常識」ではなかったという。記者クラブという「カルテル」のもと、「大本営発表」とも言うべき情報統制は依然として行われており、知る権利という点で国民は、いまだ「戦中」に留め置かれている。
そうした情報格差の戦場である永田町に、消耗戦を挑んだのが筆者である。フリーランスの立場でなされる現地報告は、ときに悲哀に満ち、ときに笑いを誘いつつ、記者クラブというシステムの異常さを、読む者に実感させていく。たとえば、総務省や人事院の職員が、記者室の枕カバーを縫い付けている光景など、果たして誰が想像し得たであろう。税金により雇用されている職員に、枕カバーを縫わせて何の疑問も抱かず、平然としていられる神経の麻痺状態こそ、まさに仕分けの対象であろう。
来る日も来る日も、倦むことなく折れることなく、「記者会見のオープン化」をめざして粘り強く続けられる筆者の地道な活動を支えているのは、記者クラブが、「報じない権力」を行使し、情報をコントロールする事態への危機意識である。「報道の原点は言うまでもなく現場での取材である。一次情報をどれだけ集め、それをどう伝えていくか。それが報道の使命」(P.221)という信念に、ジャーナリストとしてのプロ意識を見る。
だが筆者は、自身の活動を、野球のグランドキーパーにたとえ、パフォーマンスを見せる選手でない以上、それはジャーナリズムではないと言う。「こんなくだらないこと、他の優秀な人たちにさせられないじゃないですか。もったいなくて」(P.150)とあくまで謙虚である。とはいえ、草が生い茂るでこぼこのグランドで、観客を魅了する試合など行えるはずもない。記者会見という試合会場の整備こそ、真剣勝負の前提であり、同時にそれは、観客へ贈り物でもある。お金にもならない「くだらないこと」に、多くの時間と労力を捧げてくれた筆者に、観客のひとりとして、心から感謝したい。
そして、第一級のパフォーマンスを選手に期待するなら、観客もまた、見巧者たるメディアリテラシーを身に付けるべきことを思う。既存マスメディアが、利益を追求する私企業にすぎず、掲げる「客観性」や「公平性」が「幻想」でしかない以上、観客も自らの意識を覚醒させ、安易な依存体質から脱却すべきである。最高の試合は、競技者だけでなく、彼らを見守り育てる観客がいて、初めて成立する。主権者として、「知る権利」を前に何ができるのか。覚悟と主体的行動が、問われている。
そうした情報格差の戦場である永田町に、消耗戦を挑んだのが筆者である。フリーランスの立場でなされる現地報告は、ときに悲哀に満ち、ときに笑いを誘いつつ、記者クラブというシステムの異常さを、読む者に実感させていく。たとえば、総務省や人事院の職員が、記者室の枕カバーを縫い付けている光景など、果たして誰が想像し得たであろう。税金により雇用されている職員に、枕カバーを縫わせて何の疑問も抱かず、平然としていられる神経の麻痺状態こそ、まさに仕分けの対象であろう。
来る日も来る日も、倦むことなく折れることなく、「記者会見のオープン化」をめざして粘り強く続けられる筆者の地道な活動を支えているのは、記者クラブが、「報じない権力」を行使し、情報をコントロールする事態への危機意識である。「報道の原点は言うまでもなく現場での取材である。一次情報をどれだけ集め、それをどう伝えていくか。それが報道の使命」(P.221)という信念に、ジャーナリストとしてのプロ意識を見る。
だが筆者は、自身の活動を、野球のグランドキーパーにたとえ、パフォーマンスを見せる選手でない以上、それはジャーナリズムではないと言う。「こんなくだらないこと、他の優秀な人たちにさせられないじゃないですか。もったいなくて」(P.150)とあくまで謙虚である。とはいえ、草が生い茂るでこぼこのグランドで、観客を魅了する試合など行えるはずもない。記者会見という試合会場の整備こそ、真剣勝負の前提であり、同時にそれは、観客へ贈り物でもある。お金にもならない「くだらないこと」に、多くの時間と労力を捧げてくれた筆者に、観客のひとりとして、心から感謝したい。
そして、第一級のパフォーマンスを選手に期待するなら、観客もまた、見巧者たるメディアリテラシーを身に付けるべきことを思う。既存マスメディアが、利益を追求する私企業にすぎず、掲げる「客観性」や「公平性」が「幻想」でしかない以上、観客も自らの意識を覚醒させ、安易な依存体質から脱却すべきである。最高の試合は、競技者だけでなく、彼らを見守り育てる観客がいて、初めて成立する。主権者として、「知る権利」を前に何ができるのか。覚悟と主体的行動が、問われている。
2010年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
記者クラブとは、政府の都合いいように報道をコントロールするために
温存されたシステムであり、そういった意味では情報統制の装置であろう。
また、記者クラブメディアは優先的、かつ独占的に情報を得ることに汲々とし
非記者クラブメディアを排除することで、その既得権を守ろうとする。
世界でも珍しい記者クラブというシステムが機能している限り、
報道は本来の使命である、権力をチェックするという機能を放棄したも同然ではないか。
政権が交代し、一旦は開放に向かうかと思われた記者会見も
官報の抵抗により一部しか実現されず、
菅総理の誕生により、後退してしまった印象さえある。
しかし日頃、記者クラブメディアにしか接することのない者は、
その存在すら知らされないのだから事は深刻だ。
本書は、そんな強固な記者クラブという壁に阻まれながらも、
ツイッターやUSTといったネットでの武器を引提げ、
唯一点、記者会見の開放を目指し、
日々ゲリラ戦を続けるフリーライターの渾身のルポである。
280ページ超と、新書にしては分厚いが一気に読める。
決して中身が薄いということではなく、ユーモアあり、イラストありで
読み始めたらページをめくる手が止められなくなる一冊である。
温存されたシステムであり、そういった意味では情報統制の装置であろう。
また、記者クラブメディアは優先的、かつ独占的に情報を得ることに汲々とし
非記者クラブメディアを排除することで、その既得権を守ろうとする。
世界でも珍しい記者クラブというシステムが機能している限り、
報道は本来の使命である、権力をチェックするという機能を放棄したも同然ではないか。
政権が交代し、一旦は開放に向かうかと思われた記者会見も
官報の抵抗により一部しか実現されず、
菅総理の誕生により、後退してしまった印象さえある。
しかし日頃、記者クラブメディアにしか接することのない者は、
その存在すら知らされないのだから事は深刻だ。
本書は、そんな強固な記者クラブという壁に阻まれながらも、
ツイッターやUSTといったネットでの武器を引提げ、
唯一点、記者会見の開放を目指し、
日々ゲリラ戦を続けるフリーライターの渾身のルポである。
280ページ超と、新書にしては分厚いが一気に読める。
決して中身が薄いということではなく、ユーモアあり、イラストありで
読み始めたらページをめくる手が止められなくなる一冊である。





