本書でまず驚いたのが、「警察官と記者が賭け麻雀をしていた」という事。
ここで言う記者とは「記者クラブ」の記者ですが、このような馴れ合いでマトモで公平な報道が出来るとは全く思えない!
戦後日本で警察機関の腐敗を暴いてきたのは思いつく限り千代丸健二氏と寺澤有氏しか頭に出てこない。
しかし、これだけ広範囲で警察機関の周辺の腐敗まで暴けたのは寺澤有氏が初めてだろう。
その寺澤有氏の後継者とも言える若い世代が全く育っていないのには非常に危機感を感じる。
私の知らない所では育っているかもしれないが、このような人物が思いつく限り数人しか育っていないこの国は非常事態である。
これを読んだ若い世代の中で寺澤有氏を超える人物が育つ事こそが、この国の子孫の為になる事だと感じる(…本当は全世界がそうでなくてはならないのだが)。
まだ手遅れではない。本書などを読んで奮起する若い世代が現れると信じてます。
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