本書は、人工知能学会編集による「知の科学」シリーズの中の一冊です。
著者の東条氏は言います。「本書は数理論理学の本ではない」。
1章 命題論理と述語論理
2章 可能世界の論理
3章 時間の論理
4章 二重否定の論理
5章 非単調論理
6章 不確かな知識の変更
7章 合理的にふるまうエージェント
8章 内包論理
9章 指示対象と可能世界
10章 論理プログラミングの原理
「はじめに」の中で、「人間の知能の活動が解剖学的には無数のニューロンを行き交う電気的な信号の積算であることは間違いないが、それは脳の外から観察した知能の働き ― 言語や認識 ― を何も説明しない。コンピュータ上にこれらの働きを模倣するには、まさに人工的な手段でシンボル列とその操作を規定するのが論理である。論理は知能に似せたプログラムを書くための手段であり、また逆にわれわれの知能活動を映す鏡ともなる。」と説かれます。
本書は、この「論理」に関わる、個別に研究されている3つの領域への手引きです。
1.自然言語の意味
2.知識と信念の維持の問題
3.論理プログラミング
わたしは、同シリーズの『知性の創発と起源』と2冊を読んで、大いに参考になりました。
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