前作から、あのカップルが好きすぎてスピンオフはちょっと…と思って、購入を控えてましたが…砂原先生、やはり期待に応えとても良かったです!前作からのパラレルワールドについてはズキズキ痛みながら読みつつも、読み終わった時の幸せな気持ちは、何なんでしょう…。BLはファンタジーなんだなと再確認させていただきました
、すばらしい!
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言ノ葉ノ世界 (ディアプラス文庫) Kindle版
砂原糖子
(著)
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三池ろむこ
(イラスト)
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言語日本語
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出版社新書館
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発売日2015/5/15
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ファイルサイズ14093 KB
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
生まれつき人の心の声が聞ける仮原は、それを利用してずる賢く生きてきた。ある日、車と接触してケガをする。その車に乗っていたのが大学准教授の藤野だった。仮原が初めて出会った心の声と口で発する言葉が全く同じ人間。まるで輪唱のように響く藤野の“声”と言葉を心地よく感じ、そんな自分に苛立った仮原は、藤野がゲイであると知り、偽りで彼に「好きだ」と告げるが…。名作「言ノ葉ノ花」スピンオフ登場。
--このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B00XMKXE4O
- 出版社 : 新書館 (2015/5/15)
- 発売日 : 2015/5/15
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 14093 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 179ページ
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Amazon 売れ筋ランキング:
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- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年6月13日に日本でレビュー済み
他人の心の声が聞ける仮原×生真面目な大学准教授・藤野。
実際、他人が心の中だけでつぶやいた『本音』が聞こえてきたら、精神的にまともでいられやしないだろう。それほど、人間ってずるくて裏表のあるもの。
そして同時に弱くて脆いもの。
主人公の仮原は、生まれつきその能力があったため、子供の頃は周囲と上手く人間関係が結べなかったけれど、それを利用するすべを身につけずる賢く生きている。
そんなロクデナシな仮原が出会った、心の声と言葉が一致する……純粋な藤野。
徐々に藤野との関係にのめり込む仮原の、無自覚な一途さや、恥も外聞もなく取りすがる弱さが秀逸な前半(雑誌掲載作)。
それに比べて後半(書き下ろし)がちょーっと弱いかな?と感じた。仮原が他人を騙したり利用したりするやり取りや、ダークな部分があってもよかったかな。
ま、逆に言えば甘く優しいラストでよかったけど。
『言葉』を発する者はもちろん、受け取る者も心せねば。
実際、他人が心の中だけでつぶやいた『本音』が聞こえてきたら、精神的にまともでいられやしないだろう。それほど、人間ってずるくて裏表のあるもの。
そして同時に弱くて脆いもの。
主人公の仮原は、生まれつきその能力があったため、子供の頃は周囲と上手く人間関係が結べなかったけれど、それを利用するすべを身につけずる賢く生きている。
そんなロクデナシな仮原が出会った、心の声と言葉が一致する……純粋な藤野。
徐々に藤野との関係にのめり込む仮原の、無自覚な一途さや、恥も外聞もなく取りすがる弱さが秀逸な前半(雑誌掲載作)。
それに比べて後半(書き下ろし)がちょーっと弱いかな?と感じた。仮原が他人を騙したり利用したりするやり取りや、ダークな部分があってもよかったかな。
ま、逆に言えば甘く優しいラストでよかったけど。
『言葉』を発する者はもちろん、受け取る者も心せねば。
2010年11月10日に日本でレビュー済み
「言ノ葉ノ花」よりもささくれた世界の中で本当に信じられる言葉と相手を見つけようとする攻の仮原の気持ちがそのまま伝わってくる渾身の文章に引きこまれました。
生まれたときから人の心の声を聞いてしまえる仮原は、上手く生きてきたつもりでも、本心と言葉が全く同じ人間、藤野を前にして何をどう信じていいかわからなくなる。藤野をそのまま信じればいいのに、今まで生きてきた経験がそうさせない。信じたいのに疑ってしまう。信じようとする自分自身すら疑ってしまう。
どうしたらよいのかわからない切羽詰まった心境が非常に細かく書かれていて、恋愛小説としても、そして人間を信じるというテーマの人生小説としてもよく出来た作品でした。
書き下ろし部分の小説でも、仮原は藤野との付き合い方や藤野の気持ちを疑ってしまい、独り哀しく右往左往する。
「あなたは一体誰と会話をしているんですか?」
藤野に訊かれて、ようやく信じる心がなくては誰とも通じ合えないことを理解する仮原。
彼が「人を信じられる」ようになるまでを導く藤野は、ある意味仮原をどこまでも見守る先生的、そして目指すべき存在で、二人が傷つきながらも一生懸命心自体を通わせようとする姿に感動させられる本でした。
恋愛だけでなく、いろいろなことを考えさせられる一冊、BLではおススメです。
始終出てきた話のガイド役のような占い師も、結局その正体は不明なままですが、とても重要な役割を果たしており、この占い師の存在を出した作者に感服。
エピローグで綴られる占い師の想いには思わず涙が出てしまうほど切ないものでした。
生まれたときから人の心の声を聞いてしまえる仮原は、上手く生きてきたつもりでも、本心と言葉が全く同じ人間、藤野を前にして何をどう信じていいかわからなくなる。藤野をそのまま信じればいいのに、今まで生きてきた経験がそうさせない。信じたいのに疑ってしまう。信じようとする自分自身すら疑ってしまう。
どうしたらよいのかわからない切羽詰まった心境が非常に細かく書かれていて、恋愛小説としても、そして人間を信じるというテーマの人生小説としてもよく出来た作品でした。
書き下ろし部分の小説でも、仮原は藤野との付き合い方や藤野の気持ちを疑ってしまい、独り哀しく右往左往する。
「あなたは一体誰と会話をしているんですか?」
藤野に訊かれて、ようやく信じる心がなくては誰とも通じ合えないことを理解する仮原。
彼が「人を信じられる」ようになるまでを導く藤野は、ある意味仮原をどこまでも見守る先生的、そして目指すべき存在で、二人が傷つきながらも一生懸命心自体を通わせようとする姿に感動させられる本でした。
恋愛だけでなく、いろいろなことを考えさせられる一冊、BLではおススメです。
始終出てきた話のガイド役のような占い師も、結局その正体は不明なままですが、とても重要な役割を果たしており、この占い師の存在を出した作者に感服。
エピローグで綴られる占い師の想いには思わず涙が出てしまうほど切ないものでした。
2010年6月10日に日本でレビュー済み
一日千穐の思いで待っていた、雑誌掲載分とその続編です。
ああ・・・幸せ。
生来「心の声」が聞こえてしまう仮原と、「心の声」と声が常に一致する藤野。
この能力のせいで家庭が壊れ、人間に絶望し、でもきっと何かを求めてただ日々を送っていた仮原にとって、
藤野との出会いは神様の最高のプレゼント。
藤野の「歌」・・・「心の声」に続いて同じ内容が声に出されるから、仮原にはそれが
こだまのように、歌っているように聞こえる。
この設定だけで、泣けてくる。
とまあそんなピュアな部分もあり、一方で、
この設定だと、ベッドでは大変なことになってまして・・・
照れました。
声に出すのを我慢しようとする藤野、でも「心の声」はあまりに雄弁で・・・(テレ)
藤野の奇跡のような人間性にも、薄っぺらさは感じなかった。
裏表がない人って、本当にいるんじゃないかと思わせるくらい、説得力があった。
ただ、普通の人には付き合いづらい面も確かにあるだろう。白川に魚は住まぬ、はよいたとえ。
だから、藤野にとっても、自分の「言葉」をそのまま受け取ってくれる仮原は最高の相手だと思う。
心を読まれても「便利でいいね」と心から言える藤野に脱帽。
二人はいつまでも幸せに暮らせると思う。
気になっていた前作の登場人物らしき人物については
あとがきに「パラレルだから心配しなくていいよ」と言明あり。
ほっと一安心。
クオリティーは落とさずこの設定のシリーズ化を熱望。
ああ・・・幸せ。
生来「心の声」が聞こえてしまう仮原と、「心の声」と声が常に一致する藤野。
この能力のせいで家庭が壊れ、人間に絶望し、でもきっと何かを求めてただ日々を送っていた仮原にとって、
藤野との出会いは神様の最高のプレゼント。
藤野の「歌」・・・「心の声」に続いて同じ内容が声に出されるから、仮原にはそれが
こだまのように、歌っているように聞こえる。
この設定だけで、泣けてくる。
とまあそんなピュアな部分もあり、一方で、
この設定だと、ベッドでは大変なことになってまして・・・
照れました。
声に出すのを我慢しようとする藤野、でも「心の声」はあまりに雄弁で・・・(テレ)
藤野の奇跡のような人間性にも、薄っぺらさは感じなかった。
裏表がない人って、本当にいるんじゃないかと思わせるくらい、説得力があった。
ただ、普通の人には付き合いづらい面も確かにあるだろう。白川に魚は住まぬ、はよいたとえ。
だから、藤野にとっても、自分の「言葉」をそのまま受け取ってくれる仮原は最高の相手だと思う。
心を読まれても「便利でいいね」と心から言える藤野に脱帽。
二人はいつまでも幸せに暮らせると思う。
気になっていた前作の登場人物らしき人物については
あとがきに「パラレルだから心配しなくていいよ」と言明あり。
ほっと一安心。
クオリティーは落とさずこの設定のシリーズ化を熱望。
2010年6月15日に日本でレビュー済み
特殊な能力ゆえに理解されること無く、人を信じられずに生きてきた仮原。
腹が立つほどの善人であるがゆえに、人と上手く関われずに生きてきた藤野。
一見正反対な二人ですが、根底では似たもの同士というか、お互いにしか触れる
ことのできない孤独を抱いて生きてきた二人。
そんな二人が心を通わせていく訳ですが、特に仮原が全く子どもじみていて、
藤野を無意識に試したり、嫉妬したりと藤野に甘えまくってます。
藤野がそれに戸惑いつつも仮原を信じ受け入れることで生じる、
この二人であるがゆえの葛藤、すれ違い、それぞれの抱く思い。
抱かれているのは藤野ですが、受け入れられてるのは仮原でしょうね。
仮原主体のようで藤野が握っているという。
巻末にある◇エピローグ◇。
砂原さんのすごいところはこういうところだなーと感じます。
テーマは前作と同じですが、切り口がまた違う。さすが砂原さん。
ありがとうございました。
腹が立つほどの善人であるがゆえに、人と上手く関われずに生きてきた藤野。
一見正反対な二人ですが、根底では似たもの同士というか、お互いにしか触れる
ことのできない孤独を抱いて生きてきた二人。
そんな二人が心を通わせていく訳ですが、特に仮原が全く子どもじみていて、
藤野を無意識に試したり、嫉妬したりと藤野に甘えまくってます。
藤野がそれに戸惑いつつも仮原を信じ受け入れることで生じる、
この二人であるがゆえの葛藤、すれ違い、それぞれの抱く思い。
抱かれているのは藤野ですが、受け入れられてるのは仮原でしょうね。
仮原主体のようで藤野が握っているという。
巻末にある◇エピローグ◇。
砂原さんのすごいところはこういうところだなーと感じます。
テーマは前作と同じですが、切り口がまた違う。さすが砂原さん。
ありがとうございました。
2011年11月14日に日本でレビュー済み
後書き読むまで、吃驚してました。よもや余村と長谷部が別れるとは(゜∀゜;ノ)ノって。
でも違ったみたいで良かったです。
「言ノ葉ノ花」の方が私は好みです。あとがきで作者が今頃余村と長谷部は幸せで入籍する勢い、と書いていたので嬉しいです。
仮原ですが幼いころからの歪みとはいえ、藤野に出会った幸運は捨てがたい幸せなんですから、これから十分に幸せになれそうですね。でもこのタイプは 藤野、この先もいろいろ大変だと思います。頑張れ藤野。
でも違ったみたいで良かったです。
「言ノ葉ノ花」の方が私は好みです。あとがきで作者が今頃余村と長谷部は幸せで入籍する勢い、と書いていたので嬉しいです。
仮原ですが幼いころからの歪みとはいえ、藤野に出会った幸運は捨てがたい幸せなんですから、これから十分に幸せになれそうですね。でもこのタイプは 藤野、この先もいろいろ大変だと思います。頑張れ藤野。