今までありそうでなかった本でした。
松本人志の遺書のような己の強さ、崇高さを知らしめる(ある意味、世間を引っ張り上げ教育し、切り捨てる)ような物ではなく、
どちらかと言うと分析、持論の本。
遺書のような本は、水道橋博士の例えを借りるなら【ライオン】しか書くことは許されず、【シーザー】以外の者はその他大勢であり、書く資格がない。
少なくともお笑いの世界では。
現状、ビートたけしと松本人志以外では成立しない。
さて塙のこの本。どちらかと言えば分析本に分類されると思う。
でも多くの分析本は【で、そういうお前は一体誰で、じゃあお前はどれだけ笑わせてくれるんだ?】っていう観念が拭いきれない。
結局多くのこの手の本を書くのはお笑い評論家が多く、お笑いに潜む恐怖・快楽・絶望・幸悦の渦の外にいる人の頭の中の分析でしかない。
この本がありそうでなかったのは、まさにその渦にのみ込まれて、今度はその渦を自前で造ろうと翻弄する張本人によって書かれている事だ。
故に生々しく、正直で、嫉妬深く、愛情があり、尊敬があり、核をえぐる。
塙は時おり松本人志への想いを語るが、本著でも語られている。
自分という存在を【笑い】という武器を使ってテレビの中から【肯定】してくれ、そうして【生きる力】をくれた松本人志への恩返しのようにも感じた。
松本さんありがとう等と言うような内容の本ではないが、受けた感謝をお笑いに返す事は松本人志への恩返しとイコールなのだと塙は感じている気がする。
何故なら松本とはお笑いであり、お笑いとは松本だから。
少なくとも塙にとって。
全芸人が意識せざる得なかった【遺書】以来と言えば言い過ぎかもしれないが、多くの芸人を意識させる名著だと思う。
そしてその分析は本物。
当たり前だ。
本物の、しかも一級品の芸人が分析してるんだから。
お笑い評論家を謳い商売している人もこれをやられてはたまらない。
しかも一級品の芸人に。
サラッと読みやすいが重みがある点も遺書と同じ。
おそらく塙の本棚には手垢まみれのクタクタの遺書がある。
その横に本著を並べてもいいのでは?と塙に言いたい。
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言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか (集英社新書) 新書 – 2019/8/9
購入を強化する
2018年、M-1審査員として名を轟かせた芸人が漫才を徹底解剖。
M-1チャンピオンになれなかった塙だからこそ分かる歴代王者のストロングポイント、M-1必勝法とは?
「ツッコミ全盛時代」「関東芸人の強み」「フリートーク」などのトピックから「ヤホー漫才」誕生秘話まで、
”絶対漫才感”の持ち主が存分に吠える。
どうしてウケるのかだけを40年以上考え続けてきた、「笑い脳」に侵された男がたどりついた現代漫才論とは?
漫才師の聖典とも呼ばれるDVD『紳竜の研究』に続く令和時代の漫才バイブル、ここに誕生!
◆もくじ◆
プロローグ「僕が霜降り明星を選んだワケ」
第一章 「王国」 大阪は漫才界のブラジル
第二章 「技術」 M-1は100メートル走
第三章 「自分」 ヤホー漫才誕生秘話
第四章 「逆襲」 不可能を可能にした非関西系のアンタ、サンド、パンク
第五章 「挑戦」 吉本流への道場破り
第六章 「革命」 南キャンは子守唄、オードリーはジャズ
エピローグ「10年ぶりの聖地。俺ならいいよな」
◆著者略歴◆
ナイツ 塙宣之(はなわ のぶゆき)
芸人。1978年、千葉県生まれ。漫才協会副会長。2001年、お笑いコンビ「ナイツ」を土屋伸之と結成。
2008年度以降、3年連続でM-1グランプリ決勝に進出する。漫才新人大賞大賞、お笑いホープ大賞大賞、NHK新人演芸大賞大賞、
第9・10回ビートたけしのエンターテイメント賞 日本芸能大賞、浅草芸能大賞新人賞・奨励賞、第68回文化庁芸術祭大衆芸能部門優秀賞、第67回芸術選奨大衆芸能部門文部科学大臣新人賞など、受賞多数。
聞き手 中村計(なかむら けい)
ノンフィクションライター。『勝ち過ぎた監督』で講談社ノンフィクション賞受賞。
M-1チャンピオンになれなかった塙だからこそ分かる歴代王者のストロングポイント、M-1必勝法とは?
「ツッコミ全盛時代」「関東芸人の強み」「フリートーク」などのトピックから「ヤホー漫才」誕生秘話まで、
”絶対漫才感”の持ち主が存分に吠える。
どうしてウケるのかだけを40年以上考え続けてきた、「笑い脳」に侵された男がたどりついた現代漫才論とは?
漫才師の聖典とも呼ばれるDVD『紳竜の研究』に続く令和時代の漫才バイブル、ここに誕生!
◆もくじ◆
プロローグ「僕が霜降り明星を選んだワケ」
第一章 「王国」 大阪は漫才界のブラジル
第二章 「技術」 M-1は100メートル走
第三章 「自分」 ヤホー漫才誕生秘話
第四章 「逆襲」 不可能を可能にした非関西系のアンタ、サンド、パンク
第五章 「挑戦」 吉本流への道場破り
第六章 「革命」 南キャンは子守唄、オードリーはジャズ
エピローグ「10年ぶりの聖地。俺ならいいよな」
◆著者略歴◆
ナイツ 塙宣之(はなわ のぶゆき)
芸人。1978年、千葉県生まれ。漫才協会副会長。2001年、お笑いコンビ「ナイツ」を土屋伸之と結成。
2008年度以降、3年連続でM-1グランプリ決勝に進出する。漫才新人大賞大賞、お笑いホープ大賞大賞、NHK新人演芸大賞大賞、
第9・10回ビートたけしのエンターテイメント賞 日本芸能大賞、浅草芸能大賞新人賞・奨励賞、第68回文化庁芸術祭大衆芸能部門優秀賞、第67回芸術選奨大衆芸能部門文部科学大臣新人賞など、受賞多数。
聞き手 中村計(なかむら けい)
ノンフィクションライター。『勝ち過ぎた監督』で講談社ノンフィクション賞受賞。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2019/8/9
- 寸法10.6 x 1.1 x 17.3 cm
- ISBN-104087210871
- ISBN-13978-4087210873
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
二〇一八年、M‐1審査員に抜擢された芸人が漫才を徹底解剖。M‐1チャンピオンになれなかった塙だからこそ分かる歴代王者のストロングポイント、M‐1必勝法とは?「ツッコミ全盛時代」「関東芸人の強み」「フリートーク」などのトピックから「ヤホー漫才」誕生秘話まで、“絶対漫才感”の持ち主が存分に吠える。どうしてウケるのかだけを四〇年以上考え続けてきた、「笑い脳」に侵された男がたどり着いた現代漫才論とは?漫才師の聖典とも呼ばれるDVD『紳竜の研究』に続く令和時代の漫才バイブル、ここに誕生!
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
塙/宣之
芸人。1978年、千葉県生まれ。漫才協会副会長。2001年、お笑いコンビ「ナイツ」を土屋伸之と結成。08年以降、三年連続でM‐1グランプリ決勝進出、18年、同審査員。THE MANZAI2011準優勝。漫才新人大賞、第六八回文化庁芸術祭大衆芸能部門優秀賞、第六七回芸術選奨大衆芸能部門文部科学大臣新人賞など、受賞多数
中村/計
ライター。『勝ち過ぎた監督』で講談社ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
芸人。1978年、千葉県生まれ。漫才協会副会長。2001年、お笑いコンビ「ナイツ」を土屋伸之と結成。08年以降、三年連続でM‐1グランプリ決勝進出、18年、同審査員。THE MANZAI2011準優勝。漫才新人大賞、第六八回文化庁芸術祭大衆芸能部門優秀賞、第六七回芸術選奨大衆芸能部門文部科学大臣新人賞など、受賞多数
中村/計
ライター。『勝ち過ぎた監督』で講談社ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2019/8/9)
- 発売日 : 2019/8/9
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4087210871
- ISBN-13 : 978-4087210873
- 寸法 : 10.6 x 1.1 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 39,962位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 31位落語・寄席・演芸 (本)
- - 91位集英社新書
- - 177位演劇 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2019年8月19日に日本でレビュー済み
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169人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2019年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ナイツ自体は自分は特に好きでも嫌いでもありません。
ただ芸人が執筆する本はけっこう好きなので、どんな内容なんだろうと目次を確認したら興味を引かれたので購入しました。
本の中にはいろんな芸人の名前が出てきます。自分の好きなコンビが塙さんのプロ目線で褒められているのを読むととても嬉しくなりました。
お笑いにおける関西勢力はなぜこんなにも強いのか、しかしそんな中でも頭角を表す非関西の芸人の凄さについて、塙さんはわかりやすく書かれています。
また、褒めるだけでなくダメ出しをしている芸人もおり、M-1の審査員を務められた塙さんならではの考え方が興味深いです。
お笑いが好きな人、M-1が好きな人だったら塙さんファンでは無くても面白いので読むのをおすすめします。
これを読めば次のM-1グランプリがますます面白く、待ち遠しくなるでしょう。
ただ芸人が執筆する本はけっこう好きなので、どんな内容なんだろうと目次を確認したら興味を引かれたので購入しました。
本の中にはいろんな芸人の名前が出てきます。自分の好きなコンビが塙さんのプロ目線で褒められているのを読むととても嬉しくなりました。
お笑いにおける関西勢力はなぜこんなにも強いのか、しかしそんな中でも頭角を表す非関西の芸人の凄さについて、塙さんはわかりやすく書かれています。
また、褒めるだけでなくダメ出しをしている芸人もおり、M-1の審査員を務められた塙さんならではの考え方が興味深いです。
お笑いが好きな人、M-1が好きな人だったら塙さんファンでは無くても面白いので読むのをおすすめします。
これを読めば次のM-1グランプリがますます面白く、待ち遠しくなるでしょう。
2019年8月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
結構仕事現場にも繋がる点があるかと思いました。特に営業・プレゼンテーションなどです。
営業やプレゼンテーションも決められた時間の中で如何に「いいね」「君から買いたいね」と思わせるかが勝負だと思ってます。
M1の4分間は100メートル走、10分の漫才は800メートル走など決められた時間の中で何をどのどのように伝えてく、というのは漫才だけでなく、ビジネス現場においても必須のスキルだと考えます。
本書にあるようナイツしかりオードリーが発明した漫才は「表現手法の枠組み」として画期的であり、「自分の思考の表現手法」を意識されていないビジネスマンにおいては十分に考えさせられる一冊かと思います。
お笑い論(M1論)についてですが、芸人の最終ゴールは「売れる」ことです。売れる過程にM1があるのですが、必要条件ではありません。芸人が「売れる」ための必要条件は「面白いこと」であり、もっと言えば「面白いネタがあること」につきます。つまり「面白いネタ」の選考会の一つにM1があるのです。
しかし、M1に向いてないネタ・芸人もおります。そのため「ネタの選考会はM1がすべてじゃないんだ」とも述べております。が、それでもM1に挑みたい葛藤、関東芸人にM1を買ってほしい希望。塙氏のそんな心境がとても読み取れる一冊です。
その他しゃべく漫才とネタ漫才について、なぜ漫才(お笑い)において関西芸人が有利なのか、吉本社・吉本芸人が何を達成したのか、などなど。
そんな分厚い本では無いのですが、読み応えは十分にあるかと思います。
正直期待はしていなかったのですが、いい意味で大きく裏切られた一冊となりました。
営業やプレゼンテーションも決められた時間の中で如何に「いいね」「君から買いたいね」と思わせるかが勝負だと思ってます。
M1の4分間は100メートル走、10分の漫才は800メートル走など決められた時間の中で何をどのどのように伝えてく、というのは漫才だけでなく、ビジネス現場においても必須のスキルだと考えます。
本書にあるようナイツしかりオードリーが発明した漫才は「表現手法の枠組み」として画期的であり、「自分の思考の表現手法」を意識されていないビジネスマンにおいては十分に考えさせられる一冊かと思います。
お笑い論(M1論)についてですが、芸人の最終ゴールは「売れる」ことです。売れる過程にM1があるのですが、必要条件ではありません。芸人が「売れる」ための必要条件は「面白いこと」であり、もっと言えば「面白いネタがあること」につきます。つまり「面白いネタ」の選考会の一つにM1があるのです。
しかし、M1に向いてないネタ・芸人もおります。そのため「ネタの選考会はM1がすべてじゃないんだ」とも述べております。が、それでもM1に挑みたい葛藤、関東芸人にM1を買ってほしい希望。塙氏のそんな心境がとても読み取れる一冊です。
その他しゃべく漫才とネタ漫才について、なぜ漫才(お笑い)において関西芸人が有利なのか、吉本社・吉本芸人が何を達成したのか、などなど。
そんな分厚い本では無いのですが、読み応えは十分にあるかと思います。
正直期待はしていなかったのですが、いい意味で大きく裏切られた一冊となりました。
2019年8月22日に日本でレビュー済み
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私はナイツの塙宣之のファンである。
表紙の写真。なかなか不敵な面構え。三白眼というんだろうか、黒目が上方に偏り、左右と下部の三方に白目のあるまなこ。古来凶相とされている。その上表情に狂気を秘めている。こんなやつが隣人だったら怖い。なにか問題をおこしそうな感じ。真面目すぎて恐いというやつである。あまり友達にはなりたくない。会社で言えば総務部副主任とか、学校で言えば教頭先生とかPTA副会長とかにいそうな、面倒くさいオジサン。(ついでに書いておけば塙は漫才協会副会長である。)いろいろもめごとが発生すると、搦め手からじわっとしゃしゃりでて、丸くうまくおさめていく強権タイプ。組織には不可欠な体育会系こわもて。実際はどうだかしらないけど、写真だけからのあくまで1ファンとしての個人的な印象です。塙の人気はその見た目の狂気ととぼけたボケのギャップから来ているように思う。
その塙による、Мー1あるある。Мー1の歴史から始まって、参加主要選手の紹介と上から目線のいいとこわるいとこの評価。実際に戦ったり、審査したりの体験談。先輩芸人へのおべんちゃら。自分が優勝できなかったことに対する負け惜しみと言い訳。つまりM-1に関する全てがこの本のなかにある。この本を読んで私も当時全部見てたんだなとあらためて気づく。やはりM-1は(キングオブコント、Rー1など賞レースはいろいろあるが)特別。漫才における100m走の日本一を決める大会であり、出場選手はほんのささいな微妙な薄氷の上でしのぎを削っていることがよくわかった。
夏休み、昼寝のお供に最適。私も浜辺で、泳ぎの間に、イカ焼き食いながら読んだ。面白い。納得、納得とすいすい読める。なんで千鳥がでてこない? 読んだ後で、内容をすぐに忘れられるのもいい。またひまになったときにページを開くと最初から楽しめる。1粒で何度でもおいしい。塙の漫才に似ている。
表紙の写真。なかなか不敵な面構え。三白眼というんだろうか、黒目が上方に偏り、左右と下部の三方に白目のあるまなこ。古来凶相とされている。その上表情に狂気を秘めている。こんなやつが隣人だったら怖い。なにか問題をおこしそうな感じ。真面目すぎて恐いというやつである。あまり友達にはなりたくない。会社で言えば総務部副主任とか、学校で言えば教頭先生とかPTA副会長とかにいそうな、面倒くさいオジサン。(ついでに書いておけば塙は漫才協会副会長である。)いろいろもめごとが発生すると、搦め手からじわっとしゃしゃりでて、丸くうまくおさめていく強権タイプ。組織には不可欠な体育会系こわもて。実際はどうだかしらないけど、写真だけからのあくまで1ファンとしての個人的な印象です。塙の人気はその見た目の狂気ととぼけたボケのギャップから来ているように思う。
その塙による、Мー1あるある。Мー1の歴史から始まって、参加主要選手の紹介と上から目線のいいとこわるいとこの評価。実際に戦ったり、審査したりの体験談。先輩芸人へのおべんちゃら。自分が優勝できなかったことに対する負け惜しみと言い訳。つまりM-1に関する全てがこの本のなかにある。この本を読んで私も当時全部見てたんだなとあらためて気づく。やはりM-1は(キングオブコント、Rー1など賞レースはいろいろあるが)特別。漫才における100m走の日本一を決める大会であり、出場選手はほんのささいな微妙な薄氷の上でしのぎを削っていることがよくわかった。
夏休み、昼寝のお供に最適。私も浜辺で、泳ぎの間に、イカ焼き食いながら読んだ。面白い。納得、納得とすいすい読める。なんで千鳥がでてこない? 読んだ後で、内容をすぐに忘れられるのもいい。またひまになったときにページを開くと最初から楽しめる。1粒で何度でもおいしい。塙の漫才に似ている。
2019年9月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ナイツ塙によるM-1解説本
M-1の歴史を振り返ると共に漫才というものの笑いの本質とメカニズムにも迫る良書
ダウンタウンや爆笑問題の比較から
東西芸人の違い、漫才とコントの違いなど
丁寧にわかりやすく解説しており読みやすい
これは完全にM-1の教科書と言っていい。
そんな中でも南海キャンディーズの山ちゃんを天才だと得点を決める生粋のFW型ツッコミと褒め、オードリーを試合に負けて勝負に勝ったと褒めるあたり、ミレニアムズ世代好きにも堪らない。
ナイツ塙がどうやってお笑いに目覚め(小学生の時のウンチ漏らし事件など)ヤホー漫才がどうやって誕生したかも普通に読み物として面白い。
それでいて最後にグッと泣かせるM-1への未練とその想いを回収させてくれた審査員のエピソード。あまりにも素敵な本で全国民に向けた推薦図書としたいくらい。
お笑い好き、M-1好きなら必読。読んだ後、必ずM-1が見たくなる一書である。
M-1の歴史を振り返ると共に漫才というものの笑いの本質とメカニズムにも迫る良書
ダウンタウンや爆笑問題の比較から
東西芸人の違い、漫才とコントの違いなど
丁寧にわかりやすく解説しており読みやすい
これは完全にM-1の教科書と言っていい。
そんな中でも南海キャンディーズの山ちゃんを天才だと得点を決める生粋のFW型ツッコミと褒め、オードリーを試合に負けて勝負に勝ったと褒めるあたり、ミレニアムズ世代好きにも堪らない。
ナイツ塙がどうやってお笑いに目覚め(小学生の時のウンチ漏らし事件など)ヤホー漫才がどうやって誕生したかも普通に読み物として面白い。
それでいて最後にグッと泣かせるM-1への未練とその想いを回収させてくれた審査員のエピソード。あまりにも素敵な本で全国民に向けた推薦図書としたいくらい。
お笑い好き、M-1好きなら必読。読んだ後、必ずM-1が見たくなる一書である。
2019年9月6日に日本でレビュー済み
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素晴らしいね。
著者は、松本さんを神と言うが、お笑い素人の僕にとっては、著者が神。
なぜなら、松本さんは素晴らしく、おもしろいが、その仕組みや解説はレベルが高いのか知らないがわからないし、理解ができない。
才能の差といえば仕方ないが、この本では少しでもその才能の差を素人でもわかるように解説している。
島田紳助さんが、漫才を研究し、解散を決めた瞬間にも通ずる分析。
いや、松本さんや島田紳助さん以上に、言語化に成功している。
当然、彼らは先駆者として、超別格。
しかし、著者は後発ながら、その背中を負いながらも苦労した結果が見えた本だった。
著者は、松本さんを神と言うが、お笑い素人の僕にとっては、著者が神。
なぜなら、松本さんは素晴らしく、おもしろいが、その仕組みや解説はレベルが高いのか知らないがわからないし、理解ができない。
才能の差といえば仕方ないが、この本では少しでもその才能の差を素人でもわかるように解説している。
島田紳助さんが、漫才を研究し、解散を決めた瞬間にも通ずる分析。
いや、松本さんや島田紳助さん以上に、言語化に成功している。
当然、彼らは先駆者として、超別格。
しかし、著者は後発ながら、その背中を負いながらも苦労した結果が見えた本だった。
2019年9月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どこも品薄で、半月待ちました!ナイツ大好きです。M-1も毎年観ていて、昔島田紳助さんが仰った「ここまで来ていれば上手いし面白いのは確か。あとは好み」なるほどです。たまーに「あれっ?」て人いますけどね。そしてこの『言い訳』塙さん本人は言い訳と言いますが、関西のテンポ、ツッコミは怒り、しゃべくり漫才が強いのは確かだと思いました。審査員も関西の方が多い印象ですしね。私はナイツの淡々とした漫才も大好きですが、ナイツはもう『安定して絶対面白い』ので、コンテストでは爆発力が足りていないと思いました…。嫌味や皮肉でもなく、この本のような分析が出来ていて、流石塙さん!と改めて感じました。
昨年上沼さんに扱き下ろされた『過ぎる自虐ネタ』や『THE W』の内容に関して、激しく同意です。女性コンビが決勝に上がれないのも、頷けます。同じテレビでも『タレント』と『芸人』は違うと思いますから。
昨年上沼さんに扱き下ろされた『過ぎる自虐ネタ』や『THE W』の内容に関して、激しく同意です。女性コンビが決勝に上がれないのも、頷けます。同じテレビでも『タレント』と『芸人』は違うと思いますから。
2019年10月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最高に面白くて数時間で一気読みしてしまいました。塙さん、こんなにお笑いとM1を愛し、研究、分析していたんですね。
優勝出来なかったM1に審査員として戻ってきたとき『監督として、また甲子園に帰ってきた、そんな気分でした』と振り返る塙さん。この本を読んだあと中川家の漫才をもう一度動画で見たら、しゃべくり漫才とコント漫才の違いがよくわかりました。さすが関西はお笑い会の南米。大阪はブラジル、ですね。
ラストのエピローグは泣けます!お笑いが好きな人には絶対オススメの一冊。この人が審査員でよかった!日本に『漫才』があってよかった!今年のM1も楽しみだよー
優勝出来なかったM1に審査員として戻ってきたとき『監督として、また甲子園に帰ってきた、そんな気分でした』と振り返る塙さん。この本を読んだあと中川家の漫才をもう一度動画で見たら、しゃべくり漫才とコント漫才の違いがよくわかりました。さすが関西はお笑い会の南米。大阪はブラジル、ですね。
ラストのエピローグは泣けます!お笑いが好きな人には絶対オススメの一冊。この人が審査員でよかった!日本に『漫才』があってよかった!今年のM1も楽しみだよー






