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  • 触媒のうた: 宮崎修二朗翁の文学史秘話
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触媒のうた: 宮崎修二朗翁の文学史秘話 単行本 – 2017/6/1

5つ星のうち4.8 5個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 神戸新聞総合印刷 (2017/6/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2017/6/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 326ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4343009505
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4343009500
  • Amazon 売れ筋ランキング: - 1,400,296位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.8 5個の評価

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星5つ中4.8つ
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有名無名の文士たちの詩
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有名無名の文士たちの詩
「触媒」とは化学反応の用語で、自らの性質を変えないで、他の化学反応の速度を速める物質のことを指します。 本書は兵庫県の記者・文筆家の宮崎修二朗が弟子の著者に語った文学についてのエピソードをまとめたものです。宮崎氏は生前、「触媒」の生き方を信条としていました。自らを顕示するような文章は書かず、ゆえに多くの文学史に残るべきエピソードが埋れているのを憂いて、著者は本書の執筆にとりかかります。 目次には柳田國男、田辺聖子、野坂昭如など名だたる名前が並んでいますが、それ以外にも、芥川龍之介、太宰治、井伏鱒二などのエピソードが間接的に語られています。 有名な名前も多いですが、一般にはあまり知られていない文士もあり、宮崎氏とともに著者自体が「触媒」の生き方を受け継いでいると言えるでしょう。 文学史をただの知識として補完するものではなく、文学の世界に生きた人間たちの生き様が詰まった著者のように思います。そう感じさせるのは、宮崎氏と著者の人間に対する優しい眼差しが根底にあると考えます。
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2017年8月22日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    触媒。それは、化学反応を促す物質。
    例えば、ここに酸素と水素の混合気体がある。
    これを加熱すると反応して水に変わるが、常温状態では反応しない。
    2H2+O2 → 2H2O
    そこに「白金黒」という物質を加えると、常温でも反応して水になる。
    加熱しなくては起こらない反応が「白金黒」によって常温でも起こる。
    その化学式は、2H2+O2 → 2H2O のまま。加えた「白金黒」は、化学式には現れない。
    この反応において「白金黒」は変化しない。ただ加わるだけで反応がはじまる。
    この「白金黒」のような物質を触媒という。
    自身は変わらずとも、他の者たちの化学反応を進める力を持つ物質。
    この触媒は、自動車の排気ガスの分解など多くの分野で活躍している。

    触媒。
    まさにこの言葉がぴったりなのが、この本で紹介されている宮崎修二朗翁です。
    人と人を繋ぎ、そこに化学反応を起こして、新たな高みへと導く存在。
    自らは一人の新聞記者として決して前に立たず、影武者として兵庫県の文学界の振興に邁進されてきました。
    昭和33年に「のじぎく文庫」という異色の地域密着型の出版機関を立ち上げ郷土の文学者を世に出すことに注力されます。
    そして新聞記者として、柳田国男氏の自叙伝を口述筆記された他、石川啄木、足立巻一氏、田辺聖子氏・・・多くの文人と交流を持って来られました。
    文人と文人、文人と社会、文人と読者との間をつなぎ、そこに幾多の化学反応を起こしてきたのが宮崎翁です。
    その反応から生まれた業績は世の中に認められてきましたが、ご自身の名前は陰に隠れて、いや隠してきた宮崎翁。まさに触媒であります。
    その触媒である宮崎翁の言葉を直接聞き取り、それを「うた」として記録し、表現してきたのが著者の今村欣二氏。心優しい喫茶店のオーナーでもあります。
    とても地味で兵庫という小さな地域の文学のことながら飽きずに読み進めることができるのは、宮崎翁の人を引き付ける魅力と翁に惹かれた文人達が見せる素顔、そして秘話。
    そして、それを誇張せず淡々と語る今村氏の暖かいまなざしのおかげなのでしょう。
    その名が埋もれてしまいかねなかった宮崎翁の触媒の業績に焦点を当てた、翁と著者との邂逅の果実ともいえる書です。
    5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2020年10月9日に日本でレビュー済み
    「触媒」とは化学反応の用語で、自らの性質を変えないで、他の化学反応の速度を速める物質のことを指します。
    本書は兵庫県の記者・文筆家の宮崎修二朗が弟子の著者に語った文学についてのエピソードをまとめたものです。宮崎氏は生前、「触媒」の生き方を信条としていました。自らを顕示するような文章は書かず、ゆえに多くの文学史に残るべきエピソードが埋れているのを憂いて、著者は本書の執筆にとりかかります。
    目次には柳田國男、田辺聖子、野坂昭如など名だたる名前が並んでいますが、それ以外にも、芥川龍之介、太宰治、井伏鱒二などのエピソードが間接的に語られています。
    有名な名前も多いですが、一般にはあまり知られていない文士もあり、宮崎氏とともに著者自体が「触媒」の生き方を受け継いでいると言えるでしょう。
    文学史をただの知識として補完するものではなく、文学の世界に生きた人間たちの生き様が詰まった著者のように思います。そう感じさせるのは、宮崎氏と著者の人間に対する優しい眼差しが根底にあると考えます。
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    5つ星のうち5.0
    有名無名の文士たちの詩

    2020年10月9日に日本でレビュー済み
    「触媒」とは化学反応の用語で、自らの性質を変えないで、他の化学反応の速度を速める物質のことを指します。
    本書は兵庫県の記者・文筆家の宮崎修二朗が弟子の著者に語った文学についてのエピソードをまとめたものです。宮崎氏は生前、「触媒」の生き方を信条としていました。自らを顕示するような文章は書かず、ゆえに多くの文学史に残るべきエピソードが埋れているのを憂いて、著者は本書の執筆にとりかかります。
    目次には柳田國男、田辺聖子、野坂昭如など名だたる名前が並んでいますが、それ以外にも、芥川龍之介、太宰治、井伏鱒二などのエピソードが間接的に語られています。
    有名な名前も多いですが、一般にはあまり知られていない文士もあり、宮崎氏とともに著者自体が「触媒」の生き方を受け継いでいると言えるでしょう。
    文学史をただの知識として補完するものではなく、文学の世界に生きた人間たちの生き様が詰まった著者のように思います。そう感じさせるのは、宮崎氏と著者の人間に対する優しい眼差しが根底にあると考えます。
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  • 2020年7月19日に日本でレビュー済み
    90歳を超える神戸の文学者宮崎修二朗は著書も多いが、喫茶店主で詩人の著者が話を聞いて連載したもの。足立巻一、柳田国男、谷崎潤一郎、富田砕花などの話が出てくる。「ですねえ」といった文体が気になるのと、宮崎、富田などが名誉欲がないというのが激しすぎて気になる。あと驚いたのが宮崎が「断簡零墨」と言ったのを、著者が難しい言葉だと辞書で調べたというところ。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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