「角砂糖」というのは,チョンドゥン(馬の名前で雷の意味)の大好物です。
本作は, 牧場の娘シウン(イム・スジョン)と,その愛馬の愛の物語で,韓国では初めてという“動物映画”なのです。
イム・スジョンは,映画では「Sad Movie」「サイボーグでも大丈夫」,ドラマでは「ごめん,愛してる」などでおなじみの若手実力派女優ですね。
済州島の牧場に生まれたシウンは,幼い頃から馬が好きで,母親のいないシウンにとって,チョンドゥンは家族同然の存在で,生まれてすぐにお母さんを失ったチョンドゥンに対する愛情は誰よりも強く,お互いに労わり合いながら成長します。
そんなある日,チョンドゥンが香港に売られることになり,二人は別れを経験します。それから二年の月日が流れ,クァチョン(果川)で暮らしながら女性騎手をめざすシウンは,偶然な場所でチョンドゥンと感激的な再会をします。
そして,シウンの格別の指導でチョンドゥンは,少しずつ競走馬としての実力を取り戻すようになり,二人は競馬大会に一緒に出場するようになります。
チョンドゥンと一緒なら,この世の果てまでも走れるシウン。彼女の夢を一緒に実現してあげたいチョンドゥン。
果たして彼らは,数万人の観衆が見守る最後の競走で,再び奇跡を起こせるでしょうか。
純真で,飼い主を裏切らない動物。
飼い主を信じて,そして,飼い主をずっと慕い続け,飼い主に尽くす動物。
人間社会では,連日悲しく辛い事件が相次ぐ昨今,こんな映画が心に染みますね。