親鸞聖人の言葉を100に集めた本である。
歎異抄、正信偈、親鸞聖人御消息、三帖和讃、唯信鈔文意
顕浄土真実教行証文類、愚禿鈔、一念多念文意、他多くの
文章で語られている。聖人は、人間の本性を奥深い所で見据えている。
惹かれた言葉は、煩悩具足の凡夫 火宅無常の世界は、
よろづのこと みなもってそらごとたはごと、
まことあることなきに ただ念仏のみぞまことにておはします。
無明煩悩しげくして 塵数のごとく遍満す 愛憎違順することは
高峰岳山にことならず。
悪性さらにやめがたし こころは蛇蝎のごとくなり
修善も雑毒なるゆゑに 虚仮の行とぞなづけたる
無礙光仏の心光 つねに照らし 護りたまふゆゑに
無明の闇はれ、生死のながき夜すでに 暁になりぬと
しるべし。
念仏者は無礙の一道なり。
仏法の持つ大きな力に生かされて、生きる人間の姿がある。
真実の言葉が語られている。合掌
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