巷では「英語の習得には早期英語教育が必要」という論者と「日本語の言語能力を伸ばすには早期英語教育は有害」という論者の間で論争がおこなわれていりるようです。両者の方が、多読による英語学習の成果を知らずに議論されているのは残念です。 読み聞かせと多読によるSSS英語学習法は、日本語の言語能力が英語学習を助け、英語の学習が物語りを読む力を助けるメソッドです。日本語も英語も伸ばすことは可能なのです。
英語を身につけるには、英語の本をたくさん読むことが大切!好評既刊『今日から読みます英語100万語!』で紹介したSSS式多読法なら、子どもでも無理なく始められる。一緒に楽しみながら子どもを自然に英語好きにさせる読書法と、最適の絵本・児童書を紹介!
内容(「BOOK」データベースより)
多読を英語の初心者でもできるように改良したのが、SSS(Start with Simple Stories)方式の多読です。SSS方式の多読では、(1)非常にやさしいものから始め、徐々にレベルを上げる、(2)辞書は使わず、わからないところは飛ばして読む、(3)大量の本を使い、今までの学習法と比べて10倍以上の年50万語~100万語の大量の英語を読む方法をとります。この方法で、3歳の子どもでも、70歳の大人でも誰でも英語の本が自然に読めるようになっていくのです。実際、英語の本をたくさん読んでいるうちに、いつのまにか英語で読んでいるのを忘れて読書に夢中になっている自分の姿に気がついたという感想が、SSS英語学習法研究会には多数寄せられています。本書では、英語の導入期に有効な「読み聞かせ」の方法と、3歳から高校生までの子どもたちが、家族で一緒に多読を楽しみながら英語を身につけるための具体的な方法、そのための読書素材(絵本・児童書)を紹介しています。
内容(「MARC」データベースより)
英語を身につけるには、英語の本を多く読むことが大切! 「今日から読みます英語100万語」で紹介したSSS多読学習法で、今回は児童書・絵本にチャレンジ。子どもを英語好きにするとともに、親も一緒に楽しめる本を紹介。
著者について
古川昭夫(ふるかわ あきお)
東京大学理学部数学科卒・都立大学理学研究科大学院修了
東大や国立医学部に毎年多数合格者をだしている東京の塾SEGの代表。
電気通信大学の酒井邦秀氏と共に、英語の多読の普及・研究活動にとりくんでいる。SSS英語学習法研究会会員、日本多読学会会員
伊藤晶子(いとうしょうこ)
京都大学経済学部卒、SEG英語多読クラス講師
SSS英語学習法研究会会員、日本多読学会会員
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
古川/昭夫
SSS英語学習法研究会会員、掲示板運営委員会委員長。日本多読学会会員。2002年よりSSS社会人ブッククラブ講師。東京大学理学部数学科卒、都立大学大学院理学研究科(数学専攻)修了。1981年に中学・高校生対象の塾SEGを創立。月刊『大学への数学』(東京出版)に1985年から現在まで執筆中
伊藤/晶子
SSS英語学習法研究会会員。日本多読学会会員。2002年よりSEGの英語多読クラス講師。1993年、京都大学経済学部経済学科卒業後、住友金属鉱山(株)に入社。1998年、同社を退社し現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)