2016年1月に購入しました。
私は「学生時代」から「書いて覚えるタイプ」で、「板書」を「ノート」にきれいに書くことに意識が行きすぎて、肝心の「講義」が聞けていなかったことが多く、「記憶」の面からはイマイチなことをしていました。
「社会人」になってからは、1回できれいに書くことはやめ、ひたすら「メモ」や書きまくり、その内容を、家で「清書用ノート」にまとめるという方法を採るようになり、「この方法」は「記憶する」にはかなり有効なだと確信はあったものの、まとめるのにかなり時間が掛かることと、周りから「否定」されることのほうが多かったため、少しでも効率良く覚えられたらいいなと思い、一時期、「この方法」は続けつつも、何種類かの「速読」に手を出していました。
ところが、「速読」では「記憶」できず、「速読」は「記憶すること」は「別物」だと感じ、どうやったら「記憶」できるかと、もがいていた頃に「この本」に出会いました。
なんと、私がこれまでやってきたことの多くが紹介されているではありませんか。
私がやっている(やってきた)ことは、「書きまくり記憶術」、「メモしまくり記憶術」、「索引作り記憶術」、「なぐり書き記憶術」、「まとめノート記憶術」、「記憶外化戦略」&「ソーシャル記憶術」、「脳メモリ解放仕事術」等です。その中には、「若手時代」に「議事録」を漏れなく書くために、仕方なくやってきたこともありますが、「記憶」には役に立っていたようです。
その中の一部の『「TO DO リスト」は、朝に書く』というのは、私は「不安」を忘れても良いように「夜」書くので、若干、納得できませんが、それ以外は、納得できることばかりです。
「まとめノート」は、現在までの約20年の「社会人生活」において、「A6サイズの1冊32枚程度のノート」で、200冊以上ありますが、「転職」する度に「記録しておいて良かったな」と感じます。「仕事」に就いているときは、だいたい「ノート2~3年分くらいの情報」は「記憶」していますが(「記憶」していることで、「調査」の時間が減り、「効率化」につながっていることが多いです)、「仕事」を辞め、「ブランク」ができると、さすがにどんどん忘れていきます。それでも、「過去のまとめノート」を見ることによって、「過去」にやってきたことが思い出せますし、「次の仕事」でも、「関連業務」に就いている場合は、新しいことを「記憶」するのに「過去のまとめノート」が「手助け」になることが、多々あります。
「Amazon」の「レビュー」を書くようになったのは、「この本」の影響かもしれません。「まとめノート」を書くときと同様、後で見ても分かるように、分かりやすく書こうと「頭」を使いますし、「頭」を使うことで、「メモ」を取ったときには「理解」していなかったことが「理解」でき、「記憶」につながります。「Amazon」の「レビュー」は、何の前触れもなく「削除」されることが多いので、なおさら「記録」が必要です。
「勉強本」の多くは、『「書くこと」は「時間の無駄」』と「否定」しているものが多いですが、それは「本」を書けるくらいの人は、書かなくても見る(読む)だけで「記憶」できる人(だから「難関資格試験」に「合格」できる)が多いからであるような気がします。
「理想」は、見る(読む)だけで「記憶」できることですが、私にはできないですし、できない人のほうが多いと思います。できない人で「書いて覚えるタイプ」の人は、「この本」はうってつけだと思います。「ハードル」が高いものもありますが、1つでも「習慣化」できれば「記憶力」が上がることは間違いありません。
「この本」で紹介されていることで、私が実践していないことは、まだまだ多いので、実践して、いろいろ「記憶」していきたいと思っています。
2018年10月に「同じ著者」の『
学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)
』を購入しましたが、「この本(覚えない記憶術)」で強調されている「記憶」に必要な「アウトプット」と言うより、「自己成長」に必要な「アウトプットの方法」が、より「具体的」に書かれており、「精神論」より「具体的な方法」を知りたいという方は、こちらがおすすめです。
また、2016年2月に「同じ著者」の『
読んだら忘れない読書術
』の「オーディオブック」を購入していたことを忘れていて、聴いて(読んで)いなかったのですが、「この本(覚えない記憶術)」の「おわりに」に『「読んだら忘れない読書術」は著者の「インプット術」のすべて、「覚えない記憶術」は著者の「アウトプット術」のすべて、を盛り込んでいて、お互いに補完し合う関係で、この2冊で1つ』ということが書かれており、読んだほうが良さそうだったので、「本」に「アンダーライン」を引いて「アウトプット」をしてみようということで、2019年3月に「読んだら忘れない読書術」の「中古本」を購入しました。こちらも、読んだ後に「レビュー」したいと思います。
Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。
無料アプリを入手するには、Eメールアドレスを入力してください。
