このシリーズは大好きで4巻まで読んでいました。先日検索してみると、その後5,6巻が出ていることを知り、両方とも購入しました。
いとうさんとみうらさんのコンビは本当に面白いです。まず、お寺にたどり着くまでの二人のやりとりがたまらない。まさに現代の弥次喜多コンビといった感じが読んでいて楽しいです。
そして仏像に対する熱意と愛情。お二人とも知識も豊富なので細かいところまでよく見ていますが、その見方が、信仰でもなく、美術品を見るような視点だけに偏っているのでもなく、実に絶妙なバランス感覚を持っているところがとても好感が持てます。
この本には写真が無く、みうらさんのイラストといとうさんの文章が唯一仏像を想像させてくれる手段なのですが、なぜか自分自身もその場にいて実際に「見仏」している気分にさせられます。
見仏記5 ゴールデンガイド篇 (角川文庫) (日本語) 文庫 – 2011/10/25
いとう せいこう
(著)
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みうら じゅん
(著)
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本の長さ233ページ
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言語日本語
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出版社角川書店(角川グループパブリッシング)
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発売日2011/10/25
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ISBN-104041846064
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ISBN-13978-4041846063
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
仏像めぐりの旅もはや十数年の、いとう&みうらの仏友コンビ。今回はメジャーな寺にしぼろうと京都・奈良に向かった2人。ところがサギ(鳥の)だのマスコット人形だのに気を取られて、なかなか足が前に進まない。次に向かったのは福島県。縁がなかった会津の里には、素朴で力強い仏像たちが鎮座していて、2人の心をとらえて放さない。和歌山、兵庫の素晴らしい仏像たちも花を添え、仏像を追いかける2人の旅物語は続いていく…。
著者について
いとうせいこう●1961年東京生まれ。早稲田大学卒業後、編集者を経て、作家デビュー。みうらじゅん●1958年京都生まれ。武蔵野美大在学中、漫画家デビュー。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
いとう/せいこう
1961年東京生まれ。早稲田大学卒業後、編集者を経て88年作家デビュー。TV出演、音楽活動をはじめ、クリエイターとして各メディアで活動中
みうら/じゅん
1958年京都生まれ。武蔵野美術大学在学中の80年に漫画家デビュー。イラストレーター、作家、エッセイスト、ミュージシャンと幅広く活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1961年東京生まれ。早稲田大学卒業後、編集者を経て88年作家デビュー。TV出演、音楽活動をはじめ、クリエイターとして各メディアで活動中
みうら/じゅん
1958年京都生まれ。武蔵野美術大学在学中の80年に漫画家デビュー。イラストレーター、作家、エッセイスト、ミュージシャンと幅広く活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ベスト500レビュアー
Amazonで購入
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役に立った
2009年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
親孝行編で終わりか、と思っていたシリーズの最新版。
みうらじゅんの仏像に対する造詣がより深くなっていることや
地方仏の魅力が伝わってくる点で、新しいシリーズらしさがある。
惜しいのは、各章の冒頭に掲載されているデータに誤りがあること。
福島(勝福寺・願成寺・新宮熊野神社)の章で、
文章(とイラスト)を読むと明らかに喜多方市上三宮の「願成寺」(会津大仏)であるのに
データはいわき市白水の願成寺(白水阿弥陀堂)のもの。
このデータを頼りに行ったら、まったく別の(白水もいいですが)ところに
行くことになってしまう。
みうらじゅんの仏像に対する造詣がより深くなっていることや
地方仏の魅力が伝わってくる点で、新しいシリーズらしさがある。
惜しいのは、各章の冒頭に掲載されているデータに誤りがあること。
福島(勝福寺・願成寺・新宮熊野神社)の章で、
文章(とイラスト)を読むと明らかに喜多方市上三宮の「願成寺」(会津大仏)であるのに
データはいわき市白水の願成寺(白水阿弥陀堂)のもの。
このデータを頼りに行ったら、まったく別の(白水もいいですが)ところに
行くことになってしまう。
2009年10月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
見仏記・ゴールデンガイド篇。
ゴールデンガイド篇というのは、
マニアックな寺院の、マニアックな仏像を見仏するのではなく、
メジャー所の寺院を見仏、紹介していこう
ってことみたいです。。
しかし、途中で
ゴールデンガイドは自分たちのスタイルではないと、
いつもの、マニアックな方向へ流れてました。
私は、見仏記を読んでから、その寺院へ行ってみました。
すると、いつもと違った目線で見仏できて、よりお寺巡りが楽しく感じれました。
ゴールデンなガイドブックです。
ゴールデンガイド篇というのは、
マニアックな寺院の、マニアックな仏像を見仏するのではなく、
メジャー所の寺院を見仏、紹介していこう
ってことみたいです。。
しかし、途中で
ゴールデンガイドは自分たちのスタイルではないと、
いつもの、マニアックな方向へ流れてました。
私は、見仏記を読んでから、その寺院へ行ってみました。
すると、いつもと違った目線で見仏できて、よりお寺巡りが楽しく感じれました。
ゴールデンなガイドブックです。
2018年4月28日に日本でレビュー済み
かつて角川のHPで連載された後、長い時を経て単行本化された『見仏記』シリーズの文庫本化。文殊の獅子よろしくタクシーに乗って二人が訪れるのは、奈良、京都、福島、和歌山、兵庫。最初はメジャー所に絞ったゴールデンガイドという企画でしたが、いつものマニアックな方向に進んでいきます。一見ふざけたように映る二人ですが、彼らのまなざしは、生活の中での仏そして信仰というものを実に的確に捉えているような気がします。身近な仏にもつい目が向いてしまう、そういう意味でも円熟したゴールデンガイドになっていると思います。
ベスト500レビュアー
「ゴールデンガイド」と華々しいタイトルがついているが、実際はみうらじゅんがイラストを描かなったために、なかなか本にはならなかったという経緯をあとがきで知り苦笑いしてしまった。しかし内容は今までの中で一番いいくらいで、特に最後の浄土寺で、ぼんやりと全体を受け取り、解釈も何もせずにただそこにあるものをあるものとして感じて、ひとつのからっぽの箱になったというのは印象深い終わり方だった。