最初、このタイトルを見たとき、
それはないでしょう…と正直思いました。
この本に書いてある通り、
複数の問題が絡み合い、
あちらを立てればこちらが立たず…
ということが問題になっているのであって、
それらを一気に解決するのは、そもそも無理‼️と。
でも、この本を読みすすめるうちに、
「なるほど!この法則にしたがって取り組めば、確かに、問題解決のアイデアは見つかるに違いない」と納得。
その法則とは…
1.高次の目的を決めて飛び立つ
2.目的にしたがって材料を集める
3.異なる分野の材料を繋げる
4.手放して「ひらめき」とともに帰ってくる
というもの。
そして、私がこの本から1番学んだのは、
アイデアというものに対して、
そもそも考え違いをしていたということです。
それは、
「アイデアは、新しく、オリジナルで、ぶっ飛んだ、誰にも考えられないものでなければならない」という思い込みです。
アイデアは、
それまでにあったものをアレンジしたもの。
普通の感覚の中にあり、
そんなの誰にも考えられると、
後から思わせるもの。
このアイデアに対する思い込みから自由になることだけで枠が外れました。
問題解決やアイデアに悩まされている人の、
思考の糸をときほぐしてくれるおすすめの
一冊です。
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