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衰退の法則 単行本 – 2017/5/26
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なぜ、衰退を認識していながら、破綻に至るまでそこから脱却できなかったのか?
破綻する日本企業には「衰退のメカニズム」が存在する。通常は大きな問題を引き起こすことはないし、見過ごしてしまうことが大半である。しかし、ひとたび事業環境が変化をすると、突然牙をむき始めて、ズルズルと業績を下げ、企業を破綻に追いやってしまう、いわば「サイレントキラー」である。具体的には、ミドルによる社内調整、出世条件と経営陣登用、経営陣の資質と意思決定……、といったことが、企業の業績の成否を分けている。御社にはこのサイレントキラーが眠っていないだろうか。また、サイレントキラーの駆動を避けるには、何をすべきだろうか。企業再生の最前線で活躍してきた著者が膨大な現場の生の声と、経営学・心理学の知見から紡ぎ出した経営組織論のフロンティア。
- 本の長さ362ページ
- 言語日本語
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2017/5/26
- ISBN-104492533907
- ISBN-13978-4492533901
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衰退の法則―日本企業を蝕むサイレントキラーの正体 著者:小城 武彦
破綻企業と優良企業への膨大なインタビューからあぶり出される企業の実像とは?そして、崩壊を食い止めるためには何が必要なのか?ミドルによる社内調整、出世条件と経営陣登用、経営陣の資質と意思決定…あの破綻した企業たちには、共通する社内メカニズムがあった!産業再生の最前線で活躍してきた著者が現場の声と経営学・心理学の知見から紡ぎ出した経営組織論のフロンティア。
目次
序章 破綻企業に共通する「衰退の法則」をあぶり出す
第1章 破綻企業の内側
第2章 日本企業への文化の影響
第3章 優良企業の内側
第4章 オーナー系企業の内側
終章 日本企業への警鐘
衰退の法則―日本企業を蝕むサイレントキラーの正体 内容紹介
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目次序章 破綻企業に共通する「衰退の法則」をあぶり出す 第1章 破綻企業の内側 第2章 日本企業への文化の影響 第3章 優良企業の内側 第4章 オーナー系企業の内側 終章 日本企業への警鐘 |
分析のフレームワーク破綻企業の事例を調べるとしても、何をどう調べるかが重要である。 経営陣が同じような意思決定を繰返し、経営陣が入れ替わっても継続する理由を解明するために、本書では図のようなフレームワークを仮説として持つ。 |
分析、情報収集方法本書は極力客観的な分析を行うべく、学術的な手法で事例研究を行うことにしているので、その手法を簡単に紹介。 |
破綻企業が抜け出せなかった衰退のメカニズムどのように企業を衰退させ、破綻にい至らせたのか、そのメカニズムを考察していく。 企業が破綻に至る坂道を転がり続けていくこととなった衰退メカニズムを解明。 |
衰退の法則―日本企業を蝕むサイレントキラーの正体 内容紹介
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文化的自己感心理・行動傾向の地域差は、なぜ生まれるのであろうか。文化心理学においては、各文化内で広く共有されている世界観や人間観の違いに焦点を合わせて、地域差を説明する |
文化的自己感の測定尺度文化的自己感は具体的にどのように測定するのだろうか。相違独自的自己観と相互協調的自己観に示す通り、他者との関係の志向性という観点からそれぞれ二分割し、四つの側面から文化的自己観を測定するものである。 |
検証方法と分析結果具体的な検証方法は、二段階にて実施した。文化的自己観がどのように社内調和優先行動に影響を及ぼすかについての検証である。 |
優良企業の特徴破綻企業とは全く異なるパフォーマンスを上げることに優良企業は成功していると考えられる。 |
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ストーリーとしての競争戦略 | 高収益事業の創り方(経営戦略の実戦(1)) | 市場首位の目指し方(経営戦略の実戦(3)) | 知識創造企業 | 機会損失 | 経営戦略原論 | |
著者 | 楠木 建 | 三品 和広 | 三品 和広 | 野中 郁次郎、竹内 弘高 | 清水 勝彦 | 琴坂 将広 |
内容紹介 | 大きな成功を収め、その成功を持続している企業は、戦略が流れと動きを持った「ストーリー」として組み立てられているという点で共通している。戦略とは、必要に迫られて、難しい顔をしながら仕方なくつらされるものではなく、誰かに話したくてたまらなくなるような、面白い「お話」をつくるということなのだ。 本書では、この「ストーリー」という視点から、究極の競争戦略と競争優位、その背後にある思考のパターンの本質を、多くの企業の事例を挙げながら解明していく。 一橋大学ビジネススクールで気鋭の経営学者、初の単独著作。 | 経営幹部候補生に特化した知的武装シリーズ(『経営戦略の実戦』)の第1弾。 151の成功ケース、101の失敗ケースに学ぶ、実戦の戦い方。 14の戦略パターンと30の戦略バリエーションを抽出。使える選択肢を手に入れる。 ポーター、ミンツバーグを超える、戦略論の決定版! | 日本の経営戦略論の第一人者、三品教授による最強の経営戦略ケース集第2弾。998の対象市場から、市場占有率を逆転した102ケースを取り上げる。新旧交代劇が生じた148市場で何が起きたのか? 正攻法を学ぶ。本巻のメイン読者は、実務階層組織ユニットの管理者、担当者。対象企業数は150。終章の「市場占有率の統合理論の素描」と5つの命題は必読。グローバル占有率の攻防戦に勝つための武器を手に入れる。 | 日本を代表する自動車や家電メーカーなどがなぜ国際社会のなかで成功したのかを「知識」という側面から分析し、企業組織における知識の捉え方や考え方を根本的に変更するよう求めている。そして、企業組織による知識創造こそが日本企業の国際競争力の最も重要な源泉であるとする本書は、長引く不況にあえぐ企業経営者やビジネスマンに、日本的経営の良さを改めて感じさせてくれるものである。 | 仮説思考やデータ分析など、流行りの手法や、企業によくある習性などを批判しながら、見えないコストとそこを見直すことでチャンスが生まれてくることを、多くの事例を挙げながら多面的に論じていく。そして、企業経営だけでなく、個人にとっても機会損失の概念を持つことで、より戦略的な意思決定と行動ができることを説き明かす。 | 経営戦略論は何を探究し、科学として、実務として、どのような発展と進化を遂げてきたのか。本書は、有史以前からAI時代まで、戦略論の議論を俯瞰する壮大なストーリーである。最初に、経営戦略の定義を多面的に議論したうえで、経営戦略の歴史を紐解く。さらに、経営戦略をめぐる学術的な議論を、その原点から最新の議論に至るまでを紹介する。個々を断片的に解説するのではなく、それらの議論の変遷、流れを詳細に記述する。 |
ページ数 | 518ページ | 677ページ | 584ページ | 401ページ | 324ページ | 499ページ |
出版社 | 東洋経済新報社 | 東洋経済新報社 | 東洋経済新報社 | 東洋経済新報社 | 東洋経済新報社 | 東洋経済新報社 |
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登録情報
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2017/5/26)
- 発売日 : 2017/5/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 362ページ
- ISBN-10 : 4492533907
- ISBN-13 : 978-4492533901
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- - 173位経営学 (本)
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著者について

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上位レビュー、対象国: 日本
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初期仮説はあるものの、それを丁寧に学術的に検証しているので、その辺のポエム系経営書では違い独善的な書きぶりではない。ただ、いかんせん分析した企業が少ないので、結論は割り引いて考えないといけないだろう。
もしこの研究が10倍の規模で検証されれば、日本企業経営研究の金字塔になるかもしれない。次作への期待を込めて星5つ。
破綻企業と優良企業の日本組織の問題点は実は同一、しかし、そこに違いをもたらすものは、2つの「くさび」が優良企業にはあること、それは「事実に基づく議論」と「(偉い人の恣意性や好みを排除した)強い人事機能」であること、が検証されているのが学びになった。著者も、サンプル数が少ないので、よりこの分野の研究が発展することを望む、と終章で言っておられるが、実証分析に基づき今までに無いフレームワークの提示をされたことを高く評価したい。
しかし、事実と結果だけが意味を持つ外資系でマネジメントキャリアを送って来た自分にとっては、事実を見ない、議論を避ける、上だけ見ているイエスマンが、人間関係に頼って出世していく、そんな会社が世の中にあるのかー、と驚愕。各社関係者のインタビュー部分が面白かったです。あなたが会社を変えていく力を持つ人なら「こうだったらダメなクリティカルなこと」のチェックリストとして使えるでしょう。あなたが今の会社で上手くいっていないと感じているのならば、それがあなたの実務能力ややり方に起因するのか、それとも組織や社の作法そのものに起因するのかを考えて、新たなキャリアや転職を考えたり、自分がその作法に合わせていくべきなのかを判断するよすがになるでしょう。あなたがシナリオライターなら、この本のインタビュー部分に出てくる衰退・優良企業両方のビジネスマン類型から、会社を舞台にしたリアリティあるシナリオが10本は書けるでしょう。お勧めです!
長らく組織開発に携わっているが、この本で主張する衰退のサイクルは、そのサイクルを回さないよう努力しても、それでも回ってしまうものである。
分かりやすく言えば、幼少期に親から勉強しろと言われた子どもが、言われることに嫌気がさし、勉強する気も失せたにもかかわらず、自分が親になったら同じことを子どもに言ってしまうようなことである。
自分がかつては言われて嫌だったことを忘れているわけでもなく、はっきり覚えていても言ってしまうものだが、何故言ってしまうかと言えば、そう言わずしてどのように子どもに対してアプローチすれば良いか分からないからである。分からないからといって、勉強しない子どもを目の前にして、ジッと我慢することも出来ないから言うわけだが、言ったところで子どもが勉強するようになるはずもない。
むしろ、やる気を失うというネガテイブな影響を与えることは、自身の経験を通じて身をもって分かっているはずなのに言ってしまうものである。
つまり、子どもが勉強しないことへの不安と、その不安を払拭したいがあまり、ダメと分かりつつも、子どものためという旗印を掲げて勉強せよと言いまくり、余計に勉強しなくなるという悪循環のサイクルが回すのである。
これと同様なことが、組織で起こっている。
衰退する方向であるとうすうす気付きながら、それでもどうすれば良いか分からないからため、善かれかしと思い衰退サイクルを勢いよく回している社員が世の中には溢れかえっている。
そういった、決して利己的でもない、むしろ愛社精神があり、頑張っている気になっている経営幹部や管理職、はたまた次代を担うリーダーになる気概のある若手は是非一読することをオススメする。
肝心なサイレントキラーを防ぐ方法についても、優良企業にたいする同様のサーベイによって明らかにしてくれています。
サイレントキラーを止める二つの「くさび」。
ミドルリーダーは読んでおいて損はないと思います。
個人的には大手企業が突然破綻する時代。自分の会社は大丈夫、と思うためのお守りみたいな本かもしれません。