中古品
¥ 300
中古品: 良い | 詳細
発売元 Desso
コンディション: 中古品: 良い
コメント: 目立った傷などなく、比較的きれいな状態です。中には書き込みがあるものもございますが、文章を見るのに問題はありません。Amazonから迅速・丁寧に発送されます。Amazon倉庫に保管しているので在庫切れはありません。【注文後24時間以内発送】【クレジット・コンビニ払い可能】【速達可能】
この商品をお持ちですか? マーケットプレイスに出品する
裏表紙を表示 表紙を表示
サンプルを聴く 再生中... 一時停止   Audible オーディオエディションのサンプルをお聴きいただいています。
この画像を表示

血族 (文春文庫 や 3-4) 文庫 – 1982/2/25

5つ星のうち 4.3 9件のカスタマーレビュー

その他(2)の形式およびエディションを表示する 他のフォーマットおよびエディションを非表示にする
Amazon 価格
新品 中古品
単行本
"もう一度試してください。"
¥ 1
文庫
"もう一度試してください。"
¥ 1
click to open popover

この商品を見た後に買っているのは?

Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。

  • Apple
  • Android
  • Android

無料アプリを入手するには、Eメールアドレスを入力してください。



【Amazon Global】OTAKU Store
Figures, Video Games, Blu-ray, DVD and Music of Japanese Anime, Games and Pop Culture Shop now

商品の説明

自己の出生にまつわるなにかについて母がかくし続けた秘密をさぐる。躊躇しながら休みなく。その結果みたものは─。亡き母への熱き愛と鎮魂をみごとに描破した菊地寛賞受賞作。解・野坂昭如ほか


登録情報

  • 文庫: 366ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (1982/2/25)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4167123045
  • ISBN-13: 978-4167123048
  • 発売日: 1982/2/25
  • 梱包サイズ: 15.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3 9件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 169,387位 (本の売れ筋ランキングを見る)
  • さらに安い価格について知らせる
    この商品を出品する場合、出品者サポートを通じて更新を提案したいですか?

カスタマーレビュー

5つ星のうち 4.3
あなたのご意見やご感想を教えてください

トップカスタマーレビュー

投稿者 nacamici トップ500レビュアー 投稿日 2014/12/30
形式: 文庫
中上健次の『枯木灘』を読んで、なんとなく読み返したくなった。開高健や向田邦子と交流があり、サントリーのコピーライターから小説家に転身、画を描かせても将棋を打たせても玄人はだし。洒脱な文化人、というイメージを勝手に持っていた。著書のカバーや挿絵を描いていた柳原良平のイラストの印象が強いのかもしれない。私はそれらの本を読んだことがないが、この『血族』はずっと家の本棚にあった。そのイメージとはかけ離れた、自らの血の問題に煩悶する一人の男が本書の語り手である。両親のアルバムには結婚式の写真がなく、突如として自分と一歳違いの兄がまるで双生児のように写った写真が出てきたかと思えば、それから小学生になるまで自分の写真がない。こうした記録の欠落もさることながら、それに対しての説明がまったくないという自分の家族の独特なありかたに、多感な瞳少年は、なにかこの家庭には封印したい過去があるのではないかと勘繰り始める。

美しく、芸事に通じ、社交的な母、静子。器量だけでなくセンスも気前もよかった静子は、北大路魯山人や川端康成といった錚々たる文化人のミューズであった。叔父の丑太郎や叔母の君子をはじめ、母方につらなる親族は美男美女ばかりだったそうである。山口少年が育ったのは鎌倉の松方侯爵の別邸、麻布にある敷地100坪の総檜造りの舞台を備えた家、軽井沢の別荘……中上健次の紀州サーガで描かれる家
...続きを読む ›
コメント 4人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか? はい いいえ 評価を送る...
フィードバックありがとうございました。
申し訳ありませんが、お客様の投票の記録に失敗しました。もう一度試してください。
違反を報告
形式: 単行本
 自分のことをほとんど語ることなく亡くなった母。
 作者は、母の死後、その母が一体どこでどんな家に生まれ、母方の親族は一体どういうつながりになっているのかを解き明かしていく。
 その過程を、母の思い出などを交えて綴っている。
 登場する人物は、直接関わりのない人がイニシャルになっているのをのぞけば、親族もみな実名である。
 これは随筆ではないか、と思ったが、解説によれば「私小説」であるらしい。
 調べながら書いたのではなく、すべてが明らかになってから書き始めてあり、後に、事実を明らかするときのための伏線も張ってある。
 ミステリのようであり、読んでいるうちに引き込まれてしまった。しかし、謎解きではなく、母が生まれたあたりを歩き回り、出会った人に!話を聞くことですべてが明らかになる。
 それほどまでして隠さなくてはならないことか、とは思うが、当人にとっては切実な問題だったのだろう。
 一カ所、読んでいて、「あっ」と思ったところがある。
 工場を廻って壊れたグラインダーを集める男が登場する。
 この男は、小関智弘『大森界隈職人往来』(朝日新聞社)に登場する男ではないだろうか。小関智弘は、いったい何のために集めているのか分からず、同僚と首を捻っているが、この本に、その使い道が書いてある。
 意外なところで意外なものとつながっているものだ。
コメント 26人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか? はい いいえ 評価を送る...
フィードバックありがとうございました。
申し訳ありませんが、お客様の投票の記録に失敗しました。もう一度試してください。
違反を報告
投稿者 ベック 投稿日 2003/9/28
形式: 単行本
本書は、山口瞳自身の家系の謎に迫る本である。自分の過去を語ろうとしない母。美しく奔放で、どち

らかというと豪放磊落な性格の母の出生について氏は何も知らなかった。幼い頃に見た光景、家に出入

りしていた人たちの言葉、そして数々の資料をひもといて氏は自らの出自の謎に迫る。

謎が解明される過程は、まさしくミステリのようだ。それも真相を知りたくない類のミステリだ。

血の系譜を知るということは、興味と恐怖が混在する行為である。

自分の先祖が誰で、どういうことをした人物だったのか。これは知りたいが、知れば見なければよかっ

たと思うこともあるかもしれない。

著者の山口氏は、その一族の謎に全力でぶつかっている。氏の生年は1926年、本書が発表されたの

が1979年。

その間53年。氏は50になるまで、この謎に手をつけられなかったのである。

知ることの恐怖が、著者に二の足を踏ませていたのだろうか。その切実な思いは、読んでいるこちら側

にも痛いほど伝わってくる。氏の母に対する熱い思いが、一族に対するやり場のない無力感が、ひしひ

しと読み手に伝わ
...続きを読む ›
コメント 18人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか? はい いいえ 評価を送る...
フィードバックありがとうございました。
申し訳ありませんが、お客様の投票の記録に失敗しました。もう一度試してください。
違反を報告
形式: 文庫
もう何十年か前、テレビドラマになったのを機会に、昔昔購入して読みました。さて母の出身は……。ドキュメンタリーに近い文体です。

実は自分は知多半島に住んでおり、小説の中に小さな集落の名前がいくつか出てきて……。それも楽しみの一つでした。

「血族」を読んだら、今度は父の過去をあばく「家族」是非読んでください。
コメント 4人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか? はい いいえ 評価を送る...
フィードバックありがとうございました。
申し訳ありませんが、お客様の投票の記録に失敗しました。もう一度試してください。
違反を報告