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蟻の兵隊―日本兵2600人山西省残留の真相 (新潮文庫) 文庫 – 2010/7/28

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商品の説明

内容紹介

昭和二十年八月、日本は無条件降伏した。だが彼らの帰還の道は閉ざされていた! 北支派遣軍第一軍の将兵約二六〇〇人は、敗戦後、山西省の王たる軍閥・閻錫山の部隊に編入され、中国共産党軍と三年八カ月に及ぶ死闘を繰り広げた。上官の命令は天皇の命令、そう叩き込まれた兵に抗うすべはなかったのだ──。闇に埋もれかけた事実が、歳月をかけた取材により白日の下に曝される。

著者からのコメント

「蟻」たちの執念が暴く歴史の闇
                  池谷 薫

 私の監督第二作となる映画『蟻の兵隊』が公開されたのは、平成十八年夏のことだった。
東京渋谷のミニシアターで十一週のロングランを果たすなどドキュメンタリー映画としては
異例のヒットを記録、様々なメディアで取り上げられたこともあり、嬉しいことにその勢い
は全国に広がった。今も各地で、上映がつづいている。
 その一方で、私は映画制作のための取材をはじめた当初から、二時間を切る映画の中で、
いわゆる「山西残留問題」の全貌を描き切ることは到底不可能だと感じていた。
そのため、完成した映画は、一人の元残留兵を中心に描く人間ドキュメントといった性格の
ものになった。
 残留問題そのものの全貌については、いつか活字にまとめたいと思っていたと
ころ、映画『蟻の兵隊』の公開前試写を観てくれた編集者が、その場で私に執筆の話を持ち
かけてくれた。そうした経緯で出来上がったのが本書ゆえ、タイトルは映画と同名だが、
中身はまったくの別作品に仕上がった。
 肝心の「山西残留問題」に関しては、ご存知のない方も多いだろうから、若干
の説明が必要だろう。
 昭和二十年八月、ポツダム宣言を受諾した日本は連合国に対して無条件降伏し
た。これによって海外に派兵された帝国陸海軍の将兵たちは、すみやかに武装を解除され、
家族の待つ祖国へ帰国することになった。しかし、中国山西省に駐屯していた北支那方面軍
隷下の北支派遣軍第一軍の将兵約二六〇〇人には、その喜びは無縁だった。
 中国国民党系軍閥の部隊に編入された彼らは、敗戦後なおも三年半以上にわ
たって中国共産党軍と戦い、五五〇人あまりが戦死した。生き残った者も七〇〇人以上が捕虜
となり、長い抑留生活を強いられた。ようやく帰国することができたのは、昭和三十年前後
になってからのことだった。
 ところが、帰国後、祖国のために命を懸け戦ったはずの彼らを待ち受けていた
のは、「逃亡兵」「中共帰り」という国の冷たい仕打ちだった。日本政府は、残留将兵たち
が「自らの意思で残留し勝手に戦争を続けた」とみなし、彼らが求める戦後補償を拒否しつ
づけたのである。
 平成十三年五月、元残留将兵ら十三人が原告となり、残留は軍命によるものだったとして、
軍人恩給の支給を求めて国を提訴した。しかし一審、二審と全面敗訴、平成十七年九月、最
高裁は審理を一度も開くことなく上告を棄却した。
 果たして、残留は軍の命令によるものだったのか。
 それとも、将兵たちの志願によるものだったのか。
 終戦から六十年以上が過ぎたいま、当時の状況を知る重要人物はそのほとんどが鬼籍に入
ってしまい、新たな証言を得ることは難しい。だが、真相究明に執念を燃やす元
残留将兵たちは、私家版なども含め多くの手記を残していた。それらを眼にしたとき、私は
山西残留問題の真相を知らねばならないと思った。
 軍司令官から部隊長、果ては一兵卒に至るまで、残留将兵たちが残したさまざまな記録。
それにくわえ、当時の命令書や軍事電報など、国内外を問わず様々な場所にひっそりと眠っ
ていた重要書類。これらを編むようにたどっていけば、歴史の闇に葬り去られようとしてい
た真実が見えてくるのではないか。
 なぜ彼らは、敗戦後も武器をとり戦いつづけねばならなかったのか──。
 本書のタイトル「蟻の兵隊」は、軍命による残留を国に認めさせるため元残留将兵たちが
手記を寄せ合った文集の表題であった。上官の命令にただ黙々と従って残留し、敗戦後の戦
闘という不条理な戦いに身を投じつづけた自らを、彼らは蟻になぞらえていた。
 八十歳をとうに過ぎた「蟻」たちは、もう一度、裁判をやり直す覚悟でいる。
「嘘の歴史を残すわけにはいかない」──それが全てだという。
 真相は何か。その判断はお読み頂いた方にゆだねたい。
                         (「波」二〇〇七年八月号より転載) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

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登録情報

  • 文庫: 278ページ
  • 出版社: 新潮社 (2010/7/28)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4101329613
  • ISBN-13: 978-4101329611
  • 発売日: 2010/7/28
  • 商品パッケージの寸法: 15.4 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5 12件のカスタマーレビュー
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今年、戦後67年の終戦記念日に読んだ、浅田次郎「終わらざる夏」は、フィクションではあったが、戦争は8月15日に終決せず、北は、ソ連(スターリンの捕虜50万人移送と強制労働利用)、オホーツク(千島列島の先端での日ソ軍の戦後の戦闘)から、台湾海峡、中国国内、あるいは東シナ海など(以下に紹介する2つの戦争秘話など)でも、長く続いていたこと、そして、この夏は、今も終わっていないことを、強く感じさせてくれた。事実は小説より…、その後に、思い立って読んだ、本書、奇しくも、自分と同じ歳のジャーナリストが表した「終わらざる夏」は、今までの、自分の勉強不足と日本人の戦争における生き様を思い知らされるものであり(この年になるまで、毎年、この日をどういう思いでむかえてきたのか)、浅田氏が「できるだけの資料を集めて、戦争について記し、若い世代に伝えたい、そのぎりぎりの世代が自分」というのを、この夏、痛感している。さて蟻の兵隊、とは。昭和20年8月、日本の無条件降伏当時、中国山西省にいた北支派遣軍第1軍将兵2600人が、ポツダム宣言に違反して武装解除を受けることなく、山西省の軍閥・閻錫山の部隊に編入され、戦後なお4年間共産党軍と戦い、約550人が戦死、700人以上が捕虜となった。上官の命令は天皇の命令、そう叩き込まれて残留することになったこの「蟻の兵隊」に対し、国は「敵前逃亡」扱いで軍籍を抹消、「自らの意志...続きを読む ›
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敗戦後多くの兵は帰国したが、山西省においては最終的に2600名の将兵が残され、しかも、国際法違反ながら、国民党軍と一緒、最終的には国民党軍に編入され、共産党軍と戦う結果になった。その一部は帰国し、多くが死亡し、残りは捕虜となり、その一部が帰国できた。しかし、彼らは国際法違反をクリアーするため、残留の時点で、自主的に残った、逃亡者であり、軍籍もなくされ、つまりもう日本の世紀の兵ではないと処理され、恩給の対象にもならず、裁判でも認められず、悲惨な運命をたどっている。もはや、生き残っている人はわずかである。最近、映画化された。
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 1945年8月15日以降も中国にとどまり続け、国民政府軍に同調させられつつ、八路軍(共産党軍、後の人民解放軍)との4年弱にも及ぶ戦闘に巻き込まれた、近代戦史上、異例かつ異様な「北支派遣第1軍の将兵2600人」の越し方を描いたノンフィクション。著者の取材は執拗かつ丁寧で、筆致も時系列に沿って明快にして客観的。しかも、山西省残留を余儀なくされた将兵の側にはっきりと軸足を置くものになっている。

 「一体どこの世界に、敗戦後も好きで戦争を続ける人間などいますか」と叫ぶ、無名の元兵士。大言壮語と保身に汲々とする陸軍最高幹部。老獪な中国国民政府軍(元軍閥)の指導者。これらの人間群像が織りなす、歴史の闇に置き去りにされた「事件」の全体を真摯に描き上げた傑作。評者は本書のベースになったというノンフィクション映画を見る機会を逸しており、本作でやっとこの史実の詳細を知ることができた。
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 映画はまだ観ていない。ぜひ観たい。
 大日本帝国の敗戦後、山西省を支配する軍閥・閻錫山のもとで、戦った兵士がいたことを初めて知った。

 当時の中華民国山西省に限らず、帝国陸軍の一部は、終戦後も、アジア各地で現地軍に合流して、その民族の独立戦争のために戦いを継続したという記録は多い。その多くの事例は、「現地軍に請われ、意気に感じて、義勇軍的に自発的に戦いに加わった」と、伝わるものもある。本当にそうだったのか。この本を読むと、すべてのケースについて、再検証の必要があるのではないかと思いたくなった。

 現地軍の司令官と山西軍閥の首領(中国国民党軍司令を兼ねる)とが野合して、日本軍の一部を、軍閥に「貸与」する密約によって、戦う必要がない戦場で戦を重ねた彼ら。人民解放軍に対峙すべき、本来の国民党軍も山西軍も逃避し、戦う必然がない帝国陸軍の残党が、最後の一兵まで、山西省の省都・太源を死守する。

 この本は、その真意をえぐりだす。行きがかりとはいえ、戦闘の本義を全うし、任務に死力を尽くす彼ら。同じ日本人として誇りを感じると同時に、無名を承知で死んでいった、「蟻の兵隊」たちの姿勢に感動を禁じえない。
 一方で、最大の原因を作った首謀者・澄田ライ(不本意だが文字がでない)四郎中将らは、巧妙に帰国し、戦犯を逃れ、部
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