Spin2ということで前作「螺旋のエンペロイダー」の続編となるわけですが、個人的には前作よりもさらに面白くなっていると感じました。作者の文章力、物語の構成力によってワクワクしたりハラハラしたりニヤニヤしたり切なくなったりといった要素が高い次元でまとまり、読んでいるうちに時間を忘れさせられてしまいます。
さらに同じ作者の別の作品での要素も絡んでくるので、他の上遠野作品を読んでいる方はそちらの方面でも楽しめるでしょう。
螺旋のエンペロイダー Spin2. (電撃文庫) (日本語) 文庫 – 2014/6/10
上遠野浩平
(著)
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本の長さ312ページ
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言語日本語
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出版社KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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発売日2014/6/10
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ISBN-10404866638X
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ISBN-13978-4048666381
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
奇妙な能力を持つ子供たちが集められたNPスクールで、一人の少女が「彼と同じようになりたいな」と願うとき、彼女は絶対的な危機と遭遇する。それは人類の底にある“邪悪”―その前で彼女の前に潜む凶暴な真実が剥き出しにされ、世界の頭上に滅亡の虹がかかる。圧倒的な悪意の前に才牙虚宇介が選ぶ道は救済か虐殺か、それとも―?
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014/6/10)
- 発売日 : 2014/6/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 312ページ
- ISBN-10 : 404866638X
- ISBN-13 : 978-4048666381
- Amazon 売れ筋ランキング: - 371,460位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年7月2日に日本でレビュー済み
はじめに、私の上遠野作品に対する読書量は
既読…ブギーポップシリーズ(派生シリーズ含む)、事件シリーズ、ソウルドロップシリーズ、
ナイトウォッチ1巻、『戦車のような〜』、『酸素は鏡に〜』、『私と悪魔の〜』
未読…『冥王と〜』、『機械仕掛けの〜』、しずるさんシリーズ
…という感じです(本書と関連がありそうなものに限る)
他の方も指摘している通り、上遠野作品は本書に限らず他シリーズとリンクしているものが多
く、本書はその最たるもののような気がします。
初めて読む方はいざ知らず、私も読んでいる最中見た事の無い単語が出てきましたので(奇蹟使
いとか)戸惑ってしまうかもしれません。
が、もし一冊でも著者の作品を買ったことがあり、その上で本書に臨むのならそこは「安定の上
遠野作品だ」と受け入れるのが吉です。私はむしろ未読の作品に対する興味がますます高まりま
した。
本書についてですが、今回も才牙兄妹を中心に周りの学友や統和機構の能力者達とすったもんだ
する展開です。
前巻に比べそらの出番が多く、終盤では彼女の能力が垣間見えます。それにより起こった現象の
規模は大きいのですが、外部の能力者は出てこないので統和機構内の勢力同士のごたごた、とい
う感じがしました。
端的に言うと新キャラの顔見せ・おなじみのキャラの能力の掘り下げと、彼らをとりまく勢力紹
介といったところでしょうか。
流刃昂夕の暗躍も始まり、もしかしたら次の巻は今回よりもさらに入り組んだ話になるかもしれ
ませんね。
また超個人的な感想ですが、最後の最後で紫色の学ランぽい服を着たあの方が出て来て嬉しかっ
たです。あの人にこういう会話が出来る友人?がいるのは少し意外で、ほほえましい気持ちにな
りました。
正直これが読めただけでも本書を買って満足です。
既読…ブギーポップシリーズ(派生シリーズ含む)、事件シリーズ、ソウルドロップシリーズ、
ナイトウォッチ1巻、『戦車のような〜』、『酸素は鏡に〜』、『私と悪魔の〜』
未読…『冥王と〜』、『機械仕掛けの〜』、しずるさんシリーズ
…という感じです(本書と関連がありそうなものに限る)
他の方も指摘している通り、上遠野作品は本書に限らず他シリーズとリンクしているものが多
く、本書はその最たるもののような気がします。
初めて読む方はいざ知らず、私も読んでいる最中見た事の無い単語が出てきましたので(奇蹟使
いとか)戸惑ってしまうかもしれません。
が、もし一冊でも著者の作品を買ったことがあり、その上で本書に臨むのならそこは「安定の上
遠野作品だ」と受け入れるのが吉です。私はむしろ未読の作品に対する興味がますます高まりま
した。
本書についてですが、今回も才牙兄妹を中心に周りの学友や統和機構の能力者達とすったもんだ
する展開です。
前巻に比べそらの出番が多く、終盤では彼女の能力が垣間見えます。それにより起こった現象の
規模は大きいのですが、外部の能力者は出てこないので統和機構内の勢力同士のごたごた、とい
う感じがしました。
端的に言うと新キャラの顔見せ・おなじみのキャラの能力の掘り下げと、彼らをとりまく勢力紹
介といったところでしょうか。
流刃昂夕の暗躍も始まり、もしかしたら次の巻は今回よりもさらに入り組んだ話になるかもしれ
ませんね。
また超個人的な感想ですが、最後の最後で紫色の学ランぽい服を着たあの方が出て来て嬉しかっ
たです。あの人にこういう会話が出来る友人?がいるのは少し意外で、ほほえましい気持ちにな
りました。
正直これが読めただけでも本書を買って満足です。