融けるデザイン ―ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論 (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2015/1/21
渡邊恵太
(著)
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本の長さ240ページ
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言語日本語
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出版社ビー・エヌ・エヌ新社
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発売日2015/1/21
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ISBN-104861009383
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ISBN-13978-4861009389
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
著者について
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
1981年東京生まれ。博士(政策・メディア)。インタラクションの研究者。知覚や身体性を活かしたインターフェイスデザインやネットを前提としたインタラクション手法の研究に従事。2009年慶應義塾大学政策メディア研究科博士課程修了。2010年よりJST ERATO五十嵐デザインインタフェースプロジェクト研究員。東京藝術大学非常勤講師兼任を経て2013年4月より明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科専任講師。シールドインタラクションデザイン株式会社代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社より
概要 第1章〜第4章
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第1章 Macintoshは心理学者が設計している第1章は、本書の背景、そして問題提起となる章です。 人の操作を前提とするうえで必要となってくるインターフェイスのデザインは、文系でも理系でもない、あるいはいずれでもある分野です。 これからのものづくりにおいて、このテクノロジーのみではない分野の知識が求められるのはなぜなのか、コンピュータの持つ「メタメディア性」という点から紐解きます。 |
第2章 インターフェイスとは何か第2章では、「インターフェイスを設計することとは何か」について迫っていきます。 インターフェイスとは何かを考える際に大切になるのが、認知や意識が自然にまた無意識的に起こることの比喩である「透明性」です。 ここでは、道具と環境という2つの面からインターフェイスの透明性を議論していきます。 |
第3章 情報の身体化――透明性から自己帰属感へ第3章では、「道具」がどのようにしたら「透明」になるのかを考えていきます。 複雑になった機械やコンピュータのインターフェイスにおいては、それを意識しないで利用でき、身体の一部になるかのような状態「透明性」がひとつの目標です。 ここでは、著者の試作を紹介しながら、道具の透明性について考えます。 |
第4章 情報の道具化――インターネット前提の道具のあり方第4章では、「情報の道具化」をテーマに考えていきます。 時の移り変わりに応じて、どこででもネット上の情報が利用可能となりました。現在は使いやすいインターフェイスを持ったスマートフォンのアプリケーションを通しての利用も可能です。 ここでは、「情報自体を道具として利用する手法、考え方」について考えます。 |
概要 第5章〜第7章
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第5章 情報の環境化――インタラクションデザインの基礎第5章では、「情報の環境化」をテーマに考えていきます。 ここでは、「環境」を「人の知覚行為」に対する環境という視点で捉えます。 情報技術を環境へ融け込ませ、自然に情報を利用できるようにするために、動き続ける人間の視点、「行為・行動・活動」にもとづいた設計について考えていきます。 |
第6章 デザインの現象学第6章では、人とテクノロジーのメカニズムの「現象」をうまく観察していく方法について考えていきます。 人の現象とテクノロジーの現象。どちらかのみ扱うのではなく、設計に落とし込むために両方を同時に扱う必要があります。 ここに共通するアプローチは、テクノロジーにしても人間にしてもメカニズムがあることを踏まえたうえで、その現象を捉えようとすることです。 |
第7章 メディア設計からインターフェイスへ第7章では、ここまでの考察をまとめつつ、「これからのデザイン」について考えます。 いままでデザインの中心は画面にあり、画面の中に情報は留まっていました。これから情報が画面を超え実世界へ干渉してくると、必要になるのは「情報と物質を分けないデザイン」という発想です。それがこれからのデザインとなります。 |
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融けるデザイン ―ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論 | 万人のためのデザイン | さよなら、インタフェース ―脱「画面」の思考法 | 子どものUXデザイン ―遊びと学びのデジタルエクスペリエンス | 消極性デザイン宣言 ―消極的な人よ、声を上げよ。……いや、上げなくてよい。 | 悲劇的なデザイン ―あなたのデザインが誰かを傷つけたかもしれないと考えたことはありますか? | |
発売日 | 2015年1月21日 | 2015年6月23日 | 2015年9月17日 | 2015年11月25日 | 2016年10月24日 | 2017年12月27日 |
判型 | A5判 | A5判 | A5判 | A5判 | 四六判 | A5判 |
ページ数 | 240ページ | 196ページ | 296ページ | 256ページ | 304ページ | 240ページ |
定価 | 本体 ¥2,400+税 | 本体 ¥2,200+税 | 本体 ¥2,400+税 | 本体 ¥2,600+税 | 本体 ¥2,000+税 | 本体 ¥2,600+税 |
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発売日 | 2018年10月19日 | 2019年3月15日 |
判型 | B5判 | A5判 |
ページ数 | 224ページ | 168ページ |
定価 | 本体 ¥3,000+税 | 本体 ¥2,300+税 |
登録情報
- 出版社 : ビー・エヌ・エヌ新社 (2015/1/21)
- 発売日 : 2015/1/21
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 240ページ
- ISBN-10 : 4861009383
- ISBN-13 : 978-4861009389
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カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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VisualHaptics、CursorCamouflage、smoon、Integlass、LengthPrinte、CastOvenといった自身の研究成果を交えながら、考えをまとめている。研究概要を知るには各研究の動画をYouTubeで見るのが早いのだけど、何を思って取り組んだ研究なのか、研究した結果得られた知見は何なのか、ということは動画を見るだけではわからないので、こういう文章の形で示されるのは面白いしありがたい。
自己帰属感による道具と身体の境界など、認知心理学的視点からヒューマンインタフェースが解説されているのがとても面白い。この手の話で必ず出てくる書籍がドナルド・A・ノーマンの「誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論 (新曜社認知科学選書)」なのだが、25年前の本で、正直あまり読みやすい本だとは思わないので、まずは融けるデザインから読むのをオススメしたい。
だだ、細かい日々の現場でも応用できる気付き、指針は多数あるし、デザイナー、フルスタックエンジニア、ディレクターは読んだほうがいいと思います。
所々言い回しが難しくて、振り返って読み直したことが何度かあったので星一つ減らしてみた。
本書で参照している書籍で読んでみたいものがいろいろ出ていましたが、本書より難しそうですね。そういう意味では読み直せば理解できる分入門向けなのかも。
使いづらいインタフェースは、誰もが気付きますが、うまく言葉では説明できません。
ユーザインタフェースやインタラクションの研究は古くからなされていますが、
昨今のスマートフォンやタッチパネルデバイスの普及と進化のスピードは早く、
工夫しながらいろいろ作り上げてはいます。
けれどもそれがなぜなのか、どういう理由でそう作るのか、
どこが良くてどこが良くないのか、人間の身体の特徴は変わらないのに、
テクノロジーは、あまり明確に説明されぬまま、進んできています。
本書は、生活の中に「融けはじめている」デザインに対して、
いまいちど分析したり、把握したり、それがなぜそうなっているのかを
見つめ直すような内容の本です。
途中から、どこから読み始めても、興味をひく事項が満載です。
ユーザインタフェースやデザイン、メディアアート系の仕事をしていて、
迷いがある人、誰かを説得しきれない人にオススメの本です。
そしてこの厚さの本にしては、なぜか少し重いです。
自己帰属性、情報の道具化など、新鮮な概念が次々と読者に提供されて飽きることがありません。
また、著者自身の研究成果も提示されており、こんなものが役に立つのか?という疑問と、いやこれが発展して検索した情報からすぐに実体化ができる世の中が実現されるかもしれないという観測が入り乱れ、大変な知的興奮を味わうことができました。
道具や機械と人間との間のインターフェイスがデザインにとっての主要なテーマと思っていましたが、今後の課題はインターネットとのインタラクションも含めた概念(Human Internet Interaction)だそうです。
ネットと人が相互にやり取りする世界のデザインについて考えてみませんか。
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