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虚数の情緒―中学生からの全方位独学法 単行本 – 2000/3

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商品の説明

商品説明

 「本書は人類文化の全体的把握を目指した科目分野に拘らない"独習書"である」("はしがき"より)。本書を一言で言い表すとしたらこれに尽きる。

  題名からすると、中学生以上に向けた数学解説書のように思われるが、実際はそんな生半可な本ではない。本書は「虚数」の概念を軸として人類文化全体を鳥瞰(ちょうかん)した、実に1000ページを超える大著である。いままで西洋人によって書かれた類書はいくつかあり、それらに触れるたびに西洋文化の重厚さに圧倒される思いをしてきた。本書はその西洋文化の華々しい成果を扱っているわけだが、根底に流れる思想からは強く日本文化の香りがする。その理由は著者が対象について深く理解し血肉とし、それを改めて自らの言葉で述べているからである。

  著者は文中で「新しい文化を取り入れるという事は、決して自らの文化への"接ぎ木"をすることではなく、それを深く理解し自らの血肉とすることである」と繰り返し強調しているが、本書はその実践の結果である。また、副題からもわかるとおり中高生の読者を意識しており、冒頭からかなりのページを割いて「学ぶとは、理解するとはどういう事か?」について説いている。

  筆者が深く理解することの重要性を意識して書いているため、円周率やネイピア数などを電卓で実際に計算するなど、自ら手を動かし、実感をもって深く理解できるように工夫されている。数学や物理の解説のほかに分子生物学から俳句、漢詩に至るまでの関連事項が豊富な上、研究者の横顔(あまり知られていない日本人科学者のエピソードも豊富)などが多く散りばめられており、読みものとしても十分に楽しめる。時間のあるときに電卓を傍らに置いてゆっくりと楽しみたい本である。(別役 匝)

著者からのコメント

「虚数の情緒」によせて  一般に,数学は「論理一本槍の無味乾燥なる世界」と誤解されている様であるが,実際に数学者の頭の中に息づいている数学は,そうした硬質なものではない.論理的である事は,理の当然として,その先にある「美の世界」,そこに数学の本質がある.対称性や統一性といった,絵画や建築に,あるいは音楽に見出される美,それが数学を支えている.

 従って,数学を味わう為には,研ぎ澄まされた論理に耐える「知性」と共に,美しさに身を委ねる「感性」が必要なのである.如何に論理的に正しくとも,感情がそれを支持しなければ,決して人はそれを「わかった」とは感じない.ほとんどの人は,形式的な一般論よりも,具体的な例が身に滲みた時,初めてそれを実感をもって「わかる」のである.

 負数の平方!根,「虚数」こそ,こうした意味での「具体性に欠ける典型的な例」として捉えられているのではないか,そう考えて著者は,虚数が大活躍する場面を数多く紹介した.それらの具体例を通して,読者が「虚数とは何か」を,「わかる」とは人間精神の如何なる状態を指すのかを,一緒に考えて貰える様に最大限の配慮をした.その結果が三部構成・総頁数千(四百点以上の図・表を含む)を越える本書なのである.

 本書は,理科と文科という無意味かつ有害な二分法を廃し,「あらゆる文化に境界など存在しない」ことを知って貰う為にある――主題は理科(虚数)・文科(情緒)の融合をも象徴している.『様々な分野は,一冊の本のそれぞれの章に過ぎない』というカルロ・ルビア(ノーベル物理学賞)の言葉ほど,本書を見事に表したものは他にない.

 青年は背伸びする.人は背伸びする心を失った時,老い始める.本書の全てを中学生が理解する事など有り得ない.しかし「手も足も出ない」「一行も理解出来ない」という事もない,楽しめる部分も多いにある.精一杯に背伸びして挑戦して欲しいと思う.

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登録情報

  • 単行本: 1001ページ
  • 出版社: 東海大学出版会 (2000/03)
  • ISBN-10: 4486014855
  • ISBN-13: 978-4486014850
  • 発売日: 2000/03
  • 商品パッケージの寸法: 22.2 x 15.8 x 5.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3 50件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 125,733位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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形式: 単行本 Amazonで購入
 本書は、知的好奇心旺盛な、少数の中学生向けに書かれたものとしてある。だが、中学生よりも、学歴がなく基礎教養を持たないながらも知的好奇心を持った社会人、あるいは最低限の教養を持ちたいと思う大人達こそが最良の読者ではないだろうかと思う。

 基本は数学でありながら、世界史、国語、科学全般、基礎教養、世界観についての哲学、そういったものを実に幅広く伝えてくれる。著者の価値観を受け入れがたい箇所もあれば、共感する箇所もあるが、価値命題は自分で判断する余地があり、事実に関する陳述は凡百の教科書の数十倍は慎重である。

 1000ページ級の大著ながらも、細かい配慮は最後まで怠らない丁寧さも特筆に値する。読者が面倒なことをせずに読み進めることができるよう、実に細やかな配慮がある。たとえば「何ページを参照」というのはなく、前に書いてあることであっても、必要であれば、そこにもう一度同じ内容のことを書く。つまり、知識となる一つの情報を、異なった文脈に置いて陳述することで、必然的に豊かな知的土壌が育つような工夫なのだ。初出の漢字にはルビを振り、言い回しや漢字なども実に多彩だ。(著者は何よりも「読めること」が重要だと考えている。そして明らかに正しい。)

 これほど誠心誠意を持って、そしてその誠心誠意に見合う高い内容を持った大著はそうそうない。
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形式: 単行本 Amazonで購入
数学の啓蒙書ですから物理が出てくるのは不思議では有りません。しかし中学生を対象にした本で量子力学を説明してあるのは、特筆ですね。しかも数式を用いています。この本は数学物理だけでなく夏目漱石もナイチンゲールも出てきます。数学の啓蒙書というより教養書と思います。

筆者は視力を減弱させながら執筆を続けたようです。まさしく命を削って完成された本ですね。後年に残る名著と思います。あと蛇足ですが、索引がすばらしい。こんな充実した索引を見たこと有りません。索引を見ているだけでも飽きませんよ。
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投稿者 萩原 湖太郎 トップ1000レビュアー 投稿日 2007/11/15
形式: 単行本
 約1000ページ1.2kgもある大著にして名著。

 本書は、主に虚数を題材にした読み物であると同時に、中高生を対象にした人生論でもある。数学コーナーに並んでいる本だが、悩んでいる人にオススメ。第1部「独りで考える為に」では、中高生を挑発するために120ページを費やし、第2部「叩け電卓!掴め数学!」では、自然数から始まり、整数、有理数、無理数、実数、虚数、複素数、指数法則、そして、博士の愛した数式へと続く、500ページに渡る壮大なストーリーを展開する。第3部「振り子の科学」は物理編で、主に調和振動子を題材に、ニュートン力学から、量子力学、量子電磁力学、場の量子論へと話を続ける。これが340ページ。

 この分厚さこそ本書の特長。何故1000ページもあるのか。それは、著者が「知識は分割できないもの」と考えているからだろう。要点は自分でまとめ出さなければ意味がない。他人がまとめてくれた要点だけを仕入れても、活きた知識にはならない。そして、自分で要点をまとめるには、まとめた後になってみるとなくてもよかったんじゃないかと思えるような無数の関連トピックが必要なのである。

 そのため、著者はありとあらゆるトピックを取り上げながら論を進めていく。しかしながら、本当にあらゆるトピックを取り上げることもまた不可能なのだから、何らかの基準
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形式: 単行本
まず、珍しい。このように1000項に渡っている分厚さ、しかもその構成…とても教科書には成り得ない。だからこそ教科書しか知らない世代に、是非今までの勉学の補完として、知識と知識を有機的につなげる啓蒙書として読んでもらいたい。

そういった意味では中高生向けではあるのだが…いかんせん、その年代ではまだこの本を“考え方のひとつ”として認識する事が難しいように思う。

この本は欺瞞の混じり具合が他書よりも薄い。著者が真剣に考えながら生きてきた事が端々から窺える。それは大変な共感や尊敬を生んで差し支えないのだが、その事が逆にこの本にすら含まれてしまういくつかの問題点に気づきにくくさせており、この本にこそ真理が書かれていると錯覚させてしまう危険性がある。この本は決して“聖書”などではない。

著者自ら指摘しているように、注意深くこの本を読めるようになった時が、自ら考える力がついた時が初めて適正年齢かもしれない。

その点のみ留意すれば、この本はすばらしい教養書となり読者の人生を豊かにすること間違い無しである。なるべく早くこの本に出会って欲しいと思う。あまり遅くに出会うと専門の方には既知の事実が多過ぎて少々感動が薄くなってしまうかも知れない。

以上の理由で、これは高卒以上の年齢の方に強く薦める良書です。
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