色々あった第一巻でしたが、ふたたび戻った就職先は外廷の下女。なんと、官女の試験に不合格という周りが逆の意味で目が点になる出だしに笑ってしまいます。やる気がわかなければ頭に入らないのは共感がもてる。ここら辺はこの作品のつかみというか、ここから事件が起きて主人公のエンジンがかかってきます。壬氏が事件に巻き込まれたり、主人公の出生の秘密が明らかになったり、結構、話が大きく展開します。この作品、巻ごとに大きなテーマがあるので、毎巻、最終巻のつもりで書かれているように感じます。作者の気合が伝わってきます。
さて、何かと主人公に冷たくジト目で心をへし折られる壬氏ですが、ますます謎めいてきます。政敵の存在もクローズアップされてこの伏線は回収されませんでした。次巻を楽しみに、ということでしょう。あと、名前が何となく気になってきます。壬氏?読みは「人臣」の人と同じだが字画は王に通じるなあ、そう思って読むと皇帝との距離がえらく近いことが気になる。多分、そういうことなんだろうなあと思いつつ、第三巻に手を伸ばすとしましょう。
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薬屋のひとりごと 2 (ヒーロー文庫) Kindle版
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言語日本語
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出版社主婦の友社
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発売日2015/1/31
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ファイルサイズ16450 KB
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
後宮女官を解雇された猫猫は、花街に戻ってきた。しかし、すぐに超美形の宦官・壬氏のお付として、外廷に出仕することになる。壬氏への嫉妬から他の官女たちにからまれ、倉庫の小火、官僚の食中毒、腕利き職人が残した不思議な遺言の調査など奇妙な事故や事件が多発する。いろいろな事件が重なりあう中、それらはある一つのことに収束することを猫猫は知る。そこにはある人物の思惑があった。そしてそんな中、壬氏に付きまとう武官・羅漢が現れる。変人として有名なこの男は、何かにつけて壬氏に問題を持ってくるようになる。羅漢の本当の狙いとは一体?
--このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
著者について
日向 夏(ひゅうが なつ): 福岡県在住。著書に「トネリコの王」(ヒーロー文庫)。
--このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B07CHYDWSL
- 出版社 : 主婦の友社 (2015/1/31)
- 発売日 : 2015/1/31
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 16450 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 331ページ
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Amazon 売れ筋ランキング:
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カスタマーレビュー
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ベスト100レビュアーVINEメンバー
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6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2017年3月8日に日本でレビュー済み
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気になっていたシリーズです。
まずは1巻を、と思い読みました。1巻の感想としては正直なところ☆3つ。
話が小話形式で進みますが、文章がプツプツと切れる感じ、あっという間の場面転換、「ミステリー」「名探偵」と言われると物足りない・・・という感じでした。
そして、2巻。面白いです。
文章の書き方が別段変わった訳ではないのですが、読みやすくなったように感じます。
小話形式は変わりませんが、しっかりストーリーが繋がっているからでしょうか。
そして、謎解きも少し複雑に?なってきましたし、伏線が張られていて、どんどん繋がっていくストーリー展開が読むスピードを落とさせません。
登場人物も増え、豊かの描かれているのもうれしいですね。
不憫な壬氏を応援したくなります。
例の変人さんは、単なる変人でなくて良かった。。
猫猫の出生とともに明かされるお話は涙なくして読めませんでした。
続き3~6巻もまとめて購入!続きゆっくり堪能します!
まずは1巻を、と思い読みました。1巻の感想としては正直なところ☆3つ。
話が小話形式で進みますが、文章がプツプツと切れる感じ、あっという間の場面転換、「ミステリー」「名探偵」と言われると物足りない・・・という感じでした。
そして、2巻。面白いです。
文章の書き方が別段変わった訳ではないのですが、読みやすくなったように感じます。
小話形式は変わりませんが、しっかりストーリーが繋がっているからでしょうか。
そして、謎解きも少し複雑に?なってきましたし、伏線が張られていて、どんどん繋がっていくストーリー展開が読むスピードを落とさせません。
登場人物も増え、豊かの描かれているのもうれしいですね。
不憫な壬氏を応援したくなります。
例の変人さんは、単なる変人でなくて良かった。。
猫猫の出生とともに明かされるお話は涙なくして読めませんでした。
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一巻で話を気に入り、続きが気になり購入しました。
この巻の後の話もwebで公開されていますが、webで公開されていた一部を削ったり、設定を変更したりした部分もあるようなので、続きが楽しみになります。webより、ちょっと今巻ではハッピー要素が増した感じでしょうか。
主人公・猫猫の出生の秘密が今巻ではメインとなっています。
それと関係して、登場頻度は多くないものの、花街の姉貴分の梅梅小姐や白鈴小姐もキャラが立っていて、魅力的です。
1巻では、猫猫が宮中では、部外者というかどこか線を引いた関係であったために、感情的な部分の魅力が弱かったように感じました。
そういう部分の取り返しというわけではないでしょうが、主人公に直接関係していた人が登場して、感情的な言動のやりとりと魅力が今巻では出ているように思えました。
そのため、1巻よりもキャラクター魅力が増してきました。
主人公以外でも、李白や羅漢などの男性キャラクターのかっこよさ(情けなさもありますが)や、やぶ医者さんの人のよさなどの魅力を出しているのも、このシリーズのよさでしょう。
里樹妃など、数行レベルの登場しかないのに、未成熟な「残念ぶり」が表現されていて、モブに近いキャラまで魅力を出している作者さんの動かし方はよかったです。
また、イラストでも作品の魅力を増すことに貢献していて、羅漢の中年ならではの、狡猾でありながら愛嬌のある感じの魅力をうまく表現しています。そして、1巻ではシリアスなイラストが多かったのですが、2巻ではギャグのような場面でのイラストも増えて、コミカルな作品の雰囲気も引き出しています。このあたりは、TRPGリプレイで、シリアスからギャグまで描いてきた、しのとうこさんならではの力量が伺えます。
この後の展開が気になって、もうwebのほうも読んできたのですが、この巻で登場した楼蘭妃を中心とした宮廷の騒動のお話が続きます。
そちらも、改稿して、イラストつきで発売されるのを楽しみにしていますが、まだ出ていない、その話が一区切りした後の続きも期待しています。
キャラクターが増えていくことで、そのやりとりが面白くなっていくシリーズなので、削られた、他者視点の物語なども追加収録されての続きの発売が待ち遠しいです。
この巻の後の話もwebで公開されていますが、webで公開されていた一部を削ったり、設定を変更したりした部分もあるようなので、続きが楽しみになります。webより、ちょっと今巻ではハッピー要素が増した感じでしょうか。
主人公・猫猫の出生の秘密が今巻ではメインとなっています。
それと関係して、登場頻度は多くないものの、花街の姉貴分の梅梅小姐や白鈴小姐もキャラが立っていて、魅力的です。
1巻では、猫猫が宮中では、部外者というかどこか線を引いた関係であったために、感情的な部分の魅力が弱かったように感じました。
そういう部分の取り返しというわけではないでしょうが、主人公に直接関係していた人が登場して、感情的な言動のやりとりと魅力が今巻では出ているように思えました。
そのため、1巻よりもキャラクター魅力が増してきました。
主人公以外でも、李白や羅漢などの男性キャラクターのかっこよさ(情けなさもありますが)や、やぶ医者さんの人のよさなどの魅力を出しているのも、このシリーズのよさでしょう。
里樹妃など、数行レベルの登場しかないのに、未成熟な「残念ぶり」が表現されていて、モブに近いキャラまで魅力を出している作者さんの動かし方はよかったです。
また、イラストでも作品の魅力を増すことに貢献していて、羅漢の中年ならではの、狡猾でありながら愛嬌のある感じの魅力をうまく表現しています。そして、1巻ではシリアスなイラストが多かったのですが、2巻ではギャグのような場面でのイラストも増えて、コミカルな作品の雰囲気も引き出しています。このあたりは、TRPGリプレイで、シリアスからギャグまで描いてきた、しのとうこさんならではの力量が伺えます。
この後の展開が気になって、もうwebのほうも読んできたのですが、この巻で登場した楼蘭妃を中心とした宮廷の騒動のお話が続きます。
そちらも、改稿して、イラストつきで発売されるのを楽しみにしていますが、まだ出ていない、その話が一区切りした後の続きも期待しています。
キャラクターが増えていくことで、そのやりとりが面白くなっていくシリーズなので、削られた、他者視点の物語なども追加収録されての続きの発売が待ち遠しいです。
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