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蒼ざめた馬 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) 文庫 – 2004/8/18
| アガサ・クリスティー (著) 著者の作品一覧、著者略歴や口コミなどをご覧いただけます この著者の 検索結果 を表示 |
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- 本の長さ424ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2004/8/18
- ISBN-104151300937
- ISBN-13978-4151300936
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ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
霧の夜、神父が撲殺され、その靴の中に九人の名が記された紙片が隠されていた。そのうち数人が死んでいる事実を知った学者マークは調査を始め、奇妙な情報を得る。古い館にすむ三人の女が魔法で人を呪い殺すというのだ。神父の死との関係を探るべくマークは館へ赴くが…。オカルト趣味に満ちた傑作、新訳で登場。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
クリスティー,アガサ
1890年、保養地として有名なイギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。1914年に24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚し、1920年には長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1926年には謎の失踪を遂げる。様々な憶測が飛び交うが、10日後に発見された。1928年にアーチボルドと離婚し、1930年に考古学者のマックス・マローワンに出会い、嵐のようなロマンスののち結婚した。1976年に亡くなるまで、長篇、短篇、戯曲など、その作品群は100以上にのぼる。現在も全世界の読者に愛読されており、その功績をたたえて大英帝国勲章が授与されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1890年、保養地として有名なイギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。1914年に24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚し、1920年には長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1926年には謎の失踪を遂げる。様々な憶測が飛び交うが、10日後に発見された。1928年にアーチボルドと離婚し、1930年に考古学者のマックス・マローワンに出会い、嵐のようなロマンスののち結婚した。1976年に亡くなるまで、長篇、短篇、戯曲など、その作品群は100以上にのぼる。現在も全世界の読者に愛読されており、その功績をたたえて大英帝国勲章が授与されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
著者について
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1890年、保養地として有名なイギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。中産階級の家庭に育つが、のちに一家の経済状況は悪化してしまい、やがてお金のかからない読書に熱中するようになる。特にコナン・ドイルのシャーロック・ホームズものを読んでミステリに夢中になる。
1914年に24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚し、1920年には長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1926年には謎の失踪を遂げる。様々な憶測が飛び交うが、10日後に発見された。1928年にアーチボルドと離婚し、1930年に考古学者のマックス・マローワンに出会い、嵐のようなロマンスののち結婚した。
1976年に亡くなるまで、長篇、短篇、戯曲など、その作品群は100以上にのぼる。現在も全世界の読者に愛読されており、その功績をたたえて大英帝国勲章が授与されている。
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.2
星5つ中の4.2
49 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年3月22日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
何でもない日常に潜む殺人。人の記憶が当てにならないけど、その記憶と人の思い込みが奇妙に絡まった不思議な事件。心霊現象を巧みに操って人を呪い殺すと言う人達の行動が面白い。土地柄などは関係ない。やっぱり人が事件を起こす。
役に立った
2017年9月5日に日本でレビュー済み
築300年を超えるマナー・ハウスに集う3人の魔女。彼女たちは黒魔術を用いて依頼人が望む人々に死をもたらし、報酬を得ていた。この許されざる悪に挑むのは、海外で長く暮らすうち、母国の社会の変化に着いていけなくなった若き歴史学者マーク・イースターブルック。何らの探偵的素養も持たず、どちらかといえば消極的な性格をしているマークだったが、ごくわずかな理解者に、ときには励まされ、ときには叱咤されながら調査を進め、次第にその正体へと迫っていく……
1960年代、英国では経済の停滞をはじめとする社会不安を背景に、第二次世界大戦以前に人気を博していたクラシックなホラーが、ときにSF的な視点も交えながら息を吹き返します。そうした風潮の中で、70歳代に入ったクリスティが久々にオカルト要素を盛り込んで描いた作品です。
原題にある“The Pale Horse”は、新約聖書、ヨハネの黙示録第6章第8節が出典で、黄泉を従え、飢饉や獣たちの力で人々を殺す“死”と呼ばれる乗り手がまたがっている馬。作中では、魔女たちが暮らす屋敷の名前として用いられています。タイトルからしてわかりやすい禍々しさで、通俗的な怪奇小説の趣向に則っているのがうかがえます。
しかし、侮るなかれ。
クリスティはこの懐古主義的な物語を、すでにコンピュータやロックンロールが存在している60年代にきっちりと埋め込んでみせます。
特に見事なのが冒頭で、ポップカルチャーの発信地であるチェルシーや、かつての面影をなくして寂れてしまった下町を描きながら、時代の雰囲気を醸し出していきます。そして中盤、クリスティが得意とする地方の田舎町に舞台を移すと、次々と登場人物を繰り出し、ストーリーを核となる“蒼ざめた馬”へと収束させていきます。散りばめられたいくつもの事象が、ページをめくるにつれて相互に結びついていくさまはまさにストーリーテリングの妙で、クリスティの衰えぬ技量を存分に味わうことができるでしょう。
ジャンル的には、ミステリーというよりサスペンスに属し、謎解きは志向されていませんが、クリスティの代名詞でもある犯人の意外性は変わりません。もっともクリスティといえど、作風にはクセがあり、20作以上を呼んでいる人であれば、犯人がわかってしまうかもしれません。しかし、謎解きがメインではないため、結末を知ってからでも読み直す楽しみがあります。むしろそうすることで、丁寧かつ複雑に構築されたプロットの巧みさを実感することができ、なるほどこうやって伏線を忍ばせたり、ミスディレクションを誘っていくんだなと、新たな興味をかき立てられると思います。
また、クリスティ作品を読み慣れた人にとってお楽しみといえるのが、過去の諸作に登場していた人物たちとの再会です。
主人公マークの従姉妹として出てくるローダ・デスパート(Rhoda Despard)とその夫ヒュー・デスパード(Hugh Despard)は1936年刊行のポアロ物『ひらいたトランプ』から。このときはまだ恋が芽生えたばかりだった二人の25年後の姿を見ることができ、しかもヒューは少佐から大佐に昇格して(おそらく引退して)いたこともわかります。
地方教区の牧師とその妻である、デイン・キャロスロップ夫妻(Rev Dane Calthrop & Mrs Dane Calthrop)は1943年刊行のマープル物『動く指』から。このとき事件にマープルを呼び寄せる役を担ったキャロスロップ夫人は、今回もまた聖職者の妻とは思えない、善悪を超越した冷徹さを発揮して存在感を示します。
そして何といっても、推理作家のアリアド二・オリヴァ(Ariadne Oliver)。クリスティ自身がモデルとされ、後期の作品に頻繁に顔を出す彼女もなかなかおいしい役どころを授かっています。第1章での執筆中の苦悩っぷりや、最終盤での電話のシーンなどはとりわけ忘れがたい印象を残すでしょう。なお、アリアド二・オリヴァはパーカー・パイン物の短編で初登場した後、本作を含めて7作の長編にバイ・プレイヤーとして出演しています。末尾にその登場作品をまとめておきますので、興味のある方は参照になさってください。
懐かしいキャラクターたちとの旧交を温めながら、老いてなお冴えを見せるクリスティの妙技を味わう。彼女に関心を持つ方であれば、きっと楽しい時間を過ごせる一作だと思います。
【アリアド二・オリヴァ登場作品リスト】
1.パーカー・パイン登場(1934年、短編集)
2.ひらいたトランプ(1936年、ポアロ物の長編33作中の13作目)
3.マギンティ夫人は死んだ(1952年、ポアロ物の長編33作中の24作目)
4.死者のあやまち(1956年、ポアロ物の長編33作中の27作目)
5.蒼ざめた馬(1961年、本書)
6.第三の女(1966年、ポアロ物の長編33作中の30作目)
7.ハローウィン・パーティ(1969年、ポアロ物の長編33作中の31作目)
8.象は忘れない(1972年、ポアロ物の長編33作中の32作目)
【補足データ】
初版:1961[昭和36]年11月
初版刊行時点でのクリスティの満年齢:71歳
長編として:全66作(Mary Westmacott名義で刊行された非ミステリ長編6作を除く)中の52作目
ノン・シリーズ物の長編として:全17作中の15作目
1960年代、英国では経済の停滞をはじめとする社会不安を背景に、第二次世界大戦以前に人気を博していたクラシックなホラーが、ときにSF的な視点も交えながら息を吹き返します。そうした風潮の中で、70歳代に入ったクリスティが久々にオカルト要素を盛り込んで描いた作品です。
原題にある“The Pale Horse”は、新約聖書、ヨハネの黙示録第6章第8節が出典で、黄泉を従え、飢饉や獣たちの力で人々を殺す“死”と呼ばれる乗り手がまたがっている馬。作中では、魔女たちが暮らす屋敷の名前として用いられています。タイトルからしてわかりやすい禍々しさで、通俗的な怪奇小説の趣向に則っているのがうかがえます。
しかし、侮るなかれ。
クリスティはこの懐古主義的な物語を、すでにコンピュータやロックンロールが存在している60年代にきっちりと埋め込んでみせます。
特に見事なのが冒頭で、ポップカルチャーの発信地であるチェルシーや、かつての面影をなくして寂れてしまった下町を描きながら、時代の雰囲気を醸し出していきます。そして中盤、クリスティが得意とする地方の田舎町に舞台を移すと、次々と登場人物を繰り出し、ストーリーを核となる“蒼ざめた馬”へと収束させていきます。散りばめられたいくつもの事象が、ページをめくるにつれて相互に結びついていくさまはまさにストーリーテリングの妙で、クリスティの衰えぬ技量を存分に味わうことができるでしょう。
ジャンル的には、ミステリーというよりサスペンスに属し、謎解きは志向されていませんが、クリスティの代名詞でもある犯人の意外性は変わりません。もっともクリスティといえど、作風にはクセがあり、20作以上を呼んでいる人であれば、犯人がわかってしまうかもしれません。しかし、謎解きがメインではないため、結末を知ってからでも読み直す楽しみがあります。むしろそうすることで、丁寧かつ複雑に構築されたプロットの巧みさを実感することができ、なるほどこうやって伏線を忍ばせたり、ミスディレクションを誘っていくんだなと、新たな興味をかき立てられると思います。
また、クリスティ作品を読み慣れた人にとってお楽しみといえるのが、過去の諸作に登場していた人物たちとの再会です。
主人公マークの従姉妹として出てくるローダ・デスパート(Rhoda Despard)とその夫ヒュー・デスパード(Hugh Despard)は1936年刊行のポアロ物『ひらいたトランプ』から。このときはまだ恋が芽生えたばかりだった二人の25年後の姿を見ることができ、しかもヒューは少佐から大佐に昇格して(おそらく引退して)いたこともわかります。
地方教区の牧師とその妻である、デイン・キャロスロップ夫妻(Rev Dane Calthrop & Mrs Dane Calthrop)は1943年刊行のマープル物『動く指』から。このとき事件にマープルを呼び寄せる役を担ったキャロスロップ夫人は、今回もまた聖職者の妻とは思えない、善悪を超越した冷徹さを発揮して存在感を示します。
そして何といっても、推理作家のアリアド二・オリヴァ(Ariadne Oliver)。クリスティ自身がモデルとされ、後期の作品に頻繁に顔を出す彼女もなかなかおいしい役どころを授かっています。第1章での執筆中の苦悩っぷりや、最終盤での電話のシーンなどはとりわけ忘れがたい印象を残すでしょう。なお、アリアド二・オリヴァはパーカー・パイン物の短編で初登場した後、本作を含めて7作の長編にバイ・プレイヤーとして出演しています。末尾にその登場作品をまとめておきますので、興味のある方は参照になさってください。
懐かしいキャラクターたちとの旧交を温めながら、老いてなお冴えを見せるクリスティの妙技を味わう。彼女に関心を持つ方であれば、きっと楽しい時間を過ごせる一作だと思います。
【アリアド二・オリヴァ登場作品リスト】
1.パーカー・パイン登場(1934年、短編集)
2.ひらいたトランプ(1936年、ポアロ物の長編33作中の13作目)
3.マギンティ夫人は死んだ(1952年、ポアロ物の長編33作中の24作目)
4.死者のあやまち(1956年、ポアロ物の長編33作中の27作目)
5.蒼ざめた馬(1961年、本書)
6.第三の女(1966年、ポアロ物の長編33作中の30作目)
7.ハローウィン・パーティ(1969年、ポアロ物の長編33作中の31作目)
8.象は忘れない(1972年、ポアロ物の長編33作中の32作目)
【補足データ】
初版:1961[昭和36]年11月
初版刊行時点でのクリスティの満年齢:71歳
長編として:全66作(Mary Westmacott名義で刊行された非ミステリ長編6作を除く)中の52作目
ノン・シリーズ物の長編として:全17作中の15作目
ベスト1000レビュアー
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クリスティーといえば、緻密なトリックを駆使した本格派ミステリの代名詞のような人なのだが、そんなクリスティーが、その対極にあるようなオカルトを、結構、自らの作品にも取り入れていたという事実は、オカルトに対するクリスティーの意外な関心を示すものとして、なかなかに興味深い。
クリスティーは、「死の猟犬」に、オカルトを題材とした短編11作を掲載しており、「シタフォードの秘密」では、「交霊会」を事件の大きな鍵を担う設定とし、ついには、オカルトとミステリを見事に融合した長編として、この傑作「蒼ざめた馬」を書き上げるに至っているのだ。この後、「終りなき夜に生れつく」でも、不吉な予言をする不気味な占い師の老婆を重要な役割で登場させており、これらを見る限り、クリスティーのオカルトへの関心は、半端なものではなかったのではないだろうか。
さて、物語は、病で死に瀕した女に呼び出され、途方もない奇妙な話を告白された神父が、9人の名前を書いたメモ書きを残して撲殺されるところから始まる。学者マークは、そのうちの数人が病死していることを知るのだが、マークは、一方で、「誰かを消したければ「蒼ざめた馬」に行けばいい」という噂を耳にしており、そこに住む、3人の魔女に会うことになる。魔女から、超能力で潜在意識に働きかけて病気を誘発し、人を殺すことが可能だという話を聞かされたマークの心の中には、この二つを結びつける疑念が浮かび上がってくるのだった…。
徹底してオカルトに彩られた本書は、読み進めるほどに、「オカルトパワーによる殺人としか説明のしようのない病死事件を、どうやってミステリにまとめていくのだろうか」と心配になってくるのだが、最後には、見事に、本格派ミステリに仕上げてみせるクリスティーの技には、脱帽するしかない。クリスティーは、本当に凄い人だ。
クリスティーは、「死の猟犬」に、オカルトを題材とした短編11作を掲載しており、「シタフォードの秘密」では、「交霊会」を事件の大きな鍵を担う設定とし、ついには、オカルトとミステリを見事に融合した長編として、この傑作「蒼ざめた馬」を書き上げるに至っているのだ。この後、「終りなき夜に生れつく」でも、不吉な予言をする不気味な占い師の老婆を重要な役割で登場させており、これらを見る限り、クリスティーのオカルトへの関心は、半端なものではなかったのではないだろうか。
さて、物語は、病で死に瀕した女に呼び出され、途方もない奇妙な話を告白された神父が、9人の名前を書いたメモ書きを残して撲殺されるところから始まる。学者マークは、そのうちの数人が病死していることを知るのだが、マークは、一方で、「誰かを消したければ「蒼ざめた馬」に行けばいい」という噂を耳にしており、そこに住む、3人の魔女に会うことになる。魔女から、超能力で潜在意識に働きかけて病気を誘発し、人を殺すことが可能だという話を聞かされたマークの心の中には、この二つを結びつける疑念が浮かび上がってくるのだった…。
徹底してオカルトに彩られた本書は、読み進めるほどに、「オカルトパワーによる殺人としか説明のしようのない病死事件を、どうやってミステリにまとめていくのだろうか」と心配になってくるのだが、最後には、見事に、本格派ミステリに仕上げてみせるクリスティーの技には、脱帽するしかない。クリスティーは、本当に凄い人だ。
2016年12月6日に日本でレビュー済み
本格物ではなく、冒険的要素を兼ね備えたサスペンス小説という感じだ。カトリック神父殺人の背後にある大きな謎を、主人公の学者と友人女性が調査して暴く物語。クリスティーの作品でおなじみのオリヴァ夫人が登場するが、ポアロは登場しない。ポアロが登場しないのは、推理よりも調査過程がメインの話であり、素人探偵の視点で物語を描きたかったためであろうか。
殺された神父が残したメモの謎、3人の魔女による呪法の儀式と遠隔殺人の謎、「車椅子の男」が歩いて牧師を尾行していたという目撃者の証言の謎、主人公たちによる偽装潜伏調査など、ミステリーとしての読みどころは十分。事件の背景にある謎は、ドイルの「赤毛組合」を彷彿させる。
オリヴァ夫人は、主人公に対して、「青ざめた馬」という事件につながる符号を与えたり、真相につながる重要な手掛かりを示すなど、脇役として、存在感を示している。
最後にひねりがあるのだが、このひねりはあまり効果的ではないと感じた。その人物が黒幕である必然性に乏しいし、面白味がない。私は、別の人物を黒幕だと思っていた。
殺された神父が残したメモの謎、3人の魔女による呪法の儀式と遠隔殺人の謎、「車椅子の男」が歩いて牧師を尾行していたという目撃者の証言の謎、主人公たちによる偽装潜伏調査など、ミステリーとしての読みどころは十分。事件の背景にある謎は、ドイルの「赤毛組合」を彷彿させる。
オリヴァ夫人は、主人公に対して、「青ざめた馬」という事件につながる符号を与えたり、真相につながる重要な手掛かりを示すなど、脇役として、存在感を示している。
最後にひねりがあるのだが、このひねりはあまり効果的ではないと感じた。その人物が黒幕である必然性に乏しいし、面白味がない。私は、別の人物を黒幕だと思っていた。









