パン職人からビール職人へと新たなチャレンジを続ける著者の第二作。
大手メーカーや大量生産社会により、すっかり勘違いしている自分の食や生活のスタイル。見直すきっかけにしたいです。
『「美味しい」という感覚は本来、曖昧なものではないだろうか。それを私たちは今、あたかも絶対的な感覚であるかのように勘違いしている。私はこの勘違いこそが、価値観の画一化につながっていると捉えている。私たちが絶対的に「美味しい」と勘違いしている根拠は、それが「大量に売れている」という定量化された指標である。つまり、大手メーカーが大量生産し、市場で大量に消費されている味が「美味しい」ということになってしまうのである。』
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菌の声を聴け タルマーリーのクレイジーで豊かな実践と提案 単行本(ソフトカバー) – 2021/5/28
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コロナ禍で「新しい生活様式」が謳われるようになるずっと前から、千葉、岡山、そして鳥取・智頭町へと移転しながら、新しい生き方を実践してきたタルマーリー。
パンとビールの源泉をとことん探って見えた、モノ作りに欠かせないもの。それは…
地域で循環する環境と経済、そして、技術と機械だった。
ベストセラー『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』から8年。
菌に導かれ、原理主義的な息苦しさを脱し、未来への手ごたえをつかんだ記録。
「カビを食べる人」のパンとビール作りが未来の共生社会を拓く――山極壽一氏、推薦
◎目次
第1章再出発
第2章菌との対話
第3章ビールへの挑戦
第4章菌活者・仮面の告白
第5章源泉を探る
エピローグタルマーリー、新たな挑戦
------------------------------------- 【パブリシティも続々!】
◎様々な領域と呼応する思想が、一冊の中に詰まっている。 ――中島岳志さん(2021年6月26日、毎日新聞朝刊)
◎この本の特徴は何度でも読み返したくなる点にある。それは本書が多面的な顔を持つからであろう。パン、ビールづくりの新しい技術論、地域循環の可能性を語る内発的発展論、豊かさとは何かを語る社会論、資本主義の本質を突く経済論、そして地域に根づく新しい家族関係論などである。
――小田切徳美さん(2021年6月19日、山陰中央新報朝刊)
◎その他、日本経済新聞朝刊(2021年7月10日)、「Discover Japan」2021年7月号、「週刊東洋経済」2021年7月10日号、「Meet Regional」2021年8月号、「pen」2021年9月号などでも紹介!
◎「婦人公論」2021年8月10日号、「クロワッサン」2021年8月10日号には著者インタビュー掲載!
パンとビールの源泉をとことん探って見えた、モノ作りに欠かせないもの。それは…
地域で循環する環境と経済、そして、技術と機械だった。
ベストセラー『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』から8年。
菌に導かれ、原理主義的な息苦しさを脱し、未来への手ごたえをつかんだ記録。
「カビを食べる人」のパンとビール作りが未来の共生社会を拓く――山極壽一氏、推薦
◎目次
第1章再出発
第2章菌との対話
第3章ビールへの挑戦
第4章菌活者・仮面の告白
第5章源泉を探る
エピローグタルマーリー、新たな挑戦
------------------------------------- 【パブリシティも続々!】
◎様々な領域と呼応する思想が、一冊の中に詰まっている。 ――中島岳志さん(2021年6月26日、毎日新聞朝刊)
◎この本の特徴は何度でも読み返したくなる点にある。それは本書が多面的な顔を持つからであろう。パン、ビールづくりの新しい技術論、地域循環の可能性を語る内発的発展論、豊かさとは何かを語る社会論、資本主義の本質を突く経済論、そして地域に根づく新しい家族関係論などである。
――小田切徳美さん(2021年6月19日、山陰中央新報朝刊)
◎その他、日本経済新聞朝刊(2021年7月10日)、「Discover Japan」2021年7月号、「週刊東洋経済」2021年7月10日号、「Meet Regional」2021年8月号、「pen」2021年9月号などでも紹介!
◎「婦人公論」2021年8月10日号、「クロワッサン」2021年8月10日号には著者インタビュー掲載!
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社ミシマ社
- 発売日2021/5/28
- 寸法18.8 x 12.8 x 2.5 cm
- ISBN-104909394516
- ISBN-13978-4909394514
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商品の説明
著者について
渡邉格・麻里子(わたなべいたる・まりこ)
格、1971年東京都生まれ。麻里子、1978年東京都生まれ。 2008年、夫婦共同経営で、千葉県いすみ市に開業。自家製酵母と国産小麦だけで発酵させるパン作りを始める。2011年の東日本大震災の後、より良い水を求め岡山県に移転し、天然麹菌の自家採取に成功。さらに、パンで積み上げた発酵技術を活かし、野生の菌だけで発酵させるクラフトビール製造を実現するため、2015年鳥取県智頭町へ移転。元保育園を改装し、パン、ビール、カフェの3本柱で事業を展開している。著書に『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』(講談社)。
格、1971年東京都生まれ。麻里子、1978年東京都生まれ。 2008年、夫婦共同経営で、千葉県いすみ市に開業。自家製酵母と国産小麦だけで発酵させるパン作りを始める。2011年の東日本大震災の後、より良い水を求め岡山県に移転し、天然麹菌の自家採取に成功。さらに、パンで積み上げた発酵技術を活かし、野生の菌だけで発酵させるクラフトビール製造を実現するため、2015年鳥取県智頭町へ移転。元保育園を改装し、パン、ビール、カフェの3本柱で事業を展開している。著書に『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』(講談社)。
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登録情報
- 出版社 : ミシマ社 (2021/5/28)
- 発売日 : 2021/5/28
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 256ページ
- ISBN-10 : 4909394516
- ISBN-13 : 978-4909394514
- 寸法 : 18.8 x 12.8 x 2.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 49,258位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 1,716位エッセー・随筆 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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ベスト1000レビュアー
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2021年6月5日に日本でレビュー済み
行き詰まる社会において現在資本論についての本が人気ですが、この本と前著でもある『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』を拝読すると、誰もが暮らしの中で悶々としていても表現しづらい事を、自然に寄り添い丁寧なパン作りの実践される中で、社会の流れと現状をよりわかりやすく表現されている。
資本主義や発酵などの枠に収まらずに心豊かな生き方を求めて、ユーモアもたっぷり。
これからを生き抜いていかねばならない時代の人々にこそ是非読んで頂きたい一冊。
資本主義や発酵などの枠に収まらずに心豊かな生き方を求めて、ユーモアもたっぷり。
これからを生き抜いていかねばならない時代の人々にこそ是非読んで頂きたい一冊。
ベスト1000レビュアー
本書の全編に漂うのは渡邉さんご夫婦の幸福感です。
オタクが時間とお金と情熱を引き換えにして追求するものに世間の人が価値を感じるかどうかは問題ではない。
我が道を行くには予想通り苦労や挫折はこれでもか!という程襲い掛かってきますが、それすらも難しいタスクの一つと考えてクリアできる方法を模索する。そしてその過程を楽しむ。
こうやって積み上げてきたものが「幸福な人生」として花開く様を感じることができました。
オタクが時間とお金と情熱を引き換えにして追求するものに世間の人が価値を感じるかどうかは問題ではない。
我が道を行くには予想通り苦労や挫折はこれでもか!という程襲い掛かってきますが、それすらも難しいタスクの一つと考えてクリアできる方法を模索する。そしてその過程を楽しむ。
こうやって積み上げてきたものが「幸福な人生」として花開く様を感じることができました。